知らなきゃハマる。自転車の防犯登録の消失期間について、全国で違いがあることを知ってますか?今回は、防犯登録について深堀り。

川崎市宮前区で、

不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。

田園都市線梶が谷駅から、

鷺沼駅行バスで10分、

東横線武蔵小杉駅から

野川台公園行バスで20分

上野川のバス停付近で、

個人の古物商として活動しています。

最近自転車の買取を受けました。

その際、いつもハマるのが防犯登録。

今回は、実は防犯登録の消失期限について、

まとめます。

自転車の防犯登録について

まずは自転車における、

防犯登録の意味について、

まとめます。

[防犯登録証について]

まずは、この行為はかつては任意でありました。

自転車の防犯登録証とは、

自転車の持ち主の個人情報や、

車体番号を書き込んだ書類で、

自転車を買ったときに自転車屋が作成します。

この書類は、各都道府県の防犯登録協会に、

送られ登録されます。

[防犯登録の意味]

もしあなたの自転車が盗まれた場合、

警察から連絡が来ます。

防犯登録していない場合は、

持ち主が誰かわからないので、

見つからないのが不明です。

[防犯登録する時に必要な書類]

身分証明書:保健所、免許証など現住所がわかるものが必要です。

また、発行された書類は必ず保管しましょう。

原則自転車に乗る本人が、登録しましょう。

関東一円防犯登録の期限について

実は防犯登録は、一定の年月が経過すると消失します。

厄介なのが、その情報が一定ではないということです。

まずは、関東一円の都道府県での消失期限について、

まとめます。

下は各都県の公式(警察・防犯協会など)情報に基づく要約です。

県ごとに有効期間が異なりますのでご注意ください。

神奈川県

有効期間 7年。7年経過後は順次登録情報が抹消されるため、

継続してその自転車を使う場合は再登録が必要です。

東京都

有効期間 10年(登録日の翌年から10年間)。10年経過後は再登録が必要。

千葉県

有効期間 10年(登録日から10年間)。

埼玉県

有効期間 8年(登録年より8年間)。

有効期限が切れた場合は販売店などで再登録の案内あり。

栃木県

抹消届をするまで有効(無期限)

つまり明確な年数での自動抹消は行われず、

抹消手続きがあるまで登録は有効となる扱いです。

群馬県

有効期間 8年

8年経過後は改めて登録手続きを行う必要があります。

ワンポイント(共通の実務上の注意)

1.期限が過ぎたら

多くの県では期限満了後のデータは抹消されるため、

継続して同じ自転車を使う場合は、

「再登録」が必要(登録所=自転車店・スーパー等で手続き)。

(東京・神奈川・埼玉などの案内参照)。

2.抹消(廃車・譲渡・盗難等)の手続き

登録カード(お客様控)の紛失時は郵送手続きになる場合があるなど、

各県で手続き方法が異なります。

手続きに必要な情報(登録番号・車体番号・本人確認書類等)を確認してください。

3.地方自治体や協会により規定が更新されることがあるため、

手続きや期限の詳細は各県の「警察(生活安全課)/自転車防犯協会」の

最新案内を必ず確認してください。

    全国での状況

    関東だけでも、ここまで足並みが揃っていません。

    全国に拡大して、見てみましょう。

    全国的に「有効期限あり」の都道府県が多く、

    主な期限としては 7〜10年 が一般的。

    また「無期限(抹消手続きされるまで有効)」と、

    明記している県も存在します。

    例えば、情報によれば:

    「無期限」:青森県、岩手県、福島県、栃木県、新潟県、長野県、和歌山県、岡山県、徳島県、香川県 など。

    「8年」期限:茨城県、群馬県、埼玉県、富山県、愛知県、山口県 など。

    「7年」期限:宮城県、神奈川県、石川県、岐阜県、福井県、三重県、宮崎県 など。

    「10年」期限:東京都、千葉県、北海道、秋田県、滋賀県、京都府、兵庫県、奈良県、福岡県 、沖縄

    その他:例えば鹿児島県は「12年」、愛媛県は「15年」。

    防犯登録を抹消するときに必要な書類

    自転車を売るときや他人に譲る際、

    必ず登録抹消しましょう。

    抹消できたら、登録抹消証明書が発行され

    それと譲渡証明書を組み合わせることで、

    無事販売や譲渡が可能となります。

    ちなみに粗大ゴミ煮出す場合は、登録抹消は必要ないですが

    盗まれるリスクもあるので、

    あえて、車体番号を削るなどして再利用できなくすることを、

    おすすめします。

    自転車防犯登録抹消に必要な書類・持ち物(共通的な項目)

    以下は多くの自治体・防犯協会で共通して求められる、または推奨されるものです。

    項目内容
    自転車本体抹消する自転車そのものを持参(車体番号確認のため)。
    身分証明書公的な本人確認書類(例:運転免許証、健康保険証、パスポート等)。
    防犯登録カード(お客様控)登録時に受け取るカード。抹消時に提示するのが望ましい。
    譲渡証明書または委任状譲渡による抹消の場合、譲渡証明(書式は問いません)や前所有者からの委任状が必要になる自治体がある。
    防犯登録番号・車体番号・登録時情報特にカードを紛失している場合、登録番号・車体番号・登録時の氏名・住所・電話番号などが確認できる書類が必要。
    抹消申請書/抹消届各都道府県・登録協会指定の「抹消申出書」「抹消届」などの用紙。
    返信用封筒(郵送の場合)郵送で抹消を依頼する場合、返信用封筒(切手貼付・住所記入済み)が必要なケースがある。

    特殊な/例外的なケースで必要になることがある書類

    他人名義の登録を抹消する場合
    → 登録者本人が手続きできないときは、「委任状」などが必要になる。

    海外/外国籍所有者
    → 外国人登録証明書や在留カードなど、適切な身分証明書を持参。

    抹消完了の証明書が欲しい場合
    →抹消申請書作成時に「削除証明を郵送希望」として返信用封筒を同封する例もある。

    カードを紛失している場合
    → 登録番号・車体番号・登録時住所/氏名などを証明できる情報が必要になる。

    もし、防犯登録の書類をなくしたときの方法

    防犯登録証をなくした場合は、

    防犯登録抹消の手続きが不可能となります。

    しかし、以下の方法で防犯登録を抹消することができます。

    [抹消可能な方法]

    もし書類をなくした場合は、まずは買った自転車屋にて

    再発行をお願いすることとなります。

    ネットで買った場合は、大手であれば一元で管理されているので、

    登録書を郵送などで送ってもらえます。

    問題なのが、引っ越して店舗に行けない場合や、

    お店が潰れた場合です。

    その場合は、以下のようになります。

    同じ県に住んでいる場合:

    常連となっている自転車屋に行くと、

    書類を再発行してくれる場合があります。

    が売っていない自転車の防犯登録を抹消することを、

    リスクと考えているので対応してくれない場合もあります。

    その時は、サイクルベースあさひに行くと、

    再発行してくれる場合があります。

    しかし、忙しい土日などは避けたほうが無難です。

    他県に引っ越した場合:

    買った県はもちろん、

    引っ越した先の防犯登録の抹消期限も

    意識する必要があります。

    期限が近いならそのまま時がすぎるのを待つだけです。

    しかし、どうしても防犯登録を抹消したい場合は

    東京都のサイクルベースあさひ(推奨)にて、

    書類を再発行しましょう。

    自転車にまつわる中古相場

    いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。

    “ロードバイク”で検索しました。

    取引数は15,156件、最高 1,155,000円 平均 26,231円でした。

    最高落札された品物は、

    SPECIALIZEDのS-WORKS TARMAC SL8です。

    やはり、スペシャは特別な自転車です。

    まとめ

    自転車を買取する場合は、

    必ず防犯登録を抹消しているか確認します。

    そうでないと、販売後にトラブルに陥る可能性があります。

    当社では、自転車フレームはもちろん、

    パーツや工具など出張買取、オークション代行します。

    お気軽にお申し付けください。