世界のソニーとウォークマン。その魅力とお宝を深堀り。そして高くうるコツ。あなたの実家の引き出しにもあるかも

川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。田園都市線梶が谷駅から、鷺沼駅行バスで10分、東横線武蔵小杉駅から野川台公園行バスで20分上野川のバス停付近で、個人の古物商として活動しています。

先日から預かった品物達。その中には、定番のポータブルプレーヤーも複数出てきました。基本やすいものが多いです。その中に一人気を吐く存在が、ソニーのウォークマンです。今回は、世界のソニーについてまとめます。

世界のソニーのポータブルプレーヤーの歴史

ソニーは、第二次世界大戦終戦直後1945年9月に誕生しました。最初は、”東京通信工業”という社名で活動していました。焼け野原の中、物資を集めラジオの修理などを請け負っていました。当時は、電機座布団が売れて知名度が上がりました。しかし、失敗も多く危うく会社が潰れそうになることも。

しかし、当時アメリカで使われていた、ワイヤーレコーダーという媒体に注目し開発を初めます。最初は記録媒体が大きすぎて、日用品にできる品物としては難しいけどその可能性に目をつけ、小型化に着手。やがて、記録媒体であるテープの小型化に成功し、このテープを”ソニテープ”と名付けました。1950年に、物を言う雑誌新聞として発表しました。

ここから、トランジスタラジオの自社開発など、数多くの発明を世に出しついに、1979年代にウォークマンの第一号が誕生しました。その後も、日本国内でポータブル音楽プレーヤーといえば、ウォークマンという時代が長く続きました。

今回預かったウォークマンについて

今回預かった中に、ウォークマンTVサウンドという物があります。こちらは、テレビの音声をウォークマンで聞ける当時としても斬新な品物でした。残念ながら壊れていますが、それでもネットでは5000円位で売れる人気商品です。

また、変わったミニディスク向けのレコーダーや、数多くのウォークマンたちも面白かったです。壊れていても売れるのが、ソニーです。

ソニータイマーという言葉

かつてソニー製品特に国内で買ったソニー製品は、すぐ壊れるという悪評というかネタのような都市伝説がありました。

諸説ありますが、メーカー保証期間が過ぎると、壊れるからソニータイマーが切れたと自虐ネタとして使っているマニアがいます。

しかし、都市伝説としていたソニータイマー。しかし、最近2022年に、ソニーの開発者が密かに40日くらいで異常が少しづつ起きる仕組みを入れていたことが、2022年の内部告発で暴露されました。それでも、ソニー製品の人気は新旧問わず人気があります。

ソニーのポータブルオーディオの中古相場

いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。

“ソニー ポータブルプレーヤー”で調べてみました。

取引数は6,486件、平均 9,897円、最高 256,000円でした。最高落札された品物は、NW-WM1ZM2。2年前に発売された細心のウォークマンです。40年以上経過しているのにいまだに、新作が登場するのは、流石と思います。これ以外にも、89年にでたWM-DD9も10万円を超える高値です。

ポータブルプレーヤーを高くうるコツ

ポータブルプレーヤーは、壊れていてもある程度相場はあります。それでも一度は、電池を入れてランプの点灯は確認したほうがいいと思います。

カセットやCD等媒体があれば、視聴まで行えるとベターですが、詳しく書く必要なないと思います。音に関しては、人によって基準が変わりすぎるので、あまり良く書くとトラブルが起きると思います。

それで、起動しない場合は、パーツ取りとしてまとめ売りで構わないと思います。

できれば、10個くらいためて出すと、一気に1万ほど値段が変わります。

まとめ

古い家の片付けは楽しいです。こういったトラは死して皮を残す的な、アイテムと出会えるからです。そうでなくても、時代を感じれる遺品に囲まれるだけで、なんか幸せです。

当社では、こういった実家の片付けを受けます。ゴミと思わず、すべて見せてくれれば10万円くらいの宝を掘り出せると思います。出張買取や委託販売も受付します。