川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。
個人の古物商として活動しています。
お盆も過ぎて暦の上では、
秋の足音が聞こえてくる時期となりました。
今回は9月以降に向けて実家の片付けをするときの、
意外な落とし穴についてまとめます。
これからの実家の片づけで気をつけるべき点
夏が終わってしまいこれから実家の片づけを、
本格化死体あなたに向けて片付けの注意点を改めてまとめます。
お盆を過ぎると、実家の片付けを始めるにはかなり良いタイミングです。
特に”9〜11月は
「暑さが少し落ち着く」「年末前に時間が取れる」「粗大ごみや不用品の処分を年内に進められる」”
というメリットがあります。
一方で、実家には「捨てる前に確認したほうがいい物」がかなりあります。
🍂 お盆明け〜秋の実家片付けで注意したいこと
1.最初から「全部捨てる」はNG
実家の片付けで一番ありがちな失敗です。
まず、
①売れるもの
②譲れるもの
③リサイクルできるもの
④普通ごみ
⑤粗大ごみ
⑥専門業者に依頼するもの
くらいに分けるのがおすすめです。
特に実家の場合、
- ブランドバッグ
- 腕時計
- 貴金属
- 古いカメラ
- オーディオ
- レトロゲーム
- 古いパソコン
- 食器
- 贈答品
- 古着
- 着物
- 自転車
- 工具
などが、意外な値段になることがあります。
「古い=価値がない」ではありません。
むしろ実家に眠っている「昔のもの」が、現在の中古市場で探されていることもあります。
🗑️ 秋の片付けで「ごみになりやすいもの」
① 紙類・書類
これは実家片付けの定番です。
- 古い請求書
- 領収書
- 保険関係の書類
- 通帳
etc
ただし、個人情報が入った書類をいきなり古紙回収に出すのは注意。
通帳、印鑑、契約書、不動産関係書類、年金・保険関係書類などは、
捨てる前に一呼吸置いて目を通すほうが良いです。
② 衣類
秋の片付けで非常に出やすいのが衣類です。
詳細は先日も本ブログで注意点、お宝などの見つけ方を、
紹介しているので読んでください。
③ 食器・贈答品
以前も記事にまとめましたが、贈答品は箱だけでもまだまだ需要があります。
🔋 ④ 電池・モバイルバッテリー・古い電子機器
ここは秋の片付けで特に注意したいポイントです。
以前川崎市でのリチウムイオンバッテリーの捨て方を実践した
記事もありますので気が向いたら読んでください。
- モバイルバッテリー
- デジタルカメラ
- 電動工具
- 電動自転車のバッテリー
- ノートパソコン
- スマートフォン
- 掃除機
- ゲーム機
- 古い携帯電話
など、リチウムイオン電池を使用した製品が残っていることがあります。
リチウムイオン電池は、強い衝撃や高温環境などによって発火することがあり、
ごみ収集車や処理施設での火災が問題になっています。環境省も2026年現在、適正処理を強く呼びかけています。
「とりあえず燃えないごみに入れる」は絶対に避けたいところです。
自治体によって出し方が違うので、片付ける前に確認しましょう。
ちなみに川崎市では、2025年11月から充電式電池の収集が始まっており、
膨張・変形した電池は通常の電池とは分けて出すルールになっています。
🪑 ⑤ 家具
秋の実家片付けでは、家具もたくさん出てきます。
基本的に痛みが激しい場合は、粗大ごみ(川崎市で最高1200円)に出しましょう。
💻 ⑥ 古いパソコン・ゲーム機
このようなものが出てきたら、しっかり確保しましょう。
当社のブログでも人気の記事なので、ぜひ目を通してください。
- Windows XP以前のパソコン
- NEC PC-98シリーズ
- 古いMac
- MSX
- ファミコン
- スーパーファミコン
- セガサターン
- ドリームキャスト
- 初代PlayStation
- 古いゲームソフト
- ゲーム攻略本
📷 ⑦ カメラ・オーディオ
これも実家から出やすい「捨てる前に確認したいもの」です。
これらはどちらかというと、お宝探しという視線が必要です。
当社のブログにもまとめているので、目を通してくれると
嬉しいです。
🍁 秋だからこそ気をつけたい「3つ」
① 夏の暑さが残っているうちは無理をしない
お盆を過ぎても、9月はまだ暑い日があります。
特に実家の、
- 屋根裏
- 押し入れ
- 納戸
- 物置
- ガレージ
は想像以上に暑くなります。
「秋だから大丈夫」と思わず、午前中中心に短時間で作業するほうが安全です。
② 虫・カビ・ほこり
夏を越した実家では、
- カビ
- ダニ
- ゴキブリ
- ハチ
- ネズミ
- 害虫
などにも注意。
長期間閉め切っていた部屋に入るときは、いきなり大量に荷物を動かすより、まず換気。
マスク、手袋、長袖なども用意しておきたいところです。
③ 「年末までに全部終わらせる」と考えない
これ、かなり重要です。
実家一軒分を片付けようとすると、
「捨てる」→「分別」→「売る」→「粗大ごみ予約」→「業者に依頼」
と、かなり時間がかかります。
しかも粗大ごみは予約が必要な自治体もあります。
だから、
8月末〜9月:調査・仕分け
10月:売却・譲渡・処分
11月:大型家具・粗大ごみ
12月:最終確認
くらいに分けると、かなり楽になります。
💰 個人的には「ごみ袋に入れる前の10分」が重要
実家片付けでは、これをルールにしてもいいと思います。
ごみ袋に入れる前に「売れるか?」を10秒だけ考える。
例えば、
ブランド品 → 型番・ブランド名を見る
時計 → 裏蓋を見る
食器 → 箱・メーカーを見る
カメラ → メーカー・レンズを見る
ゲーム → 本体・ソフトの型番を見る
PC → メーカー・型番を見る
自転車 → メーカー・車種を見る
これだけでも、かなり違います。
実家片付けは「いかに早く捨てるか」ではなく、
「捨てる前に、価値のあるものを救出する」
という視点を持つと面白くなります。
そして最後に残ったものを、ごみ・資源・粗大ごみに分ける。
この順番がおすすめです。

実は行政では対応できないゴミについて
ここまでまとめて実はあえて、書いていないゴミがあります。
これらは、実はとんでも無い罠、行政が対応できないものです。
🏠 一般家庭から出ても「普通ごみ・粗大ごみでは出せない」代表例
| 品目 | 一般的な処分方法 | 実家片付けでの注意 |
|---|---|---|
| エアコン | 家電リサイクル | リサイクル料金+収集運搬料金 |
| テレビ | 家電リサイクル | 液晶・有機EL・プラズマ・ブラウン管など |
| 冷蔵庫・冷凍庫 | 家電リサイクル | 中身を空にしてから |
| 洗濯機・衣類乾燥機 | 家電リサイクル | 家電リサイクル対象 |
| パソコン | メーカー等の回収 | 自治体の粗大ごみでは不可の場合が多い |
| 消火器 | 販売店・指定窓口等 | ごみに混ぜない |
| バッテリー | 販売店・メーカー等 | 発火事故に注意 |
| ポータブル電源 | メーカー・販売店等 | 一般ごみに絶対混ぜない |
| ボタン電池 | 回収協力店等 | 普通の乾電池とは別扱い |
| ガスボンベ | 販売店等へ相談 | 中身が残っているものは特に注意 |
| 灯油・ガソリン | 販売店・専門業者等 | ごみに混ぜない |
| 農薬・薬品 | 販売店・専門業者等 | 有害物質として扱う |
| タイヤ | 販売店・専門業者等 | 粗大ごみ扱いにならない自治体あり |
| 耐火金庫 | 専門業者等 | 普通の金属製品とは別物 |
| ピアノ | 販売店・専門業者等 | 大型・重量物 |
| オートバイ | 二輪車リサイクル等 | 粗大ごみ不可 |
| 注射針 | 医療機関・薬局等 | 普通ごみに入れない |
※具体的な扱いは自治体によって異なります。
① 家電4品目
実家片付けで最初にチェックしたいのがこれです。
家電リサイクル法の対象は、
- エアコン
- テレビ
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・衣類乾燥機
の4種類。
これらは粗大ごみとして自治体に出すものではありません。
川崎市でも市による収集は行っておらず、
基本的には購入店への引き取り依頼など、家電リサイクルのルートを利用します。
実家でよくあるパターン
「昔のテレビが押し入れにある」
「買い替えた冷蔵庫を物置に置いている」
「古いエアコンが残っている」
……こういうケースは要注意です。
「大きいから粗大ごみ」ではありません。
② パソコン
これも実家片付けでは非常に出てきやすいもの。
- デスクトップPC
- ノートPC
- 古いWindowsパソコン
- Mac
- PCモニター
など。
川崎市では家庭用パソコンを市では収集しておらず、
メーカーによる回収や協力事業者による回収が案内されています。
PCリサイクルマークの有無によって費用の扱いも異なります。
ここで重要なのは、
「古いパソコン=ごみ」と決めつけないこと。
実家から出てきたPC-98、
古いMac、Windows XP世代のパソコンなどは、
場合によっては中古市場で価値があるため、処分前に型番を確認したいところです。
③ 消火器
これは実家の物置・ガレージで見つかりやすい代表選手です。
自治体の普通ごみ・粗大ごみでは処分できない場合があります。
川崎市では販売店への相談、または消火器リサイクルの窓口を利用する方法が案内されています。
古い消火器を「とりあえず粗大ごみ置き場へ」はNG。
④ バッテリー・モバイルバッテリー・ポータブル電源
ここは今の実家片付けでは特に注意したいところです。
例えば、
- 車用バッテリー
- バイク用バッテリー
- モバイルバッテリー
- ポータブル電源
- 電動工具のバッテリー
- 電動自転車のバッテリー
など。
リチウムイオン電池などは、収集・処理の過程で発火事故につながる可能性があります。
川崎市でもポータブル電源はメーカー・販売店への問い合わせ、
バッテリーについては購入店への相談が案内されています。
「電池が入っている小型家電=普通ごみ」と考えないことが大切です。
⑤ ガスボンベ・灯油・薬品類
実家の物置を片付けると、意外と出てくるのがこのあたり。
- カセットボンベ
- プロパンガスボンベ
- 灯油
- ガソリン
- 塗料
- シンナー
- 農薬
- 殺虫剤
- その他の薬品
こうしたものは、自治体が処理できない場合があります。
川崎市でも、爆発・火災のおそれがあるものや有害物質などの処理困難物は収集しておらず、
購入店などへの相談を案内しています。
特に中身が残った容器を無理に開けたり、
別の容器に移したりするのは避けるのが無難です。
⑥ タイヤ
実家のガレージを片付けると、
「昔の車のタイヤが4本出てきた!」
なんてことがあります。
タイヤは自治体では処理困難物として扱われることがあります。
川崎市の案内でも、タイヤは市が収集しない処理困難物の例として挙げられています。
基本的には、
タイヤ販売店・カー用品店・整備工場などに相談
というルートを考えるのが現実的です。
⑦ 耐火金庫
これも「金属だから粗大ごみ」と思いやすいもの。
ところが、耐火金庫は普通の金属家具とは違います。
川崎市の分別案内でも、金庫は粗大ごみまたは処理困難物で、
耐火性の金庫は市では処理しないとされています。
実家の片付けでは、
金庫を見つけたら、まず種類を確認。
これがポイントです。
⑧ ピアノ
これも典型的な「粗大ごみでは無理」案件。
特に、
- アップライトピアノ
- グランドピアノ
は重量が非常に大きいため、専門業者への依頼を考えます。
電子ピアノについては自治体によって粗大ごみとして扱える場合がありますので、
「ピアノ」と一括りにしないことも大切です。
⑨ バイク・原付
実家の倉庫や車庫に眠っていることがあります。
自動二輪車や原動機付自転車は、粗大ごみとして処分するものではありません。
二輪車リサイクルの仕組みや販売店などを利用することになります。
川崎市も自動二輪車を市では収集しないものとして案内しています。
⑩ 注射針・在宅医療ごみ
これは量が少なくても、普通ごみに入れないほうがいい代表例です。
川崎市では、家庭から出る使用済み注射針や不要な薬について、
かかりつけ医療機関や薬局への引き渡しを案内しています。
実家の片付けでは、薬箱だけでなく、
冷蔵庫・洗面所・ベッド周辺
なども確認しておくとよいでしょう。
ちなみに、川崎市、横浜市、世田谷区でもこれらのゴミを、
処分することは出来ず専門家に相談してくださいと言われます。
次章で、片付けもまとめて相談できる業者を紹介します。
[行政への相談方法まとめ]
【A】行政・公的な相談先
- 川崎市
- 消火器リサイクル推進センター
- パソコン3R推進協会
- メーカー
【B】専門業者
- 家電販売店
- タイヤ店
- 金庫業者
- ピアノ業者
- 自動車・バイク販売店
【C】大量の片付け
- 一般廃棄物収集運搬業の許可等を確認した業者
- リユース・買取業者
という3段階。
なお、川崎市は2026年7月にも一般廃棄物処理業者情報を更新していますので、
“「業者名をブログに載せる場合は、必ず川崎市の最新情報と照合する」”のが安全です。

当社のスタンス
当社はゴミを専門に扱える、大きな会社ではありません。
しかし、10年以上あらゆるお宝を見てきました。
その結果ゴミの中から、お宝を見つけるのが非常に得意だと思います。
とくに、あまりにも片付けるものが多すぎて、わけがわからないときこそ、
呼んでください。
私の目でお宝だけを見つけて、ゴミを捨てる。
神様から片付けのレシピをこっそり見せてもらっていますので、
お宝探しは自身があります。
片付けを始める前に、アニー堂を頼ってください。