いよいよ佳境。パリオリンピックロードレース開催!そのルールと魅力そして、どんなメーカーのロードバイクに乗っているか深堀りします。

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間もなく中日を過ぎようとしているパリオリンピック。いよいよ今日8/3はロードレースが行われます。日本からは、あの新城幸也選手が出場します。今回は、このオリンピックロード競技の魅力を深堀りします。

パリオリンピックロードレース競技概要

本日パリオリンピックロードバイク競技が、開催されます。今回は、総距離男子273km、女子158kmからなる長距離コースで行われます。

今回は、日本からあのプロロードレーサーとして、ツール・ド・フランスなどで活躍している日本のレジェンド”新城幸也選手”が出場します。

今回のコースの特徴:全体として起伏が多く、パリのモンマルトルへの最後のテクニカルな登り、トロカデロ広場のフィニッシュ前の石畳とつづら折り区間があるなどテクニカルなものとなっています。噂ですが、比較的逃げが有効との情報もあるので、かつてツールで200キロ近く大逃げした新城選手には多少有利なコースとも言われています。彼以外にも、ツール・ド・フランスなど大きな大会で活躍している選手も出場するので、最後まで目が離せないです。

オリンピックのロードバイク競技について解説

オリンピックのロードレースーの概要についてまとめます。基本各国団体戦でもあり、個人戦でもある熱い展開が盛り込まれています。

主なルールと、ロードレース上で使われるわかるとより楽しめる用語を解説します。

ルール:

距離: コースの長さは、男女、開催地によって異なりますが、今回は273キロに渡る長丁場です。
ゴール: もちろん、全選手中一番早くゴールテープを切った選手が金メダルとなります。
チーム戦の側面: 各国代表チームで出場しているので、エースをどこまで補うかなど、チーム戦略も勝敗を左右します。
集団走行: 選手たちは集団で走行し、空気抵抗を減らして体力温存を図ります。ここから飛び出した瞬間のスプリンターは、時速は80キロ以上のスピードを出せます。
スプリント: ゴール前など、勝負所で集団から飛び出し、スプリントで勝利を目指します。ラスト10mまで目が離せません。接戦の場合は、最後にロードバイクを前に放り投げます。

おもな用語と戦略など
集団走行:
ペロトン: 大集団のことをペロトンと呼びます。ここでいい位置取りをするのが選手の最初の仕事となります。
エシェロン: 横一列に並ぶ走行形態で、横風の影響を減らします。大平原を走るときに見られます。
ブレイクアウェイ: ペロトンから数人の選手が抜け出すこと。どこで誰が飛び出すのかを、予想するのが楽しみのひとつです。
タイムボーナス: 中間地点や山岳頂上などで、先着した選手にタイムボーナスが与えられることがあります。ちなみにツールでは、山岳賞という物もあり特別なジャージももらえます。
山岳ポイント: 山岳区間では、山岳ポイントが設定されており、これを獲得した選手にポイントが与えられます。総合優勝を争う上で重要な要素となります。
テクニカルなコース: 石畳区間や急勾配など、テクニカルなコースが設定されることも多く、選手の技術力が試されます。

チーム戦略:
エース: チームで最も総合優勝を狙う選手。ツールでもオールラウンダーとよばれ花形選手です。
アシスト: エースをサポートし、風よけや給水などを行う選手。彼らの活躍がエースを高みに登らせます。
チームオーダー: チーム内で役割分担を行い、総合的に勝利を目指します。大胆な起用が戦いの鍵となります。

ロードバイク競技の歴代メダリスト

ここで、歴代金メダリストについてまとめます。

エディ・メルクス(ベルギー):
1968年メキシコシティオリンピックで金メダルを獲得。
20世紀最強と言われる、ロードレース選手の一人。
ツール・ド・フランス5回、ジロ・デ・イタリア5回、ブエルタ・ア・エスパーニャ1回など、グランツールを合計11回制覇するなど、数々の偉業を達成。プロ・アマ問わず数多くの栄冠をもつ伝説の選手です。

アレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン):
2012年ロンドンオリンピックで金メダルを獲得。
ツール・ド・フランスの総合優勝経験もあり、オールラウンダーとして活躍。

ちなみに彼は、カザフスタン陸軍に実際に所属している軍人で、階級が大佐ということであだ名が「ヴィノクロフ大佐」もしくは単に「大佐」と言われています。

グレッグ・ヴァン・アヴェルマート(ベルギー):
2016年リオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得。
ツール・ド・フランスなど名だたる大会でも、活躍している一流選手です。

リチャル・カラパス(エクアドル)

2023年東京オリンピックで、金メダルを受賞。

ツール・ド・フランスなどの山岳ステージを得意とする、クライマー寄りの選手です。


オリンピックロードレースが特別な理由

ツール・ド・フランスなどで、同じプロチームで走っている選手たちが、各国に分かれて戦うことになるのが、楽しみの一つです。

また、開催国によってコースが大きく変わるので、スプリント力、登坂力、テクニックなど、様々な能力が求められます。

また、ツールなどのプロチームに所属していなくても、予選を勝ち抜けば出場できる可能性があるのでプロ・アマ問わず門戸が開かれているので、誰が勝つか本当にわからないです。

ロードバイクの中古相場

いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。

今回も、シンプルにロードバイクで検索しました。

取引数は18,415件、平均 23,053円、最高 1,100,000円でした。最高落札された品物は、SPECIALIZEDのS-WorksTarmac2022年モデルです。さすがスペシャといったところです。ひょっとしたら、今回この車体が活躍するかもしれません。

超人たちのスゴ技を見てみた

じつは、2020年の富士スピードウェイにて、ロードレースタイムトライアルを実際に見に行きました。あの一周25キロの距離を2周する内容でした。金メダリストは約50キロを、55分で走り切るとんでもないレースでした。自転車ではなく、普通のスポーツバイクと変わらない迫力と速さで、本物の凄みを感じました。暑い中でしたが、本当に有意義な一日となりました。

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まとめ

超人達のスゴ技をたくさん見れるオリンピック。ぜひこれからオリンピアンを目指す学生さんに見てほしいです。自分の競技はもちろん、それ以外もインスピレーションを得られると思います。もちろん、当社でロードバイク車体や、パーツを出張買取します。気軽に、まとめてください。