金を含む2個。フランス五輪のスケートボードで、日本旋風吹き荒れる。ストリートとオリンピックの競技の違いと、スケボーブランドについてまとめました。

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本日開催された女子スケートボードで、日本代表選手2名がメダルを獲得しました!今回は、いま日本で一番ホットなオリンピック競技である、スケートボードについて歴史とルールそして競技の魅力をまとめました。

オリンピックスケートボードで快挙

フランスオリンピック3日目。スケートボード競技の、女子ストリートが行われました。日本代表の弱冠14歳の吉沢恋選手と、15歳の赤間凛音選手がワンツーフィニッシュしました。

この競技は、競技時間45秒以内に複数のトリックを組み合わせたり、ベストトリートメントという一回の技に集中する時間もあります。途中で転倒したら競技終了となる厳しいルールの中、吉沢選手は終始リラックスした滑りを披露して、思い切った大技「ビッグスピンフリップボードスライド」を、決めました。

この技は、ボードを縦と横に回転させたあとに。レールに飛び乗って滑り降りる大技です。その結果、この日最高得点96.49をあげ金メダルを獲得。2位の赤間選手は、悔しい思いをしていたのが、表彰台の表情ににじみ出ていました。おそらくこの二人が、今後も、女子スケートボード界を、牽引すると思います。

スケートボードの歴史

スケートボードは、1940年代のカルフォルニアが発祥と言われています。波乗りが大好きな若者が、陸地でも同じように遊びたいということで、始まったようです。当時のスケートボードは、単なる木の板に、車輪を付けただけの簡素なものです。

やがて50年代に入ると、ローラーダービー社から「ローラーサーフィン」という製品が登場し、スケートボードの原型が誕生します。ここから、かっこいい本格的なスケボーの歴史が始まりました。

60年代には、ウレタン製の車輪が登場し、滑走性能が飛躍的に向上しました。その結果、サーファーを中心に人気が爆発し、第一次スケートボードブームが到来します。

70年代に、ついにシールドベアリングの採用や、プールを使ったスケートボードが流行し、トリックの幅が広がりました。まさに、今のスケートボード競技の基礎ができ始めています。

80年代に入ると、トニー・ホークやクリスチャン・ホソイなどのカリスマスケーターが登場しました。その結果、彼らを追いかける選手が多く、スケートボードは本格的なスポーツへと発展します。
90年代以降で、ストリートブランドのブームに乗っかる形で、スケートボードがアングラよりから、カジュアルかつスタイリッシュに生まれ変わりました。

そして、先人たちの努力の末、2020年の東京オリンピックでスケートボードがオリンピック種目となりました。

ストリート競技とオリンピック競技の違い

ちなみに、オリンピックとしての種目の前に草競技としてのストリートの違いについてまとめます。

オリンピック競技としてのスケートボード

厳格なルール: 採点基準が明確に定められていて、決められた時間内にいかに難易度の高いトリックを成功させるかが求められます。
専用のコース: ストリートの要素を取り入れつつも、より安全で公平な競技ができるように設計された専用のコースで行われる。
世界最高峰の舞台: 世界中のトップスケーターが集まる、スケートボード界の最高峰の舞台。

ストリートで行われているスケートボード

自由なスタイル: 大会によってルールは様々。しかし、基本的には自分のスタイルで自由にトリックを決め、総合的な技量を競うことが多いです。
ストリートならではのコース:まちなかで行われる、 階段、手すり、ベンチなど、街で見かけるようなアイテムを使ったコースが多いのが特徴。
観客との一体感: 観客との距離がほぼなく、一体感を感じながら滑ることができるのも魅力のひとつです。

スケートボードの有名ブランドと選び方

スケートボードで必須アイテムなスケートボード。デッキという乗る部分や車輪などのパーツを世界中のメーカーがしのぎを削っています。

今回は、5つのスケートボードメーカーを取り上げます。

1.Santa Cruz Skateboards

1970年代から、スケートボードを作り続ける老舗メーカーです。デッキのシェイプやグラフィックのバリエーションが豊富で、初心者から上級者まで幅広い層に人気です。

2.Powell Peralta

スケートボードも作っている中、自身の会社でチームを率いてトニー・ホークなど伝説的なスケーターを輩出したメーカーでもあります。かつての名板の復刻モデルもおしゃれなのも、いい感じです。

3.Element Skateboards

自然をテーマとした、デザインと作りもとくちょうです。自然環境にも積極的に、取り組んでいる会社です。デッキ以外に、アクセサリーやアパレルなども作っています。

4.Baker Skateboards

スケートボードのデッキはもちろん、自身でもトラックやウォールなどコースも作り上げている異色のメーカーです。

5.Chocolate Skateboards

若者を中心に、ポップなデザインが流行しているメーカーです。今後伸びてゆくと思います。

スケートボードの選び方

まずは、買う前にお店で直接ボードを触って試乗しましょう。その際、身長や体格、挑戦したいトリックに合わせたボード選びが、重要となります。

それ以上に、最低限のところは妥協して、一番乗たいデザインで選ぶのもありです。ひょっとしたら、選んだものから、新たなオリジナルなトリックが形作られるかもしれません。

スケートボードの中古相場

いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。

“スケートボード”で検索しました。取引数は11,500件、平均 4,522円、最高 166,100円でした。最高落札された品物は、ビンテージ物のスケートボードです。今後も、バッシュと並んでビンテージが高騰する可能性が高い分野だと思います。

まとめ

今後も、メダルが期待される男子スケートボードも小野寺 吟雲選手や白井 空良、そして堀米雄斗とメダル独占の期待がかかります。それ以上に、のびのびやりたいトリックにどんどん挑戦して、楽しく競技をしてほしいものです。当社では、スケートボードはもちろん、スケボーにまつわるグッズも出張買取します。気軽に、お申し付けください。