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本日ついに那須川天心が、
井上拓真と世界をかけて戦います。
今回は、日本人同士の世界タイトルマッチについて、
今日の結果予想などについて深堀りします。
まずは現在のボクシング界の各階級の主な主人公たちを紹介
世界にはメジャー4団体(WBA、WBC、WBO、IBF)が存在していて、
それぞれの階級にチャンピオンがいます。
2025年現在の主な世界チャンピオンについて、
階級ごとにまとめます。
以下は 主要階級 の一例と、
それぞれの団体王者(一部)を示したものです
(完全網羅ではなく、参考情報として)。情報は ESPN や World Boxing News などを元にしています。
| 階級 | 主なチャンピオン(2025年) |
|---|---|
| ヘビー級(200lbs以上) | WBA / WBC / IBF:オレクサンドル・ウシク、WBO:ウシク(ESPN) |
| ジュニアウエルター級(140lbs) | WBO:テオフィモ・ロペス、IBF:リチャードソン・ヒッチンズ、WBA:Gary Antuanne Russell、WBC:サブリエル・マティアス |
| ライト級(135lbs) | WBC:シャクール・スティーブンソン、WBA:ガーボンタ・デービス、IBF:レイモンド・ムラタラ、WBO:空位(ESPN) |
| ジュニアフェザー(スーパーバンタム/122lbs) | 井上尚弥 が WBA、WBC、IBF、WBO を全て保持(ESPNによる) |
| スーパー中量級(168lbs) | テレンス・クロフォードが WBA、WBC、IBF、WBO を統一(P4Pでも上位、Wikipediaなど) |
| ライトヘビー級(175lbs) | ドミトリー・ビボルが WBA(Super)、IBF、WBO を保持(Wikipedia) |
注意点としては、すべての階級に常にチャンピオンがいるわけではなく、
何らかの理由でチャンピオンが不在(空位)となる場合があります。
例えば、現役チャンプが怪我や病気などの治療のため、
王座から降りた場合は、
世界戦を戦う権利を持った者同士で、
“暫定王者決定戦”などを行い、
勝者が暫定王座となり前のチャンピオンが、
復帰次第統一戦を行うこととなります。

日本人同士の世界戦について調べてみた
ここで今回のような日本人同士の世界戦は、
どれだけ行われていたのか?
と疑問に思い調べてみたところ、
驚きの結果が出ました。
日本人同士の世界タイトル戦(主に統一戦・王者同士)
| 年 | 対戦 | 内容 & 結果(100字以内) |
|---|---|---|
| 2012年 | 井岡一翔 vs 八重樫東 | ミニマム級 WBC & WBA 統一戦。井岡が12回判定勝ち。 |
| 2022年 | 寺地拳四朗 vs 京口紘人 | ライトフライ級 WBC と WBA 王座の統一戦。寺地が7回TKOで勝利。 |
| 2025年3月 | 寺地拳四朗 vs ユーリ阿久井政悟 | フライ級 WBC と WBA の統一戦。寺地が12回TKOで勝利。 |
| 2025年6月 | 中谷潤人 vs 西田凌佑 | バンタム級 WBC と IBF の統一戦。西田が右肩脱臼で7回開始前に棄権 → 中谷が6回終了でTKO勝ち。 |
| 1994年 | 薬師寺保栄 vs 辰吉丈一郎 | 実は、薬師寺(Yakushiji) vs 辰吉(Tatsuyoshi)は初の日本人同士の王座統一戦。WBCバンタム級。薬師寺が12回判定勝ち。 |
このように、日本人同士の世界戦は、
5回しか行われていないのです。
しかも今年は当たり年ですでに2回も行われている、
異常事態となっています。
やはり、同じ階級で異なる団体の王者となること自体が
かなりレアケースです。
なので今回の世界戦は、
偶然世界を狙える若者と、
復帰を狙う元世界チャンピオン
という二重の軌跡が起こした、
かなりレアな出来事だと思います。

今回の世界戦について、チャッピーに予想してもらいました。
試合の予想
では、この試合(那須川天心 vs 井上拓真、WBCバンタム級王座決定戦)の展望・予想を以下の観点から考えてみます。
背景・条件整理
那須川天心:プロボクシング転向8戦目で、世界初挑戦。
井上拓真:もともと世界王者経験あり。今回が3度目のベルト獲得を狙っている。
両者は WBC 世界バンタム級(53.5kg以下)で、王座は空位。
計量も無事クリア、両者とも緊張感あるフェイスオフ。
心理面でも、那須川は「自分の人生をかけて戦っている」と語っており、
強いモチベーションを持っている。
井上拓真も「何も恐怖心はない」と自信を示しており、
復活と王座奪取という強い意志がある。
実は結果はまとめている間に出てしまいましたので、
末尾に結果を残します。
強みと課題
那須川天心の強み:
キックボクシングで培ったアスリート性、運動能力が高い。
プロ転向後も無敗(7勝/2KO)と勢いがある。
若さ、スピード、フィジカルで試合を主導できれば、
一発を持っている可能性がある。
那須川の課題:
世界戦のプレッシャー、経験不足。
長いラウンドや重量級と違っても、ここまでのキャリアで積んでいない弱点が出るかもしれない。
決定戦という意味で、守る王座がない“新王者”の立場で、ミスが許されない。
井上拓真の強み:
世界王者経験と実績がある。タイトルをかけた戦いの経験がある。
メンタリティが強く、試合前の発言にも
「スイッチが入ったらすごい」という評価がある。
ボクシング戦術・ディフェンスがしっかりしており、
経験値で那須川の荒削りな部分をつける可能性。
井上の課題:
年齢的にもピークを過ぎている可能性(ただしまだ十分やれる)。
那須川の未知の力・スピードに対応しきれないリスク。
決定戦という重圧でミスが出る可能性。
予想シナリオ
以下、私の予想シナリオをいくつか立てます。
シナリオ A(那須川勝利):
那須川が序盤から積極的に動いて、
スピードと距離で主導権を握る。
中盤〜終盤までペースを維持しながら、
パンチを当ててプレッシャーを与える。
井上が経験で耐えようとするが、
最後は那須川の勢いとフレッシュさが勝って判定勝ち
(あるいはTKOも視野に)。
シナリオ B(井上勝利):
井上が序盤から慎重に入り、
那須川の出方を探る。
中盤以降、経験を活かしてカウンターやディフェンス主体で試合をコントロール。
那須川が消耗し始めたところを的確に狙ってポイントを積み重ね、
判定で勝利。
あるいはラウンド終盤に集中力を発揮してフィニッシュ。
可能性の高めの展開:
私は シナリオ B(井上勝利・判定) が最も現実的だと見ています。
理由は、世界の舞台での緊張感、
那須川の経験不足、
そして井上の安定感と戦術眼が勝負を分ける可能性が高いためです。
ただし、那須川がそのアスリート性とスピードを活かし、
爆発的なラウンドを作れば波乱も十分にあり得る。
ちなみに世界のブックメーカーでは、
那須川天心1.25、井上拓真3.70-4.00と、
那須川天心有利と見ています。
どちらが勝つにせよ、歴史的瞬間となること間違いなしです。

ボクシングにまつわる中古相場
いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。
“ボクシング”で検索しました。
取引数は6,912件、最高 1,378,000円 平均 4,974円でした。
最高落札された品物は、
louisvuittonが作ったグローブとスーツケースセットです。
誕生160周年を記念して、
あのカール・ラガーフェルドがコラボして作り上げた、
唯一無二な逸品です。
まとめ
薬師寺と辰吉は世間的に大いに盛り上がり、
子供心に残っています。
最近たくさんの階級で複数の日本人王者が、
誕生しています。
ちなみに日本人が一番苦しんだ時代が、
1980年代後半。21連続世界王者挑戦失敗という、
真の暗黒時代を迎えていたようです。
自分がボクシングを見ていたのが、
辰吉丈一郎やユーリ海老原など90年代。
その頃も、ここまでいませんでした。
今後も、どんどん日本ボクシング界が盛り上がることを、
期待してます。
当社では、ボクシングなどスポーツにまつわる品物について、
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お気軽にお申し付けください。
PS:結果はなんとチャッピー先生の予想が、
ズバリ的中しました。経験の差は大きいですね。
那須川天心選手の再起を期待します。