川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。田園都市線梶が谷駅から、鷺沼駅行バスで10分、東横線武蔵小杉駅から野川台公園行バスで20分上野川のバス停付近で、個人の古物商として活動しています。
最近X(旧Twitter)にて、”ルック車”と呼ばれるキーワードが話題になりました。私もはじめて聞いた用語のため、少し深掘りしてみました。また、私見ながら自転車を選ぶ基準をまとめました。
ルック車とはどんな自転車を指すのか
ルック車とは、あのフランスの名門、”LOOK”のロードバイクではありません。諸説ありますが、ロードバイクなどを専業に作っていないメーカーが作った格安ロードバイクへの”あだ名”です。”Amazon クロスバイク”や”Amazon ロードバイク”で検索すると、謎のメーカーの自転車がたくさんヒットします。値段も3万円くらいで買えるたいへんお手頃な、品物ばかりです。一見すると、これでもいいかと思ってしまいますが、注意点もあります。ここから、ルック車を選ぶ利点と欠点を私見を交えて解説します。
ルック車の利点と欠点
選ぶ最大の利点は、4つあると思います。
1.とにかく安い
安いものでは1万円台、世界のシマノのコンポがついていて、4万円以下で新車のロードバイクが買えるのは、本当に魅力的です。
2.かぶらない一台が手に入る
また、個性的なデザインも特徴です。ある意味かぶらない一台が手にはるかもしれません。
3.ディープリムのホイール+Shimanoならそこそこ走れる
ディープリムの27インチのタイヤが、ついていれば、Shimanoのパーツであればそれなりにスピードが出ます。少し重いですが、ゆっくり走るなら十分です。
4.場合によってはメーカーが防犯登録してくれる
サイマなど大きなサイトで売られている場合は、防犯登録が事前について来る場合があります。逆にメジャーなメーカーのロードバイクを中古で手に入れた場合は、防犯登録はあなたの手で、取扱してくれるお店を探す必要があります。
対してデメリットは、
1.一度壊れたら修理ができない危険性が高く、できても割高になる危険性が
シマノ以外CampagnoloやSRAM以外のコンポーネントがついている時点で、街の自転車屋にはパーツがないため修理不可となる場合があります。また、修理ができたとしても販売元に送る必要がある場合があり、結局新しいロードが一台変えてしまいます。
2.初期についているパーツがすぐ壊れる危険性が高い。
まず、ノンブランドなパーツは安価な素材で作られている場合が多く、壊れても保証が効きません。地味に、初期についているタイヤは、ゴムが使われていない可能性もあります。運が悪ければ、一ヶ月以内にパンクする危険性があります。次の章では、安全なルック車を選ぶ基準をまとめます。
ルック車を選ぶ際の注意点
以下安全なルック車を見つけるポイントを、自分なりにまとめました。
1.Shimanoのパーツが複数ついている自転車を選ぶ。
まずは、全てシマノのパーツが付いている自転車を選びましょう。少なくとも、TOURNEYやClariSレベルのパーツが見られれば理想です。このレベルのパーツが一つでもあれば、街の自転車屋で普通に修理できる可能性が高まります。とくに、ブレーキ。理想はTEKTROやShimanoの無名がついていれば文句なしです。それ以外では、20キロ以上出した状態でブレーキが効かず、事故を起こす危険性が増します。
2.商品の紹介ページにコンポーネントの紹介がされているかを確かめる
また、買う前にその紹介ページで、しっかり商品の詳細が書かれているかを確認しましょう。装備しているコンポーネントの一覧が確認できれば理想です。防犯登録など書類を用意してくれるサイトなら、すぐに潰れたり、保証をしてくれる可能性があります。
3.取り扱える自転車屋を事前に探す
最後に、Shimanoのパーツがついていれば、街中の自転車屋でも取り扱える可能性があります。なので、近くの自転車屋を探してみましょう。もしない場合は、自力で最低限の整備ができるように準備しておけば安心です。なかなか取り扱ってもらえるお店は見つけづらいかもしれませんが、探す価値はあります。
軽くまとめると、Shimanoの名前が入ったブレーキなどを装備した自転車を、選びましょう。
ルック車いがいのロードバイクの相場について
いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。
シンプルに、”ロードバイク”で検索してみました。
取引数は26,704件、平均 18,221円、最高 1,318,000円でした。最高落札された品物は、S-WORKS TARMAC SL7です。まさに、決戦用競技者御用達な一台です。
私見とまとめ
ここからは、自分のルック車への私見です。X(Twitter)でも述べましたが、しっかり選べば、ロードバイクの導入部分としては、そこまで悪くないと思います。とにかく最低限のルールを守って通勤通学の足として気軽に使い込んでもらえると、自転車も嬉しいと思います。そして、本格的にロードバイクに乗りたいと思ったら、不用品などを販売して、ロードバイク貯金を始めることをおすすめします。
あなたの身を守るため、この記事が役に立てれば幸いです。
当社では、不用品買取などで支援できると思いますし、自転車にまつわる記事を参考して安心安全なサイクルライフが送れる手伝いをシたいと思います。