川崎市宮前区で、
不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。
田園都市線梶が谷駅から、
鷺沼駅行バスで10分、
東横線武蔵小杉駅から
野川台公園行バスで20分
上野川のバス停付近で、
個人の古物商として活動しています。
本日ATLASを代表する作品、
ペルソナシリーズのとある作品が、
リメイクされるという話題で、
ネットは持ち切りとなりました。
今回は、ペルソナでリメイクされる作品と、
ATLASについて色々と深堀りします。
ATLASという異能集団の歴史
まずはこのATLASという会社について、
その尖りきったゲーム制作の歴史について、
解説します。
個人的には、セガと並んで社会現象を、
良くも悪くも巻き起こす嵐のような会社だと思います。
🏁 創業期(1986–1989)
1986年4月7日:
東京・飯田橋にて「Atlus Co., Ltd.」設立。
最初は他社向けの開発を行う。
1989年:
アトラス初のオリジナル作品『パズルボーイ』を発売し、
パブリッシャー事業へ進出。
さらにゲームセンターなど、
アミューズメント施設「アトラスシティ」を開業。
(現在はアトラスとは別の会社として運営)
🌱 成長期とメガテンシリーズ(1990年代)
1992年:
『真・女神転生』発売。
シリーズの核となるダークで深い世界観を確立。
その後も『真・女神転生II』(’94)、『デビルサマナー』(’95)、
『デビルサマナー ソウルハッカーズ』(’97)など、
シリーズをさらに深化させマニアを唸らせます。
1996年:
シリーズのスピンオフ位置づけとして、
『女神異聞録ペルソナ』(初代ペルソナ)を発売。
同年には、業務用弾幕シューティング『怒首領蜂』もリリース。
後に、名作エスプレイドも開発し、アーケード業界に、
爪痕を残しました。
🔧 組織化と多ブランド展開(2000年代前半)
2000年代初頭:
R&D1部門が『ペルソナ2』『真・女神転生III』などを開発。
2004–2005年:
『デジタルデビルサーガ』や、
『九龍妖魔學園紀』を投入し、
ダークファンタジー路線を深化。
2006年:
『ペルソナ3』が登場。
学園・日常生活とダンジョン探索を融合させる、
“コミュニティ”システムで、
会社の危機を脱却した転機の作品になりました。
もちろん、世間の注目の的となる
会社に成長しました。
⭐ ペルソナシリーズの大ヒット(2008–2016)
2008年:
『ペルソナ4』発売。温かい合併ジャンルと、
魅力的キャラ&物語で爆発的評価。
国内外で、シリーズ最高傑作というファンも多くいます。
その後もペルソナ4ザ・ゴールデンなど沢山の作品を、
作られ大ヒットしました
2016年:
『ペルソナ5』リリース。
日本国内外で大ヒットし、
ついにGame of the Year にも輝く。
同年、アトラスはセガサミー傘下へ。
さらに親会社インデックス破綻の後、
2013年にセガ傘下に入り、
2014年に正式に現体制へ移行。
🔄 リメイク&新作展開(2020年代)
2021年:
『真・女神転生V』発売。シリーズ継承と進化。
2023–2024年:
『ペルソナ3 リロード』『Metaphor: ReFantazio』など、
大規模プロジェクトを続々展開。
2025年6月:
今日の発表に続きます。
🧭 総まとめ:アトラスの歩み
時期 主な出来事
1986–1990年代初期 創業~メガテンシリーズ開始
1996–2005 ペルソナ誕生、『ペルソナ2』~『P3』で転機
2006–2016 ペルソナ3~5で大ブレイク、セガ傘下へ
2020年代 リメイク&新IP多数展開、内製体制強化

ペルソナシリーズについて解説
ファンの皆さんは御存知かと思いますが、
ペルソナシリーズについて軽く解説します。
1.初期作品(1996–2000)
『女神異聞録ペルソナ』(1996, PS):
真・女神転生スピンオフとして始まり、
現代日本と異界を舞台にしたジュブナイルRPGの原点
世界中のクリエイターに、
刺激を与えた作品です。
『ペルソナ2 罪/罰』(1999–2000, PS):
噂を操るシステムや社会的テーマで高評価を獲得。
重たいストーリーとラスボスの衝撃の姿など、
未だに語り継がれる隠れた名作です。
2.ペルソナ3 以降の飛躍
『ペルソナ3』(2006, PS2):
学園生活と協力して戦うコミュ&ペルソナシステムが大成功。
シリーズの方向性を確立し、世界規模の人気を獲得
4と並んで、今の30代くらいまで人は、
この作品を一番と、
押している人多いと思います。
『ペルソナ3 リロード』(2024):
新規グラフィック、演出、品質向上。
発売直後にシリーズ最速で100万本を突破したリメイク
3.ペルソナ4、5とその派生
『ペルソナ4』(2008, PS2):
田舎町での連続殺人事件と青春群像劇が高評価
この頃のアトラスが一番好きと言っている、
人が一番多く愛されている作品だと思います。
『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』(2012, Vita):
新キャラやイベントを追加した決定版
スピンオフにも多数展開(リズムゲー、アリーナ、ダンシング等) 。
個人的には、これで格ゲーまで作ってしまったのは、
さすが豪血寺一族のアトラスだなと思いました。
『ペルソナ5』(2016, PS3/PS4):
怪盗テーマとスタイリッシュ演出で世界的ヒット、
後の「ザ・ロイヤル」やリマスター版発売へ 。
4.シリーズ全体の価値と影響
アトラスが経営危機を乗り越え、
ペルソナが看板タイトルへと成長した歴史 。
「現代日本の学園生活×オカルティック謎解き」スタイルを確立、
音楽面でも幅広い評価を受ける 。
個人的には、通常戦闘からフルボーカルなBGMを聞いて、
度肝を抜かれました。
ペルソナだけじゃない!ATLASが作った意外なゲーム達
じつは、90年代から家庭用RPG以外の、
ゲームもたくさん発表しています。
自分はこの頃のアトラスのアーケードゲームは、
クリアできていませんが遊んでいました。
🎯 アーケード・シューティング名作
– ぐわんげ(1999, アーケード)
縦スクロールのマニアックシューティング。
妖怪じみた和風演出と霊力を扱う“式神”システムが独特。
Xbox360に移植もあり、専用演出モードも搭載されています。
– ESP Ra.De.(1998, アーケード)
強烈なボスラッシュと華麗な弾幕が魅力の1本。
Cave系シューティングとも共鳴しており、
2019年にはSwitch/PS4版『ESP Ra.De. Psi』として復活しました。
このゲームのボス戦BGM”Ranging Decide”は、
今でもたまに聞きたくなる中毒性が高い名曲です。
🏠 家庭用・移植された名作
Gunbird(1994, アーケード → Saturn/PS)
Psikyo製の縦スクロールシューティング。
個性的なキャラクターが物語性も担当し、
アトラスが海外移植を担当しました。
Steam/Switchなどにも再登場してます。
アトラスも関わっていたのかと驚きました。
Strikers 1945(1995, アーケード → Saturn/PS)
戦闘機シューティングの名作。
アトラスが家庭用に移植し、好評。
Princess Kurara Daisakusen(ぷりくら大作戦, 1996)
豪血寺一族の人気キャラ、
くららを操作する、シューティングアクション作。
アーケード→セガサターンに移植されました。
🛠 そのほかの“シューティング系”ラインナップ
真・女神転生ストレンジジャーニー:
シューティングではありませんが、
シリーズの隠れた硬派名作。
強弱を活かす戦略が光ります。
Rebus(Kartia):
カードや文字要素を含んだアトラスらしい世界観のアクション。
知る人ぞ知る名作。Redditでも言及あり。
今回リメイクされるペルソナについて。
今日発表されたリメイクされるペルソナシリーズは、
皆さんご存知、ペルソナ4です。
**発表日時:**2025年6月9日、Xbox Games Showcase にて全世界に向けて発表
正式タイトル:『Persona 4 Revival』(日本名『ペルソナ4 リバイバル』)
**対応ハード:**PS5、Windows(Steam 含む)、Xbox Series X|S、発売日未定。Game Pass でも「Day One」配信予定です。
**開発体制:**ディレクターは和田和久氏(P‑Studio)。
**声優キャスト:**最新技術に合わせて新録装備?オリジナル英語声優は未復帰という声も出ている 。
**開発背景:**2022年のアンケートでも“リメイク希望上位”に挙がり、P3Rの成功を追い受けて本作化に至りました。
🎯魅力と今後の期待
- ストーリー&ミステリー体験を再構築
田舎町“八十稲羽”の怪事件を描いた原作を、高解像度&高表現で新体験に。 - グラフィック&演出の進化
Unreal Engine 4(P3R同様のエンジン)採用で、より鮮明な映像と演出が期待 - 品質向上の汎用改善
操作性、バトル、UIの快適さが大きく進化する可能性大。P3Rが先例。 - ファン待望の新要素
『ゴールデン』だけでなく、さらに新規シナリオ、コミュイベントなどの追加があるか注目。 - シリーズ未来への第一歩に
和田総合Pは「今後のペルソナシリーズ展開を準備中」とコメントし、ファンをさらに沸かせている
🏁総まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
歴史 | 1996年の原点から、『P3』で世界へ飛躍、『P4・P5』で深化・拡張。 |
ペルソナ4 | 田舎町ミステリー×青春、魅力的なキャラと音楽が人気のマイルストーン。 |
リメイク | 脚本・世界観はそのままに、最新技術で全てを刷新。「復活=進化」への期待が高い。 |

ATLASにまつわる中古相場について
いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。
“ATLAS”で、検索しました。
取引数は3,343件、平均 5,947円、最高 349,000円でした。
最高落札された品物は、
あの首領蜂の基盤です。
今後も、ATLAS作品のアーケード基盤は
高嶺の花となりそうです。
まとめ
ATLAS全盛期(ペルソナ)は、
どちらかというとフロム・ソフトウェアに流れていたので、
アーケードのシューティングで遊んでいたことが、
多かったです。
クリアはできませんでしたが、
それでも印象に残る尖ったゲームを、
多く生み出している会社である印象が強いです。
当社では、ATLASにまつわるお宝について、
出張買取、オークション代行します。
気軽にお申し付けください。