川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。
個人の古物商として活動しています。
先日のセカンドオークションで沢山であった、
AVIREXやハーレーダビッドソンのアパレル達は、
実は昔から何度も流行ったアメカジ、ミリタリーファッションの仲間です。
ここで今何度かのブームが到来している、
アメカジ、ミリタリーファッションの今の相場について深堀りします。
まずはアメカジ、ミリタリーについて
最初にアメカジやミリタリーファッションについて、
どのようなものなのかをあらためておさらいします。
チャッピー先生にききました。
大学生や社会人担った人たち位を中心に聞きました。
[アメカジ、ミリタリーって何?]
「アメカジってジーンズのこと?」
「ミリタリーって軍服でしょ?」
そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。
でも実は、この2つは単なる服装ではありません。
100年以上かけて受け継がれてきた”機能美”と”歴史”が詰まった文化なのです。
もしこれからアメカジやミリタリーファッションに興味を持つ学生さんや社会人の方なら、
「ブランド名」よりも先に、この背景を知ると何倍も洋服選びが楽しくなります。
そもそもアメカジとは?
「アメカジ」とは「アメリカン・カジュアル」の略ですが、
実は”アメカジ”という言葉自体は日本で作られた和製英語です。
第二次世界大戦後、日本には進駐軍や映画、音楽を通じてアメリカの文化が広まりました。
そして1960年代にはアイビールック→
1970年代以降はジーンズやワークウェア→
ミリタリーウェアなどが若者文化と結び付き、
日本独自の「アメカジ」というスタイルへ発展しました。
つまり、
アメリカの普段着を、日本人が独自に進化させたファッション文化
と言ってもよいでしょう。
アメカジを作る5つの柱
① デニム
誰でも一本は持っているジーンズ。
もともとは19世紀、金鉱で働く労働者のために作られた丈夫な作業着でした。
丈夫だから長持ちする。
履けば履くほど味が出る。
これがアメカジ最大の魅力です。
このあたりは、世代を超えて人気が高い定番アイテムです。
代表ブランド
- Levi’s
- Lee
- Wrangler
② ワークウェア
工場や鉄道員、大工などの作業着。
代表例
- ダックジャケット
- オーバーオール
- ワークパンツ
- エンジニアブーツ
「仕事着なのに格好いい」
という考え方がここから始まります。
今でもワークマンなどでも気軽に手に入るようになりましたが、
本物は本当に強い素材でできているので、数十年単位で持ちます。
③ ミリタリー
兵士が着ていた軍服。
これが後に街着になります。
有名なのは
- MA-1
- M-65
- N-3B
- A-2
- B-15
現在でも毎年どこかのブランドが復刻しています。
日本では、上野以外のセレクトショップでも手に入ります。
④ カレッジスタイル
大学生が着ていた
- スウェット
- パーカー
- スタジャン
- ローファー
今では普通ですが、実はこれもアメカジです。
チャンピオンなどは大人気です。
⑤ アウトドア
登山やキャンプ用品。
例えば
- フランネルシャツ
- ダウンベスト
- マウンテンパーカー
最近のキャンプブームとも相性抜群です。
今のおしゃれの中心地の一つだと思います。
ミリタリーファッションとは?
「軍服」と聞くと少し近寄りがたい印象があるかもしれません。
しかし、現在私たちが普段着として着ている服の多くは、もともと軍隊で生まれたものです。
その理由はとてもシンプルです。
命を守るために作られた服だからです。
寒さ
暑さ
雨
砂漠
雪山
泥
これらに耐える必要がありました。
つまり、
世界で最も機能性を追求した服
だったのです。
軍服がファッションになるまで
第二次世界大戦後、大量の軍用品が不要になり、
各国で「サープラス(軍放出品)」として民間に払い下げられました。
丈夫で安価だったことから、学生や労働者、アウトドア愛好家に広く受け入れられ、
その後ファッションブランドがデザインとして取り入れるようになりました。
つまり、
軍服
↓
放出品
↓
古着屋
↓
ファッションブランド
という流れです。
代表的なミリタリーアイテム
| アイテム | 本来の用途 | 現在 |
|---|---|---|
| MA-1 | 戦闘機パイロット | 定番ブルゾン |
| M-65 | 野戦用ジャケット | 秋冬アウター |
| N-3B | 極寒地用 | 防寒着 |
| チノパン | 軍作業服 | ビジネスカジュアル |
| カーゴパンツ | 装備携行 | ストリートファッション |
驚くことに、チノパンやカーゴパンツなどは、
今ではオフィスカジュアルや普段着としても定着しています。
これらを集めるのに最適なのが、中田商店です。

日本でブームになった理由
1970年代から1980年代にかけて、
日本では映画や音楽、雑誌の影響でアメリカ文化への憧れが高まりました。
例えば、
- 『トップガン』でMA-1やG-1が人気に
- ハリウッド映画の革ジャン
- バイクブームによるライダース人気
- 『POPEYE』『Hot-Dog PRESS』『MEN’S CLUB』などの男性ファッション誌
こうしたメディアが「アメカジ=格好いい」というイメージを広め、
1980~90年代には一大ブームとなりました。
自分らが、ちょうど学生時代。懐かしい思い出です。
初めて挑戦するなら何を買う?
学生さんなら
- ジーンズ
- 白Tシャツ
- スウェット
- スニーカー
これだけでも十分です。
社会人なら
- デニム
- 革靴またはワークブーツ
- MA-1
- M-65
- レザージャケット
このあたりを一着持っておくと、長く着回せます。
「流行が終わる服」ではなく、
「何年経っても着られる服」が多いのがアメカジとミリタリーの魅力です。
リユース好きの方に伝えたい魅力
リユース業界では、アメカジやミリタリーは
単なる中古衣料ではありません。
古い年代のタグ、製造国、ジッパー、ボタン、ステッチなどで
価値が大きく変わる世界です。
一見すると使い古されたジャケットでも、
年代やモデルによっては数万円から十万円以上で取引されることも珍しくありません。
だからこそ、古着屋や実家のクローゼット、
古物市場で出会った一着には「服」としてだけでなく、
「歴史を受け継ぐ一着」としての価値が眠っているかもしれません。
これからアメカジやミリタリーファッションを始めるなら、
ブランド名だけを追うのではなく、
「なぜその服が作られたのか」
「どんな時代を生き抜いてきたのか」を知ることが、
長く楽しむ一番の近道になるでしょう。
有名なアメカジ、ミリタリーブランド
ここで、メジャーな今現在進行系で、
人気があるアメカジ、ミリタリーファッションについて紹介します。
AVIREXだけでも十分人気がありますが、
実はアメカジ・ミリタリー系には「一生モノ」と呼ばれるブランドが数多く存在します。
リユース市場では年代によって価格差も大きく、買取・転売でも狙い目のジャンルです。
アメカジ・ミリタリーブランドの代表格
① AVIREX
代表アイテム
- MA-1
- A-2
- G-1
- B-3
流行時期
- 1985~1992年(第一次ブーム)
- 2020年代に古着ブームで再燃
映画『トップガン』の影響も非常に大きく、
日本では1980年代後半に爆発的ヒットとなりました。
創業は1975年で、本格的なフライトジャケットメーカーとして人気を確立しています。
② Alpha Industries
AVIREXと並ぶMA-1の代表ブランド。
人気年代
- 1980年代
- 1990年代
- 2015年頃から再ブーム
特にMA-1とN-3Bは今でも古着市場で人気があります。
③ Schott NYC
ライダースジャケットの王様。
代表作
- Perfecto
- シングルライダース
- ピーコート
流行
- 1980年代
- 1990年代
- 現在も定番
革ジャン好きなら誰もが知るブランドです。
④ Buzz Rickson’s
東洋エンタープライズが展開する復刻ブランド。
特徴
- 軍納入品を忠実に再現
- コレクター人気が非常に高い
- 新品価格も高額
流行
- 1990年代~
- 現在も人気継続
⑤ The Real McCoy’s
「本物を超える復刻」を掲げるブランド。
代表
- A-2
- B-10
- MA-1
- デニム
中古でも数万円~十万円超えは珍しくありません。
⑥ Houston
日本では非常に有名。
価格が比較的手頃なので、
初めてミリタリーを着る人にも人気です。
⑦ Rothco
カーゴパンツや迷彩服で有名。
軍放出品風デザインをリーズナブルに楽しめます。
⑧ RRL
ヴィンテージアメカジの最高峰。
ミリタリー
ワーク
ウエスタン
この3要素を融合したブランドで、
近年中古価格も非常に高騰しています。

アメカジ全体で人気のブランド
ミリタリー以外にも、
- Levi’s
- Lee
- Wrangler
- Red Wing Shoes
- Champion
- Pendleton
- Carhartt
- Filson
などもアメカジを代表するブランドです。
日本で流行した年代
| 年代 | ブーム | 人気アイテム |
|---|---|---|
| 1970年代 | アメカジ黎明期 | デニム・ワークウェア |
| 1980年代前半 | アメカジ全盛 | Levi’s、Schott、Red Wing |
| 1985〜1992年 | ミリタリーブーム | MA-1、A-2、B-3、AVIREX |
| 1990年代 | 渋カジ・古着ブーム | 軍物・ネルシャツ・カーゴパンツ |
| 2000年代 | レプリカブーム | Buzz Rickson’s、Real McCoy’s |
| 2015〜現在 | ヴィンテージ再評価 | MA-1・M-65・カーゴパンツ・軍放出品 |
日本のアメカジは1960〜70年代に広まり、
1980年代には雑誌や映画の影響で一大ブームとなりました。
その後も1990年代の古着人気、2000年代のレプリカブーム、
そして近年のヴィンテージ・Y2K人気で再評価されています。
リユース・買取で特に狙い目のブランドランキング
買取や転売の観点では、次のブランドは特に需要が高く、高値が付きやすい傾向があります。
- The Real McCoy’s
- Buzz Rickson’s
- Schott NYC
- AVIREX
- Alpha Industries
- RRL
- Red Wing Shoes
- Carhartt
それぞれの相場をいつもより深堀り
いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。
“Alpha Industries”で検索しました。
取引数は2,758件、平均 7,135円 最高 138,600円でした。
最高落札された品物は、WTAPS×ALPHAのダブルネームです。
こういったアイテムが高くなるのが、アメカジです。
続いて”Schott NYC”で検索しました。
取引数は91件、平均 11,474円 最高 108,000円でした。
最高落札された品物は、定番のUS製革ジャンです。
着れないけど憧れるのが、アメリカ製の革ジャンです。
つづいて”Buzz Rickson’s”(バズリクソンズ)です。
取引数は2,011件、平均 23,376円 最高 250,000円でした。
最高落札された品物は。30周年記念モデルなTYPE A-2です。
ちなみにセカンドオークションでも、以前ビンテージ物が登場し
大入りを記録しました。
”The Real McCoy’s”では、取引数3,535件、平均25,001円最高898,000円
でした。最高落札された品物は、フリーホイーラーズ サンマテオです。
ここまで来ると似合う人は、天賦の才能が必要かなと思えるかっこよさです。
“Houston”でも調べました。取引数は5,730件、平均 4,951円 最高 198,000円でした。
最高落札された品物は、あのバイオハザードモデルのMA-1です。
着るだけであのゴリもとい、クリスになれます。
“Rothco”では取引数は649件、平均 2,975円 最高 22,551円でした。
最高落札された品物は、テアトラのデバイスコートです。まさに近未来なデザインがいかしてます。
最後に”RRL”を調べました。取引数は7,318件、平均 23,250円 最高 548,000円でした。
最高落札された品物は、キムタクがドラマで着ていたカーコートです。
こういうものは、なかなか価値が下がらないので、持っていたらもう少し様子を見てから売りましょう。

学生時代の思い出
ここで自分が高校生から大学生の頃、
ミリタリーブームが自分にも到達していて、
お年玉を握りしめ上野の中田商店に向かいました。
そこはアメリカ軍はもちろん帝国時代の日本の軍服、人民解放軍やソ連、ドイツ第三帝国など
有名どころからポーランドなどマニアックな国の軍服はもちろん、
飯盒などミリタリーグッズがたくさん売られていました。
自分が買ったのはMA-1。
買ってからシーズンごとに10年以上着続け、
かなり重宝しました。
適度な厚みなので、秋から春まで長く着ることが出来ます。
一着あれば、山でも海でも川でもどこでも行けます。
これらアイテムは、人生の相棒のようなアイテムとなります。
これからアメカジやミリタリーを楽しむなら、
リアル店舗で最高の相棒を見つけてください。
まとめ
自分はそこまでおしゃれのセンスはなく、
身長や体の状態でなかなか革ジャンを着ることが出来ませんでした。
それでも、その丁寧な作りや育てる文化は見ていて楽しいものです。
当社では、着ていないアメカジ、ミリタリーファッションはもちろん、
ミリタリーグッズやエアガンなども
出張買取、オークション代行します。
気軽にお申し付けください。