川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。田園都市線梶が谷駅から、鷺沼駅行バスで10分、東横線武蔵小杉駅から野川台公園行バスで20分上野川のバス停付近で、個人の古物商として活動しています。
11/9、”サクマ式ドロップス”の製造元である”佐久間製菓”が廃業するという、衝撃的なニュースが世間に衝撃を与えました。ドロップといえば、缶から出てくるあの美味しくあま~いアメで、”火垂るの墓”でのキーアイテムでもあります。今回は、コレクターアイテムとしても価値があるドロップ缶について、相場を調べてみました。
あのドロップ缶って何でできているの?
まずは、あのドロップ缶はどんな素材でできているのか?昔は金属は高額なので、”ブリキ”など加工がしやすい柔らかい素材で作られていました。しかし、表面が弱くすぐに凹んだり傷んでしまうので、いまはスチールと鉄の合金が使われています。
大昔は、表面のパッケージを手で書いていた時代もあったようなので、柄が一つ一つ違うようで、戦前のものなら、それだけでも歴史的価値があります。特にブリキでもおもちゃはこうがくになるけいこうがありまして、2017年アメリカで禁断の惑星に登場したロボットのおもちゃが、6億円で落札された経歴があります。
ドロップ缶の中古相場
そこで、懐かしい缶がヤフオクで取引されているかを調べてみました。
まずは、ヤフオクでの直近の相場です。(2022/11/10現在)ドロップ缶で検索したところ、141件取引され平均 5,747円で、最高落札額は151,000円でした。一番高かったのは、戦前のグリコの箱でしたが、懐かしい不二家の看板が4万円以上で落札されています。
今回は、更にオークフリーという直近1年間の中古相場を調べられるツールも使います。
1年間で、平均6,255円で1万円以上の落札額の品物も多数あります。懐かしい看板は、意外と実家の押し入れに眠ってることもあるので、今年の年末探索するのもありです。
ちなみに本当にあのドロップ缶の飴がなくなるのか?
という疑問が浮かびますが、結論から言います。
安心してください、まだあります。
じつは、今回廃業する”サクマ式ドロップス”以外に”サクマドロップス”という品物もあります。こちらも”サクマ製菓”(1947年創業)という会社が作っていますが、こちらはまだまだ健在です。なので、皆さん慌てて高づかみしないように気をつけなはれや!(^^;)
余談ですが、佐久間製菓は戦中に一度廃業していて後に復興を果たし、火垂るの墓で再ブレイクを果たすも、今回力及ばず再廃業するようです。しかし、一度復活できているのでひょっとしたら、不死鳥のごとく復活できることを、期待しつつ”サクマ式ドロップス”を味わいましょう。
まとめ
当社でも、サクマ式ドロップスではないですがエキスポで売られていたブリキ缶のお菓子の、ブリキ缶を売った実績あります。
なので、実家を掃除して懐かしいお菓子の缶が出たりしたら、お気軽にお申し付けください。当社では出張費無料で伺いますし、持ち込みも大歓迎です。