川崎市宮前区で、
不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。
田園都市線梶が谷駅から、
鷺沼駅行バスで10分、
東横線武蔵小杉駅から
野川台公園行バスで20分
上野川のバス停付近で、
個人の古物商として活動しています。
自分の顧客の中に、
20年以上の付き合いがある、
自転車屋から、色々と品物を預かっています。
もちろんクランクやSTIなど、
コンポーネントも預かります。
今回は、ロードなどに欠かせない、
コンポーネントについてまとめます。
自転車における最重要パーツ、コンポーネントとは
ロードバイクなどを構成する重要な、コンポーネント。
まずは、大事な各パーツたちをまとめます。
なお、今回はホイールなどをのぞいて、
駆動系についてまとめます。
ドライブトレイン(駆動系)
一般的に、コンポーネントと呼ばれる部分です。
クランクセット:
ペダルとチェーンリングが付いた部品。
ギア比や剛性が性能に影響。
初心者はギアが三枚のトリプル。
少し慣れたら、ギアが2枚のダブルを選びます。
また、左右のクランクを結ぶ、
BB(ボトムブラケット)についても、
一体型のホローテックというものも存在します。
フロントディレイラー:
前のギアチェンジを行う部品。
ダブル用、トリプル用があるので、
買うときは気をつけましょう。
リアディレイラー:
後ろのギアチェンジを行う部品。
こちらも、SS、GSと大きさが違うので、
気をつけて買いましょう。
チェーン: ペダルの力を後輪に伝える。
チェーンリンクをつけると、
簡単に着脱出来ます。
カセットスプロケット:
後輪のギア。ギアの枚数に応じて、
何速と表記します。
例:ギア9枚=9速
シフター(変速機):
ハンドルに取り付け、
ギアの変速を行うためのレバー。
一体型のSTIと変速機のみのシフター
(マウンテンバイクや一部のクロス)に、大別します。
コンポを提供している会社3選
コンポーネントは、世界各国で作られています。
日本国内外の主なコンポーネントを使っている、
メーカーをまとめます。
三大メーカー
シマノ: コストパフォーマンスが良く、
種類が豊富。今や世界一のメーカーと言っても
違和感がないです。釣具なども出しています。
スラム(SRAM): 軽量で革新的な技術を採用。
海外では、未だに安価かつ
頼れるコンポーネントを作り続ける、
メーカーです。
カンパニョーロ: 高級感とデザイン性が魅力。
かつては、カンパ専用のアイテムも多いですが、
いまやシマノ互換も多く、共存の道を歩んでいます。
その他クランクなどを作る日本メーカー
サンエクシード (SunXCD):長野拠点のメーカー。
あえて、デザインをビンテージに寄せているので、
古い自転車愛好家も満足。
京王精工 (Sugino – スギノ):かつてはSHIMANOと双璧をなしていた、
古強者。いまでも、固定ファンが居る名ブランド。
世界メーカーSHIMANOが出しているコンポ
今回はSHIMANOで提供されている、
主なコンポーネントを紹介します。
– DURA-ACE(デュラエース) R9200シリーズ
シマノコンポーネントのフラッグシップモデル。
プロレースでも採用される最高峰の性能を誇ります。
特徴:
すべての部品において、
軽量化と高剛性化が追求されており、
ペダリングパワーをロスなく伝達できます。
もちろん、 シマノが誇る最新テクノロジーが惜しみなく投入され、
変速性能、ブレーキ性能、耐久性など、
あらゆる面でトップレベルを誇ります。
プロレベルのレースで、
勝利を目指すライダーにとって、
なくてはならない存在です。
-ULTEGRA(アルテグラ) R8100シリーズ
DURA-ACEに次ぐ高性能モデルです。
レース志向の強いアマチュアライダーからプロライダーまで、
幅広い層に支持されています。
特徴:
DURA-ACEとほぼ同等の性能を持ちながら、
価格を抑えたモデル。
軽量性、剛性、耐久性、変速性能など、
すべての要素において高いバランスを、
維持しています。
DURA-ACEほどの高価なコンポーネントは必要ないけれど、
高い性能を求めるライダーにおすすめのコンポです。
– 105 R7100シリーズ
近年、大幅に性能が向上し、
エントリーモデルからミドルグレードへと
大きくステップアップしたモデルです。
特徴:
DURA-ACEやULTEGRA譲りの技術が採用され、
2つのグレードに負けない、高いレベルの性能を実現。
価格を抑えながらも、
十分な性能を備えているため、
コストパフォーマンスに優れる。
レースだけでなく、ロングライドやツーリングなど、
様々な用途に適している。
ロードバイクを本格的に楽しみたい初心者から、
より高いレベルを目指す上級者まで、
幅広い層に支持される。
– Tiagra(ティアグラ)
特徴:
105の下位グレードです。
コストパフォーマンスに優れ、
エントリーモデルのロードバイクによく採用されます。
10速または11速に対応していますが、
重量はやや重めです。
変速性能は105に比べるとやや劣るが、
十分な実用性を誇ります。
一部の古いモデルで、
他のコンポと組み合わせて使うことも
可能です。
– Sora(ソラ)
Tiagraの下位グレード。
主にお求めやすい、
クロスバイクやフラットバーロードに、
採用されます。
9速に対応していて、
重量はさらにやや重め
変速性能はTiagraに比べるとさらに劣るが、
通勤や街乗りには十分
– Claris(クラリス)
Soraの下位グレード。
主にシティサイクルや、
有名メーカー以外の
スポーツバイクに採用されます。
特徴:
8速に対応
重量はやや重め
変速性能は、Soraに比べるとさらに劣る
Tourney(ターニー)
特徴:
シマノコンポーネントのエントリーモデル。
主にシティサイクルやスポーツバイクに採用されます。
特徴:
7速または8速に対応
重量はやや重め
変速性能はClarisに比べるとさらに劣る
コンポーネントの選び方
ロードバイクを乗るときに見てほしいのが、
コンポーネントです。
先ほどまとめた3つのコンポーネントについて、
選び方をまとめます。
DURA-ACE:プロレーサー、勝利にこだわるアマチュアレーサーなど”上級者”。
ULTEGRA:レース志向の強いアマチュアレーサー、高性能を求めるライダー。レースでも戦えます。
105:レースからロングライドまで楽しみたいライダー、入門者から上級者まで幅広いです。このあたりなら、草レースで気軽に楽しめるレベルです。
ちなみに、以下のグレードのコンポーネントは、
Di2と呼ばれる電動コンポーネントが存在してます。
105を例にすると、機械式は8万円くらいで手に入るのに、
Di2としては20万円を超える価格を誇ります。
特徴としては、Di2はとにかく素早い変則が出来ます。
弱点としては、バッテリーで動くので、
バッテリー切れするおそれがあります。
ちなみに、バッテリー切れすると、
ギアが固定されます。
コンポーネントの中古相場
いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。
“コンポーネント シマノ”で検索しました。
取引数は138件、平均 35,478円、最高 446,737円でした。
最高落札された品物は、Di2の105コンポを装備した、
PINARELLOのX3でした。
105でも、このレベルの自転車に装備できるのは、
さすが世界のSHIMANOです。
まとめ
自転車を乗り続けて10年以上。
やはりちゃんとしたロードバイクには、
必ずと行ってもいいほど、
SHIMANOのコンポが付いてます。
当社でも、SHIMANOのコンポの取り扱いは、
自信があります。
気軽に出張買取、オークション代行を、
お申し付けください。