実は奥が深い家電、炊飯器。今回は、ビンテージから最新まで小気味よく売れる、炊飯器について深堀りします。海外でももちろん大人気です。

川崎市宮前区で、

不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。

田園都市線梶が谷駅から、

鷺沼駅行バスで10分、

東横線武蔵小杉駅から

野川台公園行バスで20分

上野川のバス停付近で、

個人の古物商として活動しています。

最近片付けを手伝った家から、

懐かしい炊飯器が2つ出てきました。

今回は日本人の根幹を支える家電”炊飯器”の歴史と、

有名な炊飯器メーカーについて、

深堀りしてゆきます。

今回救出した炊飯器2個

数十年間の眠りを経て、

自分のもとにやってきた2つの炊飯器。

どちらも、雰囲気からかなり古い品物であることが、

想像できます。

現在オークション中ですので、

気軽にお申し付けください。

– Rinnai RR-05VN RN-310DB ガス炊飯

“こがまる”という名前で、

今でも作り続けられています。

メーカーはガスを知り尽くした”Rinnai”が、

満を持して送り出した逸品です。

都市ガスを使うので、

気軽に頼れる逸品です。

ほぼ未使用 Rinnai RR-05VN RN-310DB ガス炊飯器…

– 東京ガス 保温式ガス自動炊飯器 KG-S

こちらも推定80年代よりも前と、

推測される逸品です。

ガスは、少しむずかしいようですが、

使いこなせれば、

優しい炊き加減となるようなので、

チャレンジする価値はあります。

未使用 東京ガス 保温式ガス自動炊飯器 KG-S 2L …

炊飯器の歴史

炊飯器の歴史について、

まとめます。

ちなみに1920年代に電気釜が登場しても、

おそらく60年代くらいまでは、

田舎では土間にかまどの黄金コンビで、

ご飯を炊いていたと思われます、

[炊飯器の歴史]

1920年代:電気釜の登場

1924年(大正13年)、

現在の炊飯器の前身となる「電気釜」が登場しました。

​これは、ヒーターの上に釜を乗せて加熱するもので、

当時は主に船舶用として使用されていました。 ​
これで、いつでもあったかいごはんを、

たらふく食べられます。

1950年代:自動式電気釜の普及

1955年(昭和30年)に、

日本初の自動式電気釜が発売されました。​

この「三重釜」と呼ばれる製品は、

炊飯が終了すると自動的にスイッチが切れる仕組みで、

内釜の外側にも水を入れる構造が特徴でした。

まさに、自動でお米を焚けて、

自動で切れる。

今の炊飯器の原型ができました。 ​

1970年代:保温機能の進化

1972年(昭和47年)、

炊飯機能と保温機能を一体化した、

「ジャー炊飯器」が登場しました。

​これにより、炊き上がったご飯を別の容器に、

移し替える手間が省け、

長時間の保温が可能となりました。 ​

1980年代:IH炊飯器の登場

1988年(昭和63年)、

電磁誘導加熱(IH)方式を採用した炊飯器が発売されました。

​IH技術により、鍋自体が発熱し、

強火で均一に加熱することで、

ご飯をよりおいしく炊き上げることが可能となりました。 ​
これくらいから1時間位で、

どこでも美味しいお米を、

保温することも可能となりました。

現代:多機能・高性能化

現在の炊飯器は、

マイコン制御や圧力IHなどの技術を搭載し、

多彩な炊飯メニューや、

炊き分け機能を備えています。

​また、デザイン性や使いやすさも向上し、

ユーザーの多様なニーズに応える製品が、

数多く登場しています。​

[炊飯器を選ぶコツ]

炊飯器の進化を知ることで、

ご自身のライフスタイルや好みに合った製品を、

選ぶ際の参考になるでしょう。

最新の技術や機能を備えた炊飯器を選ぶことで、

毎日の食卓がより豊かになることと思います。

有名炊飯器メーカー5選

炊飯器は日本人の心を、

感じさせる定番の家電です。

この章では、炊飯器を作る定番の家電メーカー5選を、

紹介します。

1.象印マホービン株式会社(Zojirushi Corporation)
1918年に大阪で創業された企業で、

保温瓶や炊飯器などの家庭用調理器具を製造・販売しています。

IH炊飯ジャーなど、高品質な炊飯器で知られています。

炎舞炊きは、一度は聞いたことだと思います。

2.タイガー魔法瓶株式会社(Tiger Corporation)
1923年に大阪で創業された企業で、

魔法瓶や電気ポット、炊飯器などの製造・販売を行っています。

土鍋を使用したIH炊飯器など、

革新的な製品を提供しています。

「タイガーマイコンジャー~。炊きたて!」というフレーズ、

今でも耳に残っています。

3.東芝ライフスタイル株式会社(Toshiba Lifestyle Products & Services Corporation)
東芝グループの一員で、

家庭用電化製品の製造・販売を行っています。

真空技術を採用した高級炊飯器など、

多彩なラインナップを展開しています。

地味に売りやすい、炊飯器を作っています。

4.シャープ株式会社(Sharp Corporation)
1912年に創業された総合電機メーカーで、

液晶ディスプレイや家電製品を製造しています。

パン調理機能を搭載した小型炊飯器など、

ユニークな製品を提供しています。

実はSHARPも作っていました。

スタイリッシュな見た目は、

さすがSHARPです。

5.パナソニック株式会社(Panasonic Corporation)
1918年に創業された総合電機メーカーで、

幅広い家電製品を製造・販売しています。

独自の「おどり炊き」技術を採用した炊飯器など、

高性能な製品を展開しています。

パナソニックも気軽に使える、

炊飯器を作り続けています。

ハイエンド家電メーカーバルミューダとアラジンの炊飯器

最近トースターだけで数万円で販売している、

高級家電メーカーが複数存在しています。

そんな高級家電メーカーである、

BALMUDAとAladdinが、

生み出した炊飯器(のようなもの?)を、

まとめます。

BALMUDA:

“BALMUDA The Gohan”

蒸気でご飯を優しく炊き上げる、

逸品です。

みためもBALMUDAらしい、

スタイリッシュな見た目をしています。

定価:49,500円

Aladdin:

アラジン グラファイト グリル&トースター

トースタのくせに、なんと専用の容器をつかえば、

ご飯がたけます。

なぜトースターにしたのかわかりませんが、

なんだかAladdinのパンへの執念すら感じます。

定価:22000円

炊飯器の中古相場

いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。

“炊飯器”(アンティーク)で検索してみました。

アンティークなものは、

取引数は46件、平均 2,181円、最高 10,275円でした。

最高落札された品物は、

ナショナルの炊飯ジャーとなります。

まさに昭和レトロな名作です。

つづいてすべての”炊飯器”で、

検索してみました。

取引数は13,675件、平均 8,601円、最高 462,000円でした。

最高落札された品物は、業務用のライスロボです。

おそらく回転寿司チェーンで、

使われる、本物のプロの道具でした。

ちなみにeBayでの相場も調べました。

“rice cooker”というらしいです。

Seller数は3,471件、Aveは$66.28、maxは$1,925.00でした。

やはり業務用ですが、2番目に高い

象印のNH-GE36は、1300ドル超えの圧倒的高値。

まさかこれを家庭用にしようとしていませんよね、、、。

まとめ

炊飯器はやることは、ご飯を炊くから

他の調理に使うに進化しています。

しかし、やることのメインは全くぶれていない

王道の家電だと思います。

海外でも、大人気な炊飯器。

当社でも日本国内外でオークション代行します。

もちろん出張買取もしますので、

気軽にお申し付けください。