ジバンシィにエルメス、ティファニー、ランセル。このブランドに共通していることが一つあります。今回は食器を出しているブランドについて深堀りします。

川崎市宮前区で、

不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。

田園都市線梶が谷駅から、

鷺沼駅行バスで10分、

東横線武蔵小杉駅から

野川台公園行バスで20分

上野川のバス停付近で、

個人の古物商として活動しています。

片付けはもちろん骨董市やブランド市場でもたまに見かける、

エルメスなど有名なブランドが作る食器達。

今回は、少しマニアックな西洋ブランドの

食器たちについて深堀りします。

まずは食器を作っているハイブランド編

エルメスなどハイブランドは、

生活用品を一式作っていることがあります。

まずは、デパートなどにお店を構える、

ハイブランドで食器を作っている

ブランドについてまとめます。

– Versace Home

Versaceは「Home/Lifestyle」カテゴリーで、

食器(皿・ボウル・コーヒー・ティーセットなど)を展開しています。

例えば「LE JARDIN DE VERSACE」などのシリーズでは、

皿・ボウル・マグ・ティーポットなどが出ています。

デザイン性・ブランド力ともに高いので、

コレクション用途・ギフト用途などとしても人気があります。

ヴェルサーチは、家具なども作っていて、

おまけにこれらに触れられるホテルもあります。

– Hermès(エルメス)

Hermèsもテーブルウェアのコレクションページを、

公式で展開しています。

ラグジュアリー素材・上質な仕上げ・ブランドのアイデンティティ(馬具などのモチーフ)を

反映したデザインが多く、

使用・観賞の両方の価値があります。

シェールダンクルなど、

ブランド自身が作るアクセサリーを、

デザインに落とし込んでいるのでなかなかおしゃれです。

もちろん、セカンドオークションなど、

ブランド品を扱うオークションでも

見かけることがあります。

– Fornasetti

ブランド自体が「陶磁器・インテリアオブジェ」を中心に展開しており、

ファッション/アート寄りのラグジュアリーテーブルウェアを展開しています。

食器というより「アートピースとしても楽しめる食器」で、コレクター向きです。

初めて聞いたブランドですが、画像を見るとなかなかなキワモノですね。

– Stefano Ricci

メンズラグジュアリー/ライフスタイルブランドで、

ホームウェア・テーブルウェアも展開しています。

非常にハイエンドなので、

食器としてもステータスアイテムとして扱われます。

– その他参考ブランド

Shanghai Tang:

ファッションブランドですが、

ボーンチャイナなど高級テーブルウェアも展開しています。

Iittala:こちらはファッションではなくデザインブランドですが、

「食器/テーブルウェア」に特化しており、

デザイン重視派には参考になります。

実はティファニーは食器に力を入れていることを紹介します。

アクセサリーが大人気なティファニーは、

シャンパングラスなどおしゃれな食器を、

たくさん出しています。

片付けで出てくると、

なんか嬉しいです。

[Tiffany & Co.(ティファニー)の食器/テーブルウェアのまとめ]

ラグジュアリーブランド「ティファニー」が展開している、

食器・テーブルウェアについて、

主な特徴・コレクション・購入/販売視点でのポイントを整理します。

✅ 主な特徴・ブランドとしての立ち位置

ティファニーはジュエリー/シルバーワークで知られていますが、

ホーム/テーブルウェア部門も展開しており、

「テーブルウェア(tableware)」カテゴリを公式サイトで紹介しています。

素材としては、ボーンチャイナ(bone china)、ポーセリン、

そしてスターリングシルバーや、

トレイ・フラットウェア(カトラリー・サービング)など多様です。

デザインとしては、定番的なエレガントなスタイルだけでなく、

ブランドのシグネチャーカラーである

「ティファニーブルー®」を前面に出した、

モダンなコレクションもあります。

ブランド名・ロゴ・アイコンとしての価値も高く、

「家のテーブルを格上げする」意味合いを持つアイテムが多いです。

また、製造・素材が高級/限定仕様であることから、

コレクターズアイテムとして、

中古市場でも注目されることがあります。

市場でも意外と値段がつくことも、

よく見かけます。

🎨 主なコレクション・素材・デザインポイント

以下、具体的なコレクション・素材・デザインのポイントをいくつかご紹介します。

・素材

ボーンチャイナ:ティファニーのテーブルウェア説明では、

「骨灰入り陶磁器(bone china)」が挙げられており、

もちろん高級素材です。

ポーセリン:

通常の陶磁器としても使われています。

スターリングシルバー/シルバーウェア(カトラリー・トレーなど)も、

併用されていると言われています。

・代表的なコレクション例

「Color Block」コレクション:

ティファニーブルー®を前面にし、

モダンでミニマルな印象のシリーズ。

「Audubon」コレクション:

ブランドアーカイブの動植物モチーフを取り入れたデザイン。

「Bone China Home」カテゴリ:

ホームアクセサリーとともに、

ボーンチャイナ製テーブルウェアを紹介しています。

・生産・仕様・ブランド価値の背景

ティファニーでは「TIFFANY & CO」名義および、

そのロゴ/デザインが、「テーブルウェア・ディナーウェア/食器・陶磁器(household or kitchen utensils including tableware and dinnerware)」の商標登録対象になっています。

古い資料によれば、ポーセリン・チャイナ製品は、

フランス・リモージュ(Limoges)製という記述もあります。

もし出てきたら、かなり高値で取引されること不可避です。

ライセンス生産されたブランドの食器について

かつてはランセルや、ヴァレンティノ、ジバンシィ、ピエール・カルダンなど

お値打ち品なブランドは、

日本国内の企業にお願いして、

ライセンス生産をしていました。

このライセンス生産について、深堀りします。

– LANCEL ティーセット(急須+湯呑5客):
ブランド LANCEL(ランセル) の陶磁器食器セットが、

実際に中古マーケットに出ています(例:急須+カップ5客セット「MAEBATA JAPAN」刻印あり)
ポイント

日本製/MAEBATA JAPANという刻印あり。

バッグブランドとしての印象が強いですが、

食器展開があったことを示す証拠です。
注意点

正規ライセンスかどうか(ブランド直営かライセンスか)が、

明確でない場合もあります。状態・箱付きかも重要。

– VALENTINO テーブルウェア コーヒーカップ&ソーサー5客:
ブランド VALENTINO(ヴァレンティノ/ヴァレンティーノ) の“Tableware”名義での、

カップ&ソーサー5客セットが出品されています。
ポイント

ブランド名+“TABLEWARE”表記ということから、

ブランド側が食器カテゴリを展開していた可能性を示唆。
注意点:どのメーカーが製造/ライセンスを取得していたか(日本国内か海外か)

までは見えていません。

– GIVENCHY デザートプレート4枚セット:
ブランド GIVENCHY(ジバンシィ/ジバンシイ) の食器(デザートプレート)セット

「Les Fleurs 2003」などの記録あり。
ポイント

製造は “Yamaka International Japan” などの日本製という記載があるものもあります。
注意点

ブランド公式サイトでは食器カテゴリが大きく訴求されているわけではなく、

リユース市場に出ている“ライセンス/協力製造品”としての

側面が強い可能性があります。

– Pierre Cardin カップ&ソーサー ペア:
ブランド Pierre Cardin(ピエール・カルダン) の

洋食器・カトラリーの展開が確認でき、

今でも日本国内で流通している製品があります。
ポイント

比較的手に入れやすく、物販・リユース品としても出回っています。
注意点

ブランドとしての食器展開がどの程度ハイエンドか/限定かという点では、

やや一般的なラインとも言えます。

オトクな処分の方法

正直言いますと、エルメスやヴェルサーチなどハイブランド以外の、

食器類は中古市場ではかなり微妙な金額で取引されるパターンが

散見されます。

この章では、実家から出てきた贈答品について、

売る・譲る/処分・手放す/寄付方向をチャッピーにきいてみました。

[売る・譲る方向]

1.価値を見極める

ブランド/シリーズ名・状態・付属箱の有無・限定モデルかどうかをチェック。

ハイブランドの食器はコレクター需要もあります。

例えばVersaceのシリーズ名(「LE JARDIN」など)を、

タグとして記載すると購買者の信頼を得やすい。

2.適切な販売チャネルを選ぶ

日本国内の「ブランド食器取り扱いリユースショップ」や、

オークション、メルカリ・ヤフオクなど。

海外販路も視野に。

ハイブランド食器は海外でも需要があります

(実際にeBayでVersace食器が出品されています)

写真をきちんと撮る(ブランドロゴ・シリーズ名・状態・裏面刻印など)

→ 信頼・査定に影響します。

3.まとめて出品またはセット化すると魅力アップ

例えば「皿+ボウル+マグ」などセットで出した方が、

個別バラよりも購買意欲が高まる場合があります。

箱付き/未使用であればプレミアが付きやすい。

4.時期・マーケットを見て価格設定を柔軟に

食器はインテリア・ギフト需要もあるので、

時期(転居シーズン/新生活/ギフトシーズン)を狙うと良い。

価格を少し下げて「早めに売る」戦略もあり。

5.専門の買い取りサービスを活用

日本国内で「ブランド食器」「高級テーブルウェア」を、

買い取ってくれるサービスを探すと、

手間が少なく、在庫として抱えず処分できます。

    [処分・手放す/寄付方向]

    1.寄付や譲渡を検討

    もし状態が中古感強い・ブランドやシリーズ不明・箱も無い、

    となると「値を付けて売る」よりは、

    “譲る/寄付する” という選択肢もあります。

    日本国内では、家具・雑貨類の寄付窓口が紹介されています。

    もしくは、ジモティーで0円で次の人に渡すことも良いと思います。

    2.廃棄・リサイクルとして出す場合の注意点

    食器(陶磁器・ガラス)は通常「割れ物」

    「不燃ごみ/粗大ごみ」の区分になることが多く、

    自治体ルールに従う必要があります。

    例えば鎌倉市の案内では陶磁器・ガラスは、

    「非可燃ゴミ」などとして案内されています。

    ちなみに我が川崎市は、

    割れ物として普通ゴミに出せます。

    ただし「高級ブランド食器をただゴミに出す」にはもったいないので、

    できるなら売却・譲渡を検討することをおすすめします。

    3.リユース・アップサイクルの視点

    食器自体を再使用・再加工(例えば欠けてしまった皿を花器にする等)

    というアイデアもあります。

    日本の陶磁器業界でも「Re-tableware(リテーブルウェア)」という、

    使わなくなった食器を砕いて原料にして再生する動きがあります。

    食器にまつわる中古相場

    いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。

    “食器 ブランド”で検索しました。

    取引数は4,233件、最高 661,710円 平均 10,390円でした。

    最高落札されたものは、やはりマイセンのカップアンドソーサーです。

    マイセンは流石といったところです。

    ちなみに”食器 ティファニー”でも調べたところ、

    取引数は1,192件、最高 74,500円 平均 4,545円でした。

    最高落札された品物は、ティファニーなどブランド食器まとめ売りです。

    やはりめんどくさくなったらまとめ売りは今での強いです。

    古物商として有効な食器の売り方

    食器はリユース業界にいる限り、

    不意に対応することがあります。

    正直1つ1000円いかになることがザラで、

    売るときや梱包時の手間を考えると辛いとことです。

    10年の経験を元に、どのようにすれば売りやすくなるのか

    まとめます。

    1.基本的にはまとめ売り

    カップアンドソーサーやお皿などは、

    品物ごとにブランドごちゃ混ぜで売ることが一番です。

    一つだけみんなが知ってるブランドを、

    入れるだけで跳ねることがあります。

    2.フリマの商材として売る

    以前何回かフリマをしたことがあるのですが、

    箱に入っているカップセットなどは、

    バラ売り一個100円で売れば意外と需要があります。

    3.困ったときはジモティーで

    実はジモティーで食器を売ることは、

    意外と有効です。

    取りに来てくれるので、らくして処分することが

    可能です。

    4.メルカリ、ヤフオクで売れ方が違います。

    実はメルカリ、ヤフオクで、

    それぞれ売りやすい品物に違いがあります。

    メルカリは基本的にインスタ映えなど、

    SNSを意識した品物が売れますし、

    逆にヤフオクは定番のお皿や

    なるべく同じブランドセットで売ると

    売れやすいです。

    5.当社などオークション代行にたのむ

    正直忙しくて自分で販売する時間もない場合は、

    オークション代行サービスに、丸投げも有効です。

    ちなみに当社はeBayも利用できるので、

    お得になるかと思います。

    まとめ

    食器は古い実家にたくさん眠っていて、

    処分に困ることがあると思います。

    捨てる前に、いちど他の人に売るということを、

    頭の隅に入れておくと、ゴミを減らすことができます。

    当社では、食器などを出張買取、オークション代行します。

    お気軽にお申し付けください。