川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援するものと人生の水先案内人アニー堂です。田園都市線梶が谷駅から、鷺沼駅行バスで10分、東横線武蔵小杉駅から野川台公園行バスで20分上野川のバス停付近で、個人の古物商として活動しています。
先日昭和から続く日本人の心とも言える、サザエさんを初期から支えたタラちゃんの声優貴家堂子さんが、87歳で大往生しました。今回は、このアニメの歩みとまつわるグッズについて紹介します。
サザエさんとは
サザエさんは、伝説の漫画家長谷川町子先生が1946年4月22日 – 1974年2月21日まで連載していた4コマ漫画が元になってアニメ化や実写化された作品群です。昭和40年代の日本の一般家庭?であるサザエさんを中心とした一家を舞台に、家族の日常を描いています。
アニメは、連載中の1969年(昭和44年)10月5日からフジテレビで放映がスタートしました。
この作品は、日本人であれば様々な世代の人々の心に深く刻まれる作品です。その楽しまれ方も多彩です。
ある人は、自分の子供時代に思いを馳せる人。
ある人は、時報代わりに見る人。
ある人は、家族のだんらんに楽しむ人
またある人は、日曜夕方に放映されるので、コレをみると鬱になる人。(サザエさん症候群)
ある人は、ネットで遊ぶ人etc
最大の特徴は、世相を巧みに取り入れ、時代に合わせて絶えず微調整がなされている点です。その結果、原作が終了しても放映が続いています。ついに、2023年。放映53年目で、ギネスで一番長いアニメとして記録され未だに、記録更新中です。
タラちゃんの声優さん
今回、亡くなった貴家堂子さんは、サザエさんの息子であるタラちゃんの声を、放映初期から変わらずたんとうしていました。
もともと花嫁修業が嫌で、友達と一緒に、TBSの放送劇団のオーディションを受けて合格。その後、結婚するまでの期限を心の中に決めて、役者人生をスタートしました。その後、本人曰くうまく流れに乗れ、生涯現役を貫くことになりました。こなした役は、列挙するのが大変なくらい。
代表的な役は、”ハクション大魔王のアクビちゃん”や最近ではアニメ版”ダンガンロンパ”の”モノミちゃん”など、少年少女の声を得意とした、名バイプレーヤーでした。ちなみにほぼ地声らしいです。いやはや末恐ろしい。
しかし、一つの役を50年以上にわたり演じ続けるのは、驚嘆に値します。また、時代に合わせて。キャラに微調整がかかってるはずなので、その苦労は計り知れません。
この後の声優さんは、プレッシャーもあるかもしれませんが気負わず、楽しくお仕事して欲しいですし、ファンも優しく見守ることが、文化継承には大切なマインドだと思います。
サザエさんの相場
それでは、いつものヤフオクでの相場を調べてみました。
今回はシンプルに”サザエさん”で。
直近180日の取引数は、1,200件 で、平均 3,659円、最高 181,777円でした。最高落札された品物は、 タカラ 1977 総合カタログ 4冊です。当時のおもちゃなどを売るときに作られた、まさにザ非売品です。こういう紙ものは、残されているだけで貴重な歴史的文化財と思いますので、納得な結果です、
まとめ
私はあまりテレビを見なくなってしまいましたが、ここまで幅広い世代に愛された共通言語的なコンテンツは、なかなか現れないと思います。
当然、おもちゃや関連するグッズの数も多いですが、一つ一つが昭和のマインドを残す貴重な資料だと思います。当社では、こういった懐かしいアニメグッズも買取、委託販売します。
出張費無料で対応しますし、持ち込みも大歓迎です。気軽にお申し付けください。