再び行ってきた海南市の聖地、因数3。その周囲の街について、そして新たに歴史に幕を下ろすレトロゲーム店についてもまとめ。

川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。田園都市線梶が谷駅から、鷺沼駅行バスで10分、東横線武蔵小杉駅から野川台公園行バスで20分上野川のバス停付近で、個人の古物商として活動しています。

先日24日ですが、暑い中関西のレトロゲーマーの聖地因数3(インスウスリー)に行きました。今回も、このお店を始めとして、周囲の街の紹介もします。

あわせて、レトロゲーマーの聖地とも言えるお店が惜しまれつつ閉店したので、軽く触れます。

今年も行った因数3と海南駅について紹介

暑い中また和歌山の厚いお店、因数スリーに行ってきました。

このお店は、門構えから違います。一見すると、なんのお店かちょっとわかりません。

しかも、入口から一気に地下に潜る今はなかなか見られない間取り。

初心者は入りづらいかもしれません。

しかし、中に入るとまだまだめずらしいゲームソフトがザクザク出てきます。

意外とDreamcastとPCエンジンのコーナーが充実しています。

おそらく、2つ合わせたらラックひとつ分くらいはありそうです。

また、奥には大人なゲームコーナーも鎮座しています。

一部90年代と思われる古いソフトも沢山あります。

もちろん、スーパーファミコンやファミコンなど、

王道のレトロゲームもたくさんあります。

去年の段階で、在庫の8割以上が売れたとのことですが、

まだまだめずらしいソフトを見つけました。

特に”ファイナルファイトガイ”の美品は、珍しいなと思いました。

30分ほどですが滞在して、PS1のバイオハザード、絶体絶命都市2を購入し退店。

また、近いうちに来店したいと思います。

因数3のホームタウン海南駅についても紹介

この因数3がある海南市についても、軽く紹介します。

この街は、和歌山市から電車で約10分位のところにあります。

海も山もある街です。

地元では有名な、マリーナシティが近くにあります。

ここからバスも出ていたので、海南駅に戻る際に利用しました。

海南市は、黒江を中心とした漆器の街としても有名です。

黒江といえば、甲子園ファンおなじみな、智弁和歌山高校が有名です。

しかし、黒江塗という漆器を作り続ける伝統工芸の街という

側面もあります。

なので海南駅では、巨大な漆器のお盆が、お出迎えしてくれます。

[海南駅周辺]

本当にこの街は、因数3を含めて、80年代のまま時が止まったかのような町並みです。

まず、この街の周辺には、多くの古いビルが多くあります。

しかし、その半数位がテナントが募集中の看板が掲げられています。

しかし、少し歩くと都会の象徴?”Starbucks”がある、海南nobinosがあります。

この施設は、図書館で窓から、チラホラと子供の姿が見えました。

何故なのかなと、少し疑問に思って、調べてみました。

[実は日本のキッチンなどを支えている]

実は、この街は漆器を作っている頃から、日本の日常を支えている街です。

近年プラスチックに大半が置き換わっても、それは変わらずです。

特に炊事、洗濯、トイレ、風呂など水回り品家庭日用品は、

国内生産8割ほど。

やすさだけでは、海外勢には勝てないので創意工夫で生き残っています。

実は、働く場もあり、今後も生き残ろうと必死に頑張る街なのです。

あのDOMDOMも生き残っている貴重な土地です。

レトロゲームショップの現状

去年も書きましたが、年々日を追うごとにレトロゲームの聖地が減っています。

今年に入って、秋葉原の一部末広町駅近くにあった、

レトロゲームショップ”フレンド”が閉店しました。

あの秋葉原でさえ、厳しい風にさらされています。

あのレトロゲームなどを取り扱う、大手駿河屋は2023年ですが、

前年比売上費17%でしたが、最終的利益は49%減と苦戦を強いられています。

しかし、今年に入り静岡に大型の店舗を作ったり、

インバウンドの風をうまく捕まえて店舗拡大をしているので、

まだまだ戦い方はあると思います。

レトロゲームの中古相場

いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。

取引数は23,384件、平均 7,441円、最高 2,102,000円でした。

最高落札された品物は、あのPanasonic 3DOのプロトタイプの本体です。

幻のソニーと任天堂の合作が3000万円以上になるなど、

まだまだ未知の開発機が出てくると思われます。

まとめ

今年もまだまだ元気に営んでいる、因数3。

しかし、いつまでもお店があるとは限りません。

以前の台風で浸水したときは、かなりの被害が出たようです。

土日のみ営んでいるので、帰る前にシャッターを降ろして、

さらに目張りして帰宅するとお店の主が話していました。

当社も、買取を頑張りレトロゲームを本当に欲しい人のもとに、

届けたいと思います。

買取は随時募集中です。気軽に、お申し付けください。