川崎市のリチウムイオン電池の捨て方を実践してみた

川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。田園都市線梶が谷駅から、鷺沼駅行バスで10分、東横線武蔵小杉駅から野川台公園行バスで20分上野川のバス停付近で、個人の古物商として活動しています。

先日川崎市のサイトを参考に、リチウムイオン電池を実際に廃棄しました。今回は、川崎市の例ですが、正しいリチウムイオン電池などの廃棄方法をまとめました。

電池の大別

電池は、大雑把に水銀が含まれているか、いないかで2分されます。

普通の単3乾電池:水銀が含まれていない電池かつ資源利用が難しいので、普通ごみで出せます。

丸型のボタン電池:水銀は使われていませんが、資源として再利用が可能です。

リチウムイオン電池、ニカド電池:水銀などの危険物質が含まれているので、特殊な処理が必須となります。

リチウムイオン電池など電池の処理方法(川崎市編)

川崎市では、使用済みの電池は以下の方法で処分しています。川崎市のページから一部引用します。

普通の乾電池:火曜日の資源ごみの日にゴミステーションに出せばオッケーです。

ボタン型電池:電気店・時計店などに置いてある「ボタン電池回収缶」に入れましょう。

リチウムイオン電池・ニカド電池:使用済み充電式電池(小型二次電池)は「リサイクル協力店」に加入の販売店などに置いてあるリサイクルBOXや店頭で引取しています。

スマホの予備充電バッテリー:こちらは、上記リチウムイオン電池と同じく、回収協力店にて回収可能です。

なお、古いビデオカメラの電池などは、この方法では回収不可能です。後日、処理方法についてまとめます。

持ち込みまでの流れ

実際の持ち込みまでのフローを示します。なお、予約などは必要なく、持込可能な場所の営業時間内に持ち込めば問題ないです。

注意点としては、店舗ごとに対応するお店や場所が変わるので、事前に問い合わせすることがおすすめです。今回利用したのは、”イトーヨーカドー 武蔵小杉店”です。

持込地点は、3階の文具売り場レジです。

レジの人に見せて一つ一つ確認してもらい、預かってもらい完了です。

他の場所については、以下のページに概要があるので、ご参考にされてください。

https://www.city.kawasaki.jp/300/page/0000015868.html

使ってみたときの感想

最初に感じたのは、思ったよりも使いづらいかなと。

預かり場所の詳細も書かれていないですし、あわせて中原市民館に、小型家電を持ち込もうとしたら、プリンターのインクのみ回収だったりと、少し見づらいのが玉に瑕です。

また、持ち込む際変形や、液漏れしている場合は受け取り出来ない事もあるので、気をつけましょう。

しかし、スマホの予備バッテリーやゲーム機のバッテリーなどを引き取ってくれたりと、いい点もあります。また、ダメ元で店員さんのところに持ち込めば、意外なものが回収可能な場合もあります。

ちなみに、対応してくれた場所では、マニュアルにある絶縁処理は不要でした。

もし適当にゴミに出すと大変なことに、、、

じつは、このリチウムイオン電池は処理を謝ると火災が発生します。もし解体処理する場合は、特殊な施設が必要となるので、素人がやるべきではありません。

実際、環境省のサイトで、注意喚起されていました。

以下のリンクを参考にして、強さを実感しましょう。

https://www.env.go.jp/recycle/waste/lithium_1/index_00002.html

まとめ

出張買取の仕事をしていなくても、ゲームやラジコンなど趣味がある人は、電池が溜まって困ることになります。片付け屋でも回収してくれますが、やはり有償なところも多く、断捨離や遺品整理にとってストッパーのように、片付けの手を止めに来ます。

円滑な整理をするためにも、こういった行政サービスは利用しない手はありません。おそらく他の自治体でも、似たような取り組みがあると思いますので、調べてみてください。

当社では、適切なごみ処理を行う業者と連携して、お宅の片付けをします。気軽に、出張買取などと一緒に部屋の片付けを依頼してください。