川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。田園都市線梶が谷駅から、鷺沼駅行バスで10分、東横線武蔵小杉駅から野川台公園行バスで20分上野川のバス停付近で、個人の古物商として活動しています。
先日10日都内某所の懐かしい家の片付けに協力しました。この建物は、戦前から立っている建物の近くにあります。今回は、この建物についてと、お宝の一部を紹介します。
大田区某所の懐かしい建物
この建物は、昭和10年代に建てられた、本当に古い家の脇に静かに佇んでいます。元々は、ガラス加工工場なので、広い土間にゴツい梁が屋根を覆っています。また、間口が広いため、車がそのまま入ることができます。
近くに親族の方が住んでいたので、工場の思い出話しを聞きました。色々なガラス加工品を、作っていたようです。職人さんも10人くらい雇っていて、かなりやり手であったことが伺えます。
さらに、こちらの建物2階がありました。
2階にあがる途中に、懐かしいボットン便所がありました。この蓋があるタイプは、資料映像でしか見たことありません。その上に、大きな2部屋が。奥には、かつてサンプルとして作ったショーケースと、小物がありました。次の章では、この建物の面白い特徴をまとめます。
昭和の建物の特徴
2階手前の部屋足元に、小さい窓がありました。
ここは、掃き掃除したゴミを外に出すための窓らしいです。昔良く行っていた田舎の家にもこういう作りがありましたが、やっと答えが出ました。
さらに、この建物3階がありました。手前の部屋に小さい階段がありました。こちらは、現代で言うところのロフトのようでした。
また、流しが2つありました。たくさんの人が合宿生活みたいな暮らしをしていたと思うと、少しおセンチな気持ちに。
建築後50年以上の築古で、流石に雨漏りはありますが、廊下が鳴くこともありません。飾りガラスが可愛い扉もあり、これだけでも価値がありそうです。
お宝の一部を紹介
お宝の一部を紹介。翁と娘とも言える、恐らく能人形かと思われます。また、懐かしい切手の山もたくさん出てきました。
また、懐かしいRICOHのデジカメやFUJIのフィルムカメラや、古民家の定番アイテム掛け軸など。こういった昭和レトロなアイテムは、見ているだけでワクワクします。
まとめ
今回のお宅は蔵付きのすごい家ではありませんが、時間旅行をしている気分になりました。ひょっとしたら、こちらの物件は売りに出るかもしれません。もし、こちらの物件に興味がある方がいましたら、お気軽に連絡してください。
もちろん、こういった昭和レトロなアイテムたちは出張買取や委託販売可能です。