あなたの実家に眠る意外なお宝について語ります。ゲームとコミックスの世界。

川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。田園都市線梶が谷駅から、鷺沼駅行バスで10分、東横線武蔵小杉駅から野川台公園行バスで20分上野川のバス停付近で、個人の古物商として活動しています。

先日ネット経由で買取依頼を受けました。品物は、あの有名なゲームのコミック版。自分も初めてみた作品です。今回は、ゲームから無限に広がる、”メディアミックス”についてまとめてみました。

たまに聞く「メディアミックス」って何?

まずは、”メディアミックス”ってなんだろうと、素朴な疑問があると思います。

[メディアミックスとは]

ゲームを例に説明します。ゲームをブランドの中心と考え、コミカライズしたりアニメで放映したりして、多角的に作品を売り込む戦略の一つです。ゲーム登場する人気キャラがいれば、そのキャラを深堀りします。例えば、主人公に出会うまでのエピソードを描いたり、再開するまでの空白期間を埋めたり多彩に描けます。中には、コミックスの設定を、ゲームに逆輸入することもしばしば。

利点は、メディア間でストーリーやキャラクターを共有することで、ファンが異なるメディアを楽しむことができ、ゲームをより豊かに味わえます。

[多角的展開の終着駅劇場版]

また、ある程度収益が見込めるなら、劇場版のアニメ化することもあります。例えば、ポケモンなどはその最たる例で、映画に登場したポケモンは、劇場内のみで配布されることもあります。

中には、Fateのように劇場版で一人のキャラの結末を描いたりするので、より物語性がまします。

ポケモンや、FF、妖怪ウォッチなど成功例も数多くありますが、失敗した事例もあります。

今回買取した、メトロイドのコミック版は、、、。

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メトロイドのコミック版

このコミック版メトロイドは、講談社から2003-2004にかけて短期連載された作品の単行本です。

[メトロイドとはとこのコミックスを紹介]

まずはメトロイドは、1986年に任天堂ディスクシステムにて発売されました。2D横スクロールの広大な迷路のような要塞を探索し、敵と戦い武器や特殊能力を開放しながら、強大な力をもつ敵を倒しながら先に進みます。最終的には、要塞中心部に存在する、”メトロイド”の破壊が目的です。

この前日譚的なお話として書かれています。内容は、なぜ彼女は超人的な力を持つのかに焦点を当てています。あわせて、メトロイドの本来の使い道も描かれ、原作ゲームの知識の補完もできます。

しかし、その後の展開に失敗しメディアミックス自体は、一旦は潰えたかに思えました。

[メトロイドヴァニアとして]

ちなみに同じく、2Dアクションの名作キャッスルヴァニアという作品あります。こちらは、もともと悪魔城ドラキュラとして大人気な作品です。この作品も、広大なフィールドを探索してキャラを、強くするないようなのですがこれが、近年注目されるようになりました。

やがて、”メトロイド”と”キャッスルヴァニア”をまとめて、2D探索型アクションゲームの総称を、”メトロイドヴァニア”と呼ばれるようになりました。いまもなお、PS5、Switchはもちろん、Steamなどパソコンゲームで、この手の作品が数多く作られるようになったのが、最大の功績だと思います。

ゲームからコミックスになった少し意外な作品

ここで、メディアミックス戦略からコミックスになった作品を紹介します。

– 国内

ストリートファイターII : 世の中に対戦格闘ゲームというジャンルの基礎を築いたスト2。じつは、かつて”ゲーメスト”という伝説のゲーセン雑誌にて、何本か漫画化されていました。しかし、肝心のラストのセリフに誤植が混じるなど、いろいろな意味で伝説を残した作品です。

ソニック・ザ・ヘッジホッグ: セガがマリオに対抗するキャラとして作り出したソニック。このゲームもコミックス化され、ソニックと仲間たちの活躍が描かれています。

ロックマン(Mega Man): 高難易度はもちろん、ファンにこのゲームで登場するボスの絵を募集し、実際に採用させる一風変わったスタイルで、一躍人気となった本作。

このゲームも多くのコミックス化された作品があり、ロックマンの戦いや成長が描かれています

スーパーマリオ:一部では、ヒゲの配管工とも呼ばれる、世の中で一番売れたと言っても過言ではないアクションゲームです。こちらも、長い間コロコロコミックスで大人気を博した作品です。おそらくメディアミックス戦略で、一番息が長い作品だと思います。

– 海外

The Last of Us:名作と名高い1と、問題作と評される2が有名なゾンビアポカリプス物の傑作。実は、海外では国内以上に大人気で、コミックス化もされています。

Halo:あのマスターチーフがコヴェナント相手に、死闘を繰り広げるxboxの大作FPSも、海外ではコミック化され大人気になっています。あの世界では最強の人類、”ジョンソン軍曹”の若き日が描かれています。

Assassin’s Creed:中世から続く”アサシン教団”と”十字軍”との戦いを、現代の主人公のDNAから読み解くステルス暗殺アクションの名作です。未だ全容が見えず、もともと高いストーリーを誇る本作なので、コミック化もしやすかったと思います。

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これもある。ゲームからアニメや映画化された作品

ここからアニメや映画化された作品をまとめます。

ポケットモンスター:3月くらいに毎年のように作られる劇場版も有名な本作。映画ならではの、ムネアツな展開や、劇場で配られるカード目当てに、大人も子供もこぞって足を運びます。

スーパーマリオ:最近映画化されたと思っているあなた。”スーパーマリオ 魔界帝国の女神”という作品が、1993年に上映されていることを知っていますか?ぶっ飛んだ作品ではありますが、意外とスッキリまとまった隠れた名作です。

バイオハザード(レジデントイービル):こちらは、”ポール・アンダースン監督”と”ミラ・ジョボビッチ”のコンビで何本も映画化されました。ゲームとはほぼ関係ないお話となっていますが、1の”メインコンピューターレッドクイーンアリス”の設定は、”ガンサバイバー”などいくつかの作品で逆輸入されたパターンもあります。

モンスターハンター:あのハンティングアクションの名作も、バイオハザードと同じタッグとタイのアクションスター”トニー・ジャー”も加わり映画化。こちらは、まさかの異世界物となっています。個人的は、まあまあな内容でした。

メディアミックスの今

昔は、据え置き機から派生したメディアミックス。現在は、”Fate”や”ラブライブ!”など、スマホゲームからの派生が多く見られます。やはり、コミック化やアニメ化は王道の流れです。

この流れのおかげで、原作を知らない人々も手に取るようになり、今後もゲーム文化の発展に欠かせない戦略だと思います。

今後も、永遠に残る名作が登場することを期待しながら、思う存分推しキャラを応援しましょう。

コミカライズ作品のお宝

いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。

今回は、あえて”コミック版”で幅広く調べてみました。

取引数は4,681件、平均 3,511円、最高 433,360円でした。最高落札された品物は、ポケカ”ひかるミュウ”です。こちらはかつてコロコロコミックスのおまけで付いていたカードです。さすがポケカといった価値です。

メディアミックス化された作品のお宝探し

とにかく数多くの作品やアイテムが生み出され、探すの一苦労。また、みんなが持っているので、単価も安い。そんなコイツラも、まとめ売りが有効です。100個くらいまとめれば、それなりの価格になります。また、”Vジャンプ”や”コロコロコミックス”など小学生位を対象にした漫画雑誌は、遊戯王やあつ森などの有名ゲーム限定のカードを出しています。ひょっとしたら、あなたの実家の本棚にも眠っているかも知れません。

まとめ

今回自分もこの買い取りを機に、コミックスの魅力を再確認できました。当社では、メディアミックス化された作品の品物も積極的に出張買取します。

きちんと丁寧に査定しますので、気軽におもうしつけください。