30cmと50cmが境界線?実家の不用品処分で知っておきたい粗大ごみの基礎知識

川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。

個人の古物商として活動しています。

まもなく年末なので、少しづつ今年の粗大ごみを捨てる計画を立てています。

そこで気になるのが、30cm以上や180cm以内、2mなど複数の測定基準があることです。

今回は、それらを川崎市を例にまとめて一覧にしました。

大掃除のお供として、活用してください。

今回の記事をまとめることになったきっかけ

人は必ずゴミを出しながら、生きています。

とくに、大きなゴミは捨てるのに一手間かかります。

今年もそういった粗大ごみか否かを判別するのに、

頭を悩ませるシーズンが来ました。

そこで川崎市のサイトを見ながら測定を始めましたが、

色々なところに情報が飛んでいて、少し使いづらさを感じました。

それだけ、たくさんの情報がある上に全てを載せないと問題なので、

公共の文書はまとめるのが大変だと思います。

そこで、粗大ごみの測定と同じものなのに捨て方が異なる品物について

まとめてみました。

年末の大掃除の前に、ぜひ一読してください。

川崎市粗大ごみの測定基準一覧

まず注意点として川崎市のごみ分別は、

単純に「大きさが何cm以上なら粗大ごみ」という単純なルールで語れません。

① 最も長い部分を測る

② 素材が金属かどうかを見る

③ 品目によって測る場所や束ね方が変わるという

いくつかの判断基準があります。

今回はまず、川崎市の公式ルールをもとに、

粗大ごみの「測定方法」に絞って整理します。

1. 川崎市の粗大ごみ・主な測定方法

① 基本は「最長辺」を測る

家具や一般的な粗大ごみは、次の4つのうち一番長い部分を測ります。

例えば、幅40cm、高さ80cm、奥行き35cmの家具なら、最長辺は80cmです。

② 金属製品は30cmが境界

金属製品は、木製・プラスチック製品とは基準が異なります。

最長辺分別区分
30cm未満小物金属
30cm以上50cm未満粗大ごみ・300円
50cm以上180cm未満粗大ごみ・600円
180cm以上原則1,200円

※180cm以上でも、幅10cm未満の棒状のものは600円です。

ここでいう金属製品は、全部が金属でなくても、一部に金属を含む製品が対象になります。

③ 金属を含まない製品は50cmが境界

木製やプラスチック製など、金属を含まない製品の場合です。

最長辺分別区分
50cm未満原則、普通ごみなど
50cm以上180cm未満粗大ごみ・600円
180cm以上粗大ごみ・1,200円

こちらは金属製品とは異なり、30cmではなく50cmが基準です。

④ 長さ180cm以上でも幅10cm未満なら600円

これは少し特殊なルールです。

例えば、次のような棒状のものです。

  • カーテンレール
  • 物干し竿
  • 釣り竿
  • パイプ
  • 材木
測定条件手数料
最長辺180cm以上・幅10cm未満600円
最長辺180cm以上・幅10cm以上原則1,200円

長さだけで料金が決まるわけではない、という点がポイントです。

⑤ 円形のものは「径」を測る

丸テーブルなど円形の物は、直径を測定対象にします。

円形だからといって、円周を測るわけではありません。

直径を含めた最も長い部分で判断します。

⑥ 解体・折りたたみ後のサイズで料金が変わる場合がある

これも片付け業務では重要です。

川崎市では、解体や折りたたみによって処理手数料が変わる場合があると案内しています。

例えば、

  • 折りたたみ式の家具
  • 解体できる棚
  • 分解できるベッド
  • 折りたたみ式の物干し

ただし、どの状態で申し込めばよいかは品目によって異なるため、事前確認が必要です。

⑦ 5枚・5本などを1個として測る特殊ルール

川崎市には、複数の品物をまとめて1個として扱う制度もあります。

分類代表例まとめられる数量
寝具布団・座布団5枚まで
建具ふすま・網戸・雨戸5枚まで
棒状釣竿・ゴルフクラブ5本まで
板状ベニヤ板・風呂ふた5枚まで
その他バケツ・植木鉢5個まで

同じ種類の品物をひもやテープで束ねて出します。

また、ベッド枠とマットレス、ゴルフバッグとクラブなど、セットで1個扱いになる品目もあります。

2. 測定方法の早見表

今回の内容を一覧にすると、次のようになります。

測定方法対象・判断基準
最長辺タテ・ヨコ・高さの最大値
直径円形のもの
最長辺+素材金属製品は30cm、非金属製品は50cmが基本境界
最長辺+幅180cm以上の棒状製品
解体・折りたたみ状態によって手数料が変わる場合あり
束・セット5枚・5本などを1個として扱う

注意したいこと

  • 最長辺が2m以上のものは、原則として市の収集対象外です。
  • 100kg以上の極端に重いものも処理困難物として扱われます。
  • 品目例に掲載されていても、材質や大きさによって料金が変わることがあります。
  • 最終的な料金は申し込み時に確認してください。

同じものなのに捨て方が異なる品物

ここでバケツでも素材が金属製や、プラスチックの物など、

同じ製品なのに捨て方が変わるものがあります。

今度は、それらの捨て方についてまとめたいと思います。

主な素材が異なる品物

品目素材による違いの例
バケツ金属・プラスチック
イス木製・金属製・樹脂製
棚木製・スチール製
おもちゃプラスチック・金属・機械式
収納ケースプラスチック・金属
ハンガー木製・プラスチック・針金

特に注意したいのは、プラスチック製品は、

50cm未満なら何でも普通ごみというわけではないことです。

2026年4月から市内全域で「プラスチック資源」の収集が始まっています。

今回は、片付け現場でよく出てくる品物を中心に、素材別に比較します。

1. 同じ品目でも素材によって分別が変わる

素材別・品目別の分別比較

品目素材50cm未満などの条件分別先
バケツプラスチック50cm未満プラスチック資源
バケツ金属30cm未満小物金属
バケツ金属30cm以上粗大ごみ
ごみ箱プラスチック50cm未満プラスチック資源
ごみ箱金属30cm未満小物金属
ごみ箱金属30cm以上粗大ごみ
収納ケースプラスチック50cm未満プラスチック資源
収納ケースプラスチック50cm以上粗大ごみ
収納ケース金属30cm未満小物金属
収納ケース金属30cm以上粗大ごみ
ハンガー針金大きさを問わない小物金属
ハンガープラスチック50cm未満プラスチック資源
イス木製50cm以上粗大ごみ
イス金属製30cm以上粗大ごみ
イスプラスチック製50cm未満プラスチック資源
棚木製50cm以上粗大ごみ
棚金属製30cm以上粗大ごみ
棚プラスチック製50cm未満プラスチック資源

※上表は基本的な素材・寸法による整理です。品目固有の扱い、

金属部品の有無、複合素材などによって例外があります。

特にイスや棚は、申し込み時に品目を確認してください。

2. 特に注意したい5つの品目

① バケツ

プラスチック製なら50cm未満はプラスチック資源。50cm以上は粗大ごみです。

金属製なら30cmが境界になります。

② 収納かご

プラスチック製なら50cm未満はプラスチック資源。金属製なら30cm未満は小物金属です。

③ ハンガー

針金ハンガーは大きさに関係なく小物金属。プラスチック製は50cm未満ならプラスチック資源です。

④ イス

木製・金属製・樹脂製で扱いが変わります。

特に金属を含む製品は30cm基準が関係するため、単純に50cmだけで判断しないことが大切です。

⑤ 棚

木製棚は50cm以上、金属製棚は30cm以上が粗大ごみの基本的な目安。

分解できる場合は、申し込み時に手数料を確認します。

3. 複合素材はさらに注意が必要

ここが実際の片付け現場では重要です。

例えば、次のような製品です。

  • プラスチック製のイスに金属脚が付いている
  • 木製家具に金属製の取っ手が付いている
  • プラスチック製収納ケースに金属レールが付いている
  • 金属製フレームに布やクッションが付いている

川崎市では、金属を一部に含む製品も、

原則として30cm未満なら小物金属、30cm以上なら粗大ごみという基準があります。

ただし、品目ごとの例外があるため、木製家具に小さなネジがあるだけで金属製品扱いになる、

とまでは考えないでください。

500文字でまとめる実家粗大ごみ片づけマニュアル

ここまでの流れを経て、実際にあなたが実家の粗大ごみを捨てるとなった時の、

手順書を作りました。ご参考にされてください。

実家の粗大ごみ・分別手順書(川崎市版)

① まず大きさを測る
家具や品物のタテ・ヨコ・高さを測り、一番長い部分(最長辺)を確認する。丸いものは直径を測る。

② 素材を確認する

  • 金属製・一部に金属を含むもの:30cm未満は小物金属、30cm以上は粗大ごみが基本。
  • 木製・金属を含まないもの:50cm未満は普通ごみなど、50cm以上は粗大ごみが基本。
  • プラスチック製品:50cm未満は原則プラスチック資源、50cm以上は粗大ごみ。

③ 粗大ごみの料金を確認する

  • 30~50cm未満の金属製品:300円
  • 50~180cm未満:600円
  • 180cm以上で幅10cm未満:600円
  • 180cm以上:1,200円

④ 申し込む
川崎市粗大ごみ受付センターに電話またはインターネットで申し込む。案内された料金分の処理券を購入し、指定日に出す。

⑤ 出す前の注意
布団や建具など、5枚・5本まで1個扱いになる品目もある。電池・危険物・家電リサイクル対象品などは別ルール。迷ったら品目ごとに市へ確認する。

※最終的な分別・料金は川崎市の品目別案内と申し込み時の指示を優先する。

横浜市と世田谷区も同様にまとめました。

実家の粗大ごみ手順書【横浜市】

① 大きさと素材を確認
最長辺を測る。金属製品は30cm以上、木製・プラスチック製品などは50cm以上が粗大ごみの基本。それ未満は燃やすごみ・燃えないごみ・小さな金属類・プラスチック資源などに分ける。

② 捨てる前に仕分け
売れるもの・譲るもの・処分するものに分ける。家電リサイクル対象品などは別ルールを確認する。

③ 事前申し込み
横浜市粗大ごみ受付センターへ電話・インターネット・LINEなどで申し込む。収集または自己搬入を選び、料金と日時を確認する。

④ 手数料を支払う
案内に従って収集シールを購入するか、電子決済で支払う。

⑤ 指定場所へ出す
収集日の朝8時までに、シールまたは指定された受付番号などを表示して出す。

受付:0570-200-530/045-330-3953
公式:https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/gomi-recycle/gomi/shushu/sodaigomi/

※品目ごとの分別・料金を必ず確認する。

実家の粗大ごみ手順書【世田谷区】

① 大きさを測る
原則、一辺の長さが30cmを超える家具・寝具・自転車・電気製品などが粗大ごみの対象。家具は最長辺と、その次に長い辺も測っておく。素材や品目による例外も確認する。

② 捨てる前に仕分け
売れるもの・譲るもの・処分するものに分ける。区で収集できない品目は別の処分方法を調べる。

③ 申し込む
世田谷区粗大ごみ受付センターへ電話またはインターネットで事前申し込み。自宅前収集か持ち込みかを選び、料金・日時を確認する。

④ 処理券を用意
案内された料金に応じて有料粗大ごみ処理券を購入し、氏名または受付番号・収集日を記入して貼る。

⑤ 指定場所へ出す
自宅前収集は案内された場所へ収集日の朝8時までに出す。持ち込みは予約日時・場所を守る。

受付:03-5715-1133
公式:https://www.sodai-setagaya.jp/

※持ち込みは事前申し込みが必要。品目ごとの料金を確認する。

まとめ

たまにやるからよく忘れるのが、粗大ごみの測り方だと思います。

自身も何度もあれ?って思いながら測定して、

web申し込みして問題なく出しているはずなのに、

回収してくれるのか不安になります。

もし、あなたが粗大ごみの処分に困っているなら、

当社を通じて片付けを進め人生を変えてみませんか?