捨てちゃだめ?!使い終わったあとの赤本について

川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。田園都市線梶が谷駅から、鷺沼駅行バスで10分、東横線武蔵小杉駅から野川台公園行バスで20分上野川のバス停付近で、個人の古物商として活動しています。

本日大学入学共通試験が、開催されています。受験生の皆さん武運をお祈り申し上げます。今回は、受験で必須な赤本のその後の使い道について、まとめてみました。

そもそも赤本とは

赤本とは、本屋さんや学校の図書館などで、おなじみの赤い表紙の過去問題集です。教学社という会社が毎年受験生向けに発行しています。教学社のサイトを一部引用します。

“大学入試は大学によって、問題形式や頻出分野が大きく異なります。
過去問で出題傾向をつかみ、その大学にあわせた対策を行うのが、受験勉強のセオリーです。
50年以上の歴史を誇る赤本は、500点を超える刊行点数で全都道府県の大学を網羅しており、過去問の代名詞として受験生の必須アイテムとなっています。”

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赤本を何故使うのか

なぜ、過去問を学ぶ必要があるのか?それは、受験に勝つために必須な行動のためです。

各大学ごとに、入試の出題傾向には特徴があり、それに合わせた攻略法が必須です。なので、行きたい大学向けの赤本で、過去問で出題傾向をつかみ対策を行うのが、勝利へのセオリーです。
例えば、早稲田大学は創始者大隈重信氏にまつわる深い知識も必須となります。正直こんなところに、こんな引っ掛けを作るなんて、、、と思いたくなりますが、こういうことの積み重ねが、その大学の個性になると思います。

特に、有名国公立、私立大学では避けては通れない問題集です。

赤本の歴史

赤本の歴史は古く約60年前にさかのぼります。最初に発行された赤本は1955年。

大学入試シリーズ(赤本)創刊。「京大入試」「市立大・神大入試」「同志社・立命館入試」
の3点が発行されました。

1961年に、あの東大向けの赤本が登場しました。大人気な早慶は1965年からです。その後は、大学受験の歴史に合わせて、改変が行われました。中には、東大、一部外大向けリスニング対策CD付きの変わったものもあります。

2024年現在、赤本は 378 大学 639 点作られています。

赤本の処分方法

基本的には、捨ててしまうことも多いと思います。しかし、受験ではなるべく多くの過去問を学ぶことが必要と先程書いたように、受験生は欲しています。

有名大学で、10年以上前の問題が出題される可能性も高いです。よって、少なくとも過去10年まで、赤本で研究することにも、意味はあるので赤本は古くても需要があります。

赤本の相場について

いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。

シンプルに”赤本”で検索しました。

取引数は4,705件、平均 1,438円、最高 95,000円でした。最高落札された品物は、75年発行された東大総合版です。やはり古い赤本は、残すべきですね。

まとめ

自分も大学受験で、お世話になりました。もっとやり込めれば、結果は違ったかなと今思います。本日頑張っている受験生のみなさん。健闘を祈ります。

当社では、古い赤本買い取りします。捨てる前に、一度持ち込みしてください。