意外なあの名作も。現在休載中の漫画達。明日は果たしてどっちだ?

川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。田園都市線梶が谷駅から、鷺沼駅行バスで10分、東横線武蔵小杉駅から野川台公園行バスで20分上野川のバス停付近で、個人の古物商として活動しています。

掲載されるだけで話題となる、HUNTER×HUNTER。今回は、今現在休載しているマンガについて、その現状について少し調べてみました。自分が知っている超意外な作品が休載されていてびっくりしました。

休載とは

休載という単語について、少しまとめます。

“新聞・雑誌などで、続きものの記事・小説などの掲載を休むこと。-goo辞典より”

そのままですみませんが、漫画家のそれは質が違うと思います。

漫画家は、毎日絵を書くことを求められます。ひとによっては、連載が止まると画力が落ちる人、才能が突然枯渇する恐怖と戦う人さえいます。これはクリエイターの宿命だと思います。最悪なのは、急病で、長期療養に入ると、旬なマンガのネタが入らなくなり、より再開が困難となります。

なので、漫画家が休載するということはかなり体調が悪いことの現れだと思います。

特に、HUNTER×HUNTERの冨樫先生は、重度の腰痛で家での移動は、ほぼ匍匐前進らしいというお話を聞いたことがあります。先生たちの体が楽になり、ゆっくりできることを祈ります。

現在進行系で救済されている主な作品

ここで、いまもなお様々な理由でお休みしている作品についてまとめます。

HUNTER×HUNTER:

作者冨樫 義博

1998年から連載が続いています。高度な心理戦とド派手なバトルを組み合わせた名作です。何度か休載が続いていて、2022年10月24日に3年11ヶ月ぶりに第391話から連載を再開させるも、2022年12月26日発売号の『週刊少年ジャンプ』にて掲載された第400話を最後に週刊連載が終了。その後は不定期連載となっています。それでも、掲載されるだけで、ニュースになるレベルです。

BASTARD!! -暗黒の破壊神-:

作者:萩原一至

1988年から週刊少年ジャンプにて連載開始。ハイファンタジーの世界観に、極悪非道な主人公が活躍する異色の作品。ジャンプ連載時代から、いろいろな意味で過激な内容から、物議が醸し出された本作。幾度も中断を挟み、90年からジャンプ増刊号に連載の場を移すも安定せず、2010年にウルトラジャンプに再度移動。たまに、成人漫画として読み切りを書くなど異色のスタイルで細々と掲載しています。自分も、何故か楽しみに読んでいましたので、まだ連載終わっていないことに驚きました。

NANA

作者:矢沢あい

漫画は『Cookie』(集英社)にて2000年7月号から連載開始されました。二人のナナが恋に歌に揺れ動く青春物語として大ヒット。彼氏の衝撃の死を遂げたあとから、休載が続いています。理由は、先生の急な体調不良。ちなみに、この作品のお陰で、ヴィヴィアン・ウエストウッドが大人気となりました。

Berserk

作者:三浦健太郎

ヤングアニマルで、1989年から連載開始。狂戦士ガッツが、仲間を裏切り殺した盟友グリフィスや眷属達と戦うダークファンタジー。友達のすすめで、兄弟でハマってしまいました。月二回発行の雑誌とはいえ、あまりにも緻密すぎる絵柄とヘビー級のギャク等、夢中となっていました。もとより連載ペースが定まらず、掲載されたアニマルは買っていました。冗談で、「三浦先生が亡くなったら、世界中のファンが血の涙を流す」と言っていたら、2021年に先生が本当に急逝。不幸中の幸いで、最後のプロットまで盟友の森恒二に明かしていたので、アシスタントと協力して連載再開。今後も応援したいと思います。

休載で苦しむ人々

度重なる休載で、雑誌に穴を開ける行為だと思える急な休載。しかし、苦しい状態に置かれていることは、本人や家族、原作ファンはもちろん。掲載誌の編集者の人々も、同じことだと思います。

また、家族、ファン、編集者は見捨てていません。

実際に、何度も休載をしていながら、HUNTER×HUNTERのジャンプ内サイトも生きていますし、何かあればサポートもしているようです。

そのおかげか、5月には最新話のペン入れが完了したと報告がありました。

なぜここまでみすていないのか。それは、世界中のファンが首を長くして待っているからだと思います。自分も、しっかりと期待しないで待ちたいと思います。

休載されている作品の中古相場

いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。

今回は、先程紹介された作品についてまとめます。

まずは、”HUNTER×HUNTER”。取引数は7,500件、平均 5,458円、最高 648,801円でした。最高落札された品物は、人気キャラクロロのセル画です。やはりアニメセルはお宝多いです。

つづいて”BASTARD”。取引数は813件、平均 5,187円、最高 130,000円でした。最高落札された品物は、1996年のジャンプサマースペシャル。ブリーチの久保帯人先生のデビュー号に華を添えています。

“NANA 矢沢あい”。取引数は334件、平均3,122円、最高 25,500円でした。最高落札された品物は、nanaなど矢沢先生作品の記念品まとめ売りです。細かいものは、まとめ売りにかかります。

最後に”Berserk”。取引数は2,954件、平均 12,775円、最高 1,200,000円でした。最高落札された品物は、三浦先生の貴重なサイン入り色紙です。もう手に入らない、本物の逸品です。

休載された作品は果たしてどうなるのか。

皆さん気になっていると思いますが、その後はどうなるのか。今回おそらく完結できそうなのが、やはりHUNTER×HUNTERとBerserkです。HUNTER×HUNTERは、残り4巻で終わるという噂もありますが、あとは先生の最後の頑張り次第かもしれません。

対してBerserkは先生がなくなったのが、物語が終盤に差し掛かっていたので、完結可能だと思います。森先生が絡んでいるので、おそらく無事終わると思います。

逆に苦しい中と思えるのが、nanaとBASTARD。どちらも急病が理由で、ほとんど続報が聞かれないのが心配です。繰り返しになりますが、一日でも早い回復を祈ります。

まとめ

私も、BASTARDとHUNTER×HUNTER、そしてBerserkは今でも好きな作品です。今回は、自分が好きな作品をチョイスしてしまいましたが、BASTARDが未だ未完であることに驚きました。休載で苦しむファンや先生。自分の体を大切に頑張れる範囲で頑張ってほしいです。

当社では、今回初回した作品以外でも、出張買取可能です。気軽に、お申し付けください。