無在庫販売って悪なのか?自分の無在庫への見解や法的問題や、できるフリマアプリ出来ないフリマアプリを調べてみた。

川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。田園都市線梶が谷駅から、鷺沼駅行バスで10分、東横線武蔵小杉駅から野川台公園行バスで20分上野川のバス停付近で、個人の古物商として活動しています。

無在庫販売。一般的な手法でしたが、詐欺まがいな出品者のせいで、ネット上でヘイトを向けられている手法となっています。果たして無在庫販売とは問題あるのか?ヤフオクやメルカリなど各フリマアプリでの現状や安全に無在庫を行う方法と自分の無在庫についての見解をまとめます。

無在庫販売について解説

“無在庫販売”とは、販売者が在庫を持たずに販売する手法です。オンラインプラットフォーム間での価格差に注目して、品物を出して販売されたら他のサイトから購入して販売して利益を出します。

最も多い手法が、かつてはeBayやAlibaba、Amazonなど海外から、ヤフオクや日本のAmazonなどで販売するのが一般的でした。近年では、一部規約違反となる場合もありますが、依然として行うIDを見かけます。中には、実店舗の商品の写真を取って、無在庫販売を行う猛者までいます。

しかし、あまり良い印象を持たない人が多いのも事実です。きっかけは、ビフテキ作戦なる出来事です。

[ビフテキ作戦]

かつて、メルカリで軍モノ風のオリジナルピンバッジをハンドメイドしてメルカリで売っていた職人さんがいました。しかし、無在庫転売ヤーに目をつけられ画像そのままで販売されていました。

もやもやした職人さんは、自身の品物を何十万に値上げした上で、自身で購入して転売ヤーを追い詰めはじめました。こんばんはビフテキだとウキウキしながら、作戦を続けた結果、無在庫転売ヤーは垢消して逃亡させました。

今回は、無在庫販売についての解説と、私の考えを述べたいと思います。

無在庫販売の利点と欠点

無在庫販売の利点と欠点について、まとめます。

– 利点

1.在庫を持たずに販売できる。自宅の限られたスペースで販売する際、在庫を抱えると生活スペースが無くなります。そういう点では、お手軽に商売ができます。ちなみに画像は、有在庫な当社となります。

2.売れないリスクが減る。有在庫で行うと品物を購入するために、お金が必要となります。売れない場合はもちろん負債となります。しかし、無在庫販売なら売れてお金が手に入ってから買うのでほぼ問題ありません。

3.ほぼ半自動化な商売が作れる(上級者)。販売についてはほぼネットで解決できるので楽です。中には、自動的に在庫を確認して販売まで行うMaru9などのサービスも存在します。ここに、梱包などを外注化すれば、ほぼ半自動で商売が進みます。

4.在庫管理さえすれば、品揃えを一気に増やせる。品揃えは雑貨などを扱う上で、選ばれる理由となります。なので、はやめにベストなツールを探しましょう。

欠点

1.販売後、在庫切れの恐れがある。せっかく売れたのに、入手先ですでに販売済みとなるとキャンセルせざるを得ない事態に陥ります。繰り返すと、販売先アカウント自体が、垢バンされる危険性があります。

2.無在庫販売より高くなる。中には、急激に需要が伸びて仕入先の金額が高くなって売れる度に赤字を生み出すこととなります。

3.商品の状態が保証できない。これは、ブランド品などで起きることですが、販売先の写真には乗っていないダメージがあって、返品されることもあります。

4.レギュレーション違反で、垢バンされる。法律的には問題ありませんが、ヤフオク・メルカリなどはレギュレーション違反となりアカウントが停止通称”垢バン”されるリスクがあります。中にはその住所や個人情報ではアカウントが取れない、永久垢バンとなることも。1との合せ技で、秒殺される危険性が高まります。

5.ツールを使いすぎると、コストが高くなる。eBayで使えるツールに一定数の販売数で、有料化するツールがあります。気がついたら、赤字となる可能性もあるので、適度に利用しましょう。

無在庫販売の手法

一応無在庫販売を行う際手法についてまとめます。注意点としては、許可されているサイトのみで行ってください。規約で違反されている場合は、垢バンされる危険性が高いです。

1.ドロップシッピング:

概要: 商品を直接仕入れず、顧客が購入した後にサプライヤーから直接顧客に商品を発送する方法。
プラットフォーム: ShopifyやWooCommerceを利用してオンラインストアを構築し、OberloやAliExpressのようなドロップシッピングプラグインを活用する。
利点: 初期投資が少なく、在庫管理の手間がない。
欠点: サプライヤーの品質や納期に依存するため、顧客対応が難しい場合がある。

2.マーケットプレイス利用:

概要: AmazonやeBayなどのマーケットプレイスで無在庫販売を行う方法。
プラットフォーム: Amazon FBA(Fulfillment by Amazon)やeBayのドロップシッピングサービスを利用する。
利点: 信頼性の高いプラットフォームを利用するため、集客がしやすい。
欠点: プラットフォームの手数料が高く、ルールや規約が厳しい。

3.プリントオンデマンド:

概要: Tシャツやマグカップなどの商品にデザインをプリントして販売する方法。
プラットフォーム: PrintfulやTeespringなどのプリントオンデマンドサービスを利用する。
利点: 独自のデザインで差別化が図りやすく、在庫リスクがない。
欠点: 商品単価が高くなるため、利益率が低くなることがある。

これが有在庫の末路、、、www

各フリマアプリでの無在庫販売のレギュレーション

日本国内外で販売できるフリマアプリやサイトでの無在庫販売についての見解をまとめます。国内のサイトは原則無在庫販売は規約違反となります。

サイトアプリ名無在庫販売の可否備考
メルカリ違反する出品時に手元にない事自体が違反。
ヤフーオークション違反するメルカリと同じく顧客満足度を下げるとして禁止
Yahooフリマ違反する出品時に手元にない事自体が違反。
ラクマ違反する出品時に手元にない事自体が違反。
楽天市場原則違反しない一部、審査が必要な商品があるので注意しましょう。
Amazon原則違反出品者の代わりにメーカーや卸業者が購入者宛で直接商品を発送する方法は禁止されていません。
eBay違反しないただし、在庫切れなどでのキャンセルは、アカウトのSEOに悪影響が出るので気をつけましょう。

当社の無在庫販売への見解

無在庫販売への自分の見解を述べたいと思います。自分としては、規約違反とならず在庫が確実に確保できるなら、行うこと自体は問題ないと思います。もちろん、ビフテキ作戦のようなトラブルを起こすなんて、センスがなくダサいなとも思います。

うまく行けば、ユーザーはお得に購入することも出来て、卸先としては不良在庫の解消に繋がる可能性があるからです。もちろん、やり過ぎにはきをつけましょう。

現時点では、eBayなら無在庫販売できます。Maru9など有料のツールもあるので、うまく利用しましょう。いつか、eBay向け無在庫販売ツールについても紹介したいと思います。

もちろん高額なものは、別途倉庫等で管理しています

まとめ

ちなみに、当社は完全有在庫販売です。これは、物販の始まりが委託販売であり、その後古物市場でバイヤーをしているので、有在庫が当たり前だと思っています。しかし、自宅が画像のような状態となります。倉庫も必要となります。

しかし、これが古物商あるあるだと思います。しかし、しっかり相場を調べて画像や出品などの技術を学べば、有在庫も悪くないと思います。

みなさんも、気軽にたのしく古物やリサイクルの活動を進め楽しく、物販しましょう。

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