川崎市宮前区で、
不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。
田園都市線梶が谷駅から、
鷺沼駅行バスで10分、
東横線武蔵小杉駅から
野川台公園行バスで20分
上野川のバス停付近で、
個人の古物商として活動しています。
いつかの夕方のニュースをチラ見したときに、
店舗買取業者が着物を買取していました。
20着近く出しても、やはり売れるものは2着。
今回は、着物の素材や種類ごとのうるコツなどを、
深堀りします。ひょっとしたら、高いものあるかもしれません。
着物の種類と相場について
まずはかつて日本人の大半が着ていた、
着物の種類と特徴についてまとめます。
1. 振袖(ふりそで)
未婚女性の晴れ着として代表的。袖が長く華やか。
成人式・結婚式などで使用。
中古でも人気が高い。
西陣など有名どころも数多く、存在します。
2. 訪問着(ほうもんぎ)
礼装・準礼装として、
幅広い場面で使える上品な着物。
柄が身体に続くように入る、
付け下げよりやや格式高め。
中古でも需要が高い。
ある意味定番の着物と言えます。
3. 留袖(とめそで)・黒留袖
既婚女性の最も格の高い正式礼装。
家紋ありの黒留袖は特に格式がある。
たまに、びっくりするくらい高いものがあります。
4. 小紋(こもん)
気軽に着られる柄物の着物。
日常的・お出かけ用としての位置づけ。
このあたりから、市場に数が増えるので
なかなかいいものに出会いづらくなります。
5. 紬(つむぎ)
素朴な織りの生地。
産地物(大島紬・結城紬など)はブランド価値が高い。
フォーマルよりカジュアル寄りだが需要あり。
この前のテレビでも、2番目に高い買取額を叩き出しました。
6. 羽織 / はおり・道行コートなど
着物の上に羽織るもの。単体でも売れる。
良質のものは高値になることも。
このあたりは、今の服でも代用ができるので、
一般的な着物と分類されます。
ココからは売りづらい品物について
7. 礼服(着物の喪服/和装礼服)
和装の喪服(着物の黒喪服等)は需要が低いです。
特に家紋入りだと、さらに売れにくくなる傾向があります。
📌 理由
和装の喪服は「家紋」が入っていることが多く、
購入者が着用する際に家紋の入れ替えが必要 →
追加費用がかかるため中古需要が低いです。
逆に、現代の礼服は一定の需要があります。
8. 長襦袢(ながじゅばん)
📊 市場価値(売れる価格の目安)
長襦袢は単体での需要がやや低いですが、
素材が正絹(シルク)で状態が良いものなら
5,000円前後〜1万円超で売れるケースもあります。
ほぼ下着なので、仕方がないです。
しかし、良い長襦袢と着物の組み合わせは、
プラスとなることがあります。
👘 3. 浴衣(ゆかた)
浴衣は元々カジュアル・季節物のため、
査定額は比較的低めです。
一般的な中古浴衣の買取例では、
数千円〜1万円未満が多いケースが紹介されています。
ユニクロなども出しているくらい、
今唯一とも言える現在進行系で、
着られている着物です。

着物の素材と高い値段について
着物は素材ごとに、
中古相場の桁が変わることがあるのが
特徴です。
中古相場が高い順素材ごとに、
特徴などをまとめます。
🧵 素材別:高値で売れる順(目安)
着物の価値に最も影響するのが素材です。
以下は”一般的な中古市場での高値順(素材の価値の高さ)”です。
1.正絹(しょうけん・絹100%)
正真正銘のシルク。光沢・質感・染めの乗りが格段に良い。
フォーマル着物や伝統工芸品の多くが正絹。
2.伝統的工芸織物(産地物)
大島紬・結城紬・本場奄美大島紬・八重山上布などは別格の価値。
特に本場奄美大島紬は非常に高値になる場合もある。
3.麻(リネン・苧麻など)
上布(じょうふ)、八重山上布、宮古上布などの伝統麻も人気。
4.ウール
シルクほど高くはないが、季節物として根強い。
5.木綿(コットン)
浴衣などカジュアルなもの。値段は控えめ。
6.ポリエステル・化繊
手入れが簡単だが市場価値は低い。
👉 高値になりやすい順(素材中心)
→ 正絹(特に伝統工芸) > 麻(伝統的上布) > ウール > 木綿 > 化繊
💎 高い着物とは?条件と魅力(何が評価されるか)
中古市場やアンティーク市場で、
高価格で取引されやすい着物の特徴は次の通りです。
✅ 1. 正絹・伝統工芸証紙付き
絹100%である証紙、高級産地の証紙があると評価が高まる。
大島紬、結城紬、本場奄美大島紬などはブランド力が強い。
✨ 魅力:艶やかな光沢、長く着られる耐久性、着物本来の風合い。
✅ 2. 有名作家・伝統技法(友禅・手描き染め・刺繍)
手描き友禅、加賀友禅、本加賀友禅など名前のある技法・作家。
手描き・手刺繍の細かさは査定でプラス。
✨ 魅力:一点物の芸術性、歴史・文化的価値。
✅ 3. 正式礼装・格式高い種類
黒留袖・振袖・訪問着など、フォーマル需要の高い着物は人気。
✨ 魅力:結婚式・式典で使えるため中古需要が強い。
✅ 4. 保存状態が良い
シミ・色褪せ・虫食いがないもの。
保存状態で価格帯が大きく変わることが多い。
✨ 魅力:即戦力で使える美品として評価される。
✅ 5. アンティーク・年代物(希少性)
大正・昭和初期など古い時代のものでも、
時代性やデザイン価値で高騰するケースあり。
特に古典柄や珍しい工程のものはコレクター需要がある。
✨ 魅力:文化財的価値・希少性。
📈 まとめ:高く売れる着物の“目安”
| 項目 | 高評価ポイント |
|---|---|
| 素材 | 正絹・伝統工芸 |
| 技法/作家 | 手描き・友禅・有名作家 |
| 種類 | 黒留袖・振袖・訪問着 |
| 状態 | 無傷・色褪せ無・保存良 |
| 希少性 | 年代・希少柄・産地 |
着物のサイズと相場高く売るコツについて
どこかでお話したと思いますが、
とある古物市場にて西陣織の1000万円する
超高額な着物が出品されました。
しかし、不動産レベルの価格の着物を取り扱う、
一流の市場にかかわらず、
小さいため落札相場が35万となりました。
大きさは、大切です。
👘 ① 着物の「大きさ」は値段に影響する?
中古の着物市場では、
サイズが大きめのものほど需要が高く、
査定額が高くなる傾向があります。
📌 理由
着物は身長に合わせておはしょり(折り返す部分)の長さで調整するため、
大きいサイズの方が多くの人に合わせやすい。
特にアンティーク着物は戦前〜戦後の日本人の平均身長が低かったため、
現代の平均身長に合う大きめサイズは希少価値が高いと評価されることがあります。
一方、サイズが小さすぎると着るのが難しく、
需要が低くなるので査定が低くなる傾向があります。
📏 サイズが価値に影響しやすい例
女性用着物の中でも、
身長160cm以上相当の長さは、
中古市場で比較的需要があるとされます。
📦 ② 着物をきれいに保管する方法(長期保存のコツ)
着物は繊細な素材なので、
正しい方法で保管することが価値を守る一番のポイントです。
以下はプロ/専門店でも推奨される方法です:
✅ 1. まずは きちんとクリーニング
着用後は汚れや皮脂、汗を放置しないこと。
油汚れは布を劣化させます。
✅ 2. 適した場所に保管する
涼しく・暗く・乾燥した場所が理想。
湿気や直射日光は色褪せ・カビの原因になります。
室温はおよそ15〜22℃、湿度は40〜60%が目安です
(湿度が高すぎるとカビ、低すぎると繊維が乾燥)。
✅ 3. 着物は 畳んで(たとう紙)保存
着物は専用の折り方(伝統的には「たとう紙」ごと折る方法)が推奨されます。
“「たとう紙」”や酸性のない紙で、
包むことで湿気や埃から守れます。
紙は湿気を吸収するので、
1〜2年ごとに新しいたとう紙に替えるのが良いです。
✅ 4. 風通しをしたり、時々空気に触れさせる
長期保管でも 数か月に一度軽く風通し をすると湿気がこもらずカビ予防になります。
✅ 5. 防虫対策をする
防虫剤やシダーウッド(杉/ヒノキ)などの天然防虫材を、
近くに置くと虫食いを防げます。
✅ 6. 空気がこもらない入れ物を使う
ポリ袋や密封袋はNG(湿気が溜まりやすくカビ・変色の原因)です。
風通しのある”たとう紙 or 布製カバー+木箱(桐たんすなど)”が最適。
🧠 まとめ:サイズと保管による価値アップ
🌸 サイズ
→ 大きい着物は調整しやすく需要が高く、
価値が上がりやすいです。
🌸 保管方法
→ 湿気・直射日光・虫の害を避け、
適切な方法で折りたたむことで素材を長持ちさせ、
査定前の状態を維持できます。

着物を現在の住環境できれいに保管する方法
着物はかつては、桐ダンスや婚礼タンスなど、
専用の家具が存在していました。
しかし、それらは現在の住環境において、
その大きさなどからどんどん捨てられています。
そこで、もし今あなたが住んでいるお宅で、
着物をきれいに保管する方法について、
まとめます。
🌿 オススメの保管場所(自宅内)
✅ ① クローゼットの中(湿気が少ない場所)
直射日光が当たらず、風通しの良い場所が理想です。
浴室やキッチンに近いクローゼットは、
湿気が高くなりやすいので避けましょう。
👉 例えば:
寝室の奥まったスペース
廊下や部屋の角(直射日光のない場所)
エアコンが効いて安定した温度の部屋
✅ ② 桐たんす・桐箱
着物の収納では伝統的に桐(きり)たんす/桐箱がベストとされています。
桐は調湿性(湿気を調整する力)があり、
虫避けの効果もあります。
✔ ポイント
着物をたとう紙で包んでから入れるとさらにカビ・汚れ予防になります。
✅ ③ 風通しの良い引き出しや棚
クローゼット内の引き出し、チェストの中もOK。
風が停滞しない場所を選ぶのが重要です。
空気がこもる狭いスペースは避けましょう
(とくに湿気の多い時期)。
❌ 避けたほうが良い場所
以下は着物の劣化につながりやすいので、保管場所として不向きです:
🚫 湿気の多いバスルームやトイレ横の収納
🚫 キッチン付近の収納(温度変動・湿気が多い)
🚫 ベランダ近くや窓際(直射日光による色褪せ)
🚫 床下・押し入れ・屋根裏など、
温度湿度差が大きい場所(カビや虫食いのリスクが高い)
🧠 理想的な環境条件
着物が長持ちするためには、場所だけでなく環境条件も大切です:
🌡️ 温度:15〜22℃前後(穏やかで安定した室温)
💧 湿度:40〜60%程度(多すぎるとカビ、低すぎると乾燥で繊維が脆くなる)
🔆 光:直射日光・強い室内光は避ける
♻️ 空気:時々換気や風通しを良くする
🧰 収納方法も環境選びと同じくらい大事
ただ場所を選ぶだけでなく、
✅ 着物をたとう紙で包む
✅ 通気性のある箱(桐箱/通気穴付きボックス)を使う
✅ プラスチックや密閉袋は極力避ける(湿気の籠もりに注意)
という点を組み合わせると、より良い結果になります。
✨ ちょっとした工夫で価値キープ!
✔ 定期的に虫干しや空気の入れ替えをする
✔ 湿気の多い季節は除湿機や除湿剤を活用
✔ 着物同士を詰め込みすぎない(通気が重要)

着物にまつわる中古相場について
いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。
“着物”で検索しました。
取引数は285,090件、最高 770,000円 平均 3,420円でした。
最高落札された品物は、藤谷るみ子作の着物です。
アイヌ調のデザインをあしらった個性の塊です。
eBayでも”kimono”で検索しました。
Seller数は609、Ave(平均)$18.05、max(最高)$2,337.50でした。
最高落札された品物は、豪華な打ち掛けです。
結婚式など本当の晴れ舞台専用の、
本物の逸品です。
当社にて着物を高く扱うコツ
ここで10年以上のキャリアで得た経験を元に、
着物は高く売れるのか?
を考察します。
結論から言いますと、母屋レベルで蔵がある。
もしくは、母親やおばあちゃんが和裁の心得がある上で、
着物を集めている人の家なら、チャンスはあります。
また、デパートの催事で作家がデザインした、
ある意味本物の浴衣を買ったり、
清水の舞台から飛び降りる気持ちで、
成人式の着物を仕立てた場合なら、
しみがあっても、
10万単位で売れる可能性があります。
逆に、それ以外の場合はまとめ売りで、
生地として売るorジモティーでただで渡すが
一番後腐れがないと思います。
まとめ
着物は沢山の人が、
夢を持っていて夢破れている分野だと思います。
それでも、日本の文化を守る意味でも、
今後は着物を出張買取、オークション代行します。
たくさんの着物の処分したい場合も、
気軽にお申し付けください。
一緒に、最善の策を考えましょう。