川崎市宮前区で、
不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。
田園都市線梶が谷駅から、
鷺沼駅行バスで10分、
東横線武蔵小杉駅から
野川台公園行バスで20分
上野川のバス停付近で、
個人の古物商として活動しています。
最近久しぶりに、不用品回収の仕事をしました。
懐かしいMacintoshのコンピューターなどに混じり、
ONKYOのコンポやソニーのウォークマンも出てきました。
今回は、日本の音を支えた有名な音響メーカーについて、
その魅力と売るときに、
気をつけるべき点を深堀りします。
まずは今回の仕事について
ある昼下がり、以前中山でお世話になった
リフォーム業者から仕事の依頼を受けました。
今回は、川崎の中心部にほど近いエリアで、
歯医者をしていた人なのでその倉庫から、
面白いものがたくさんありました。
現場に到着すると、
MacのLC IIIを、中心に懐かしいパソコンや
モニターが出てきました。
その中にソニーのMDウォークマンや、
ONKYOのコンポもありました。
約40キロ近くを、
[PickGoを利用]いつものようにPickGoを利用して、
回収しました。
川崎の中心部から6500円で、
数時間で運んでもらえるので
かなり楽です。
レンタカーを借りると、
帰りに燃料を満タンにしなくてはなりません。
さらに、汚いものを入れることができないので、
意外と使い方は窮屈。
しかし、PickGoではそんな悩みは一気に
解決。配達のプロが確実に運んでくれます。
お昼すぎに回収して、
夕方には自宅にて保管できました。

オーディオとは
まずはオーディオとはどのようなものなのか、
定義などをまとめます」。
オーディオ機器の“そもそもの要件”
オーディオ機器と呼ばれるために、
一般に以下のような条件(要件)があります。
1.音の入力・出力・処理機能があること
例えば「音を再生する(出力)」
「音を録音・取り込む(入力)」
「音信号を増幅・加工・変換する(処理)」
などの機能を持ちます。
2.人が聞くことができる範囲の音を扱っていること
人の聴覚範囲(おおよそ20 Hz〜20 kHz)を対象にして、
「再生したときに違和感なく聞ける音質」を目指すことが多いです。
3.忠実な音再生(ハイファイ)を志向していること(オーディオ趣味用途の場合)
特に「Hi-Fi(ハイファイ/High Fidelity)」という言葉が使われるように、
録音された音源の“忠実さ”“歪み・ノイズの少なさ”を重視する傾向があります。
4.機器の構成が一連の“音の流れ”を含むこと
例えば「音源(CD・レコード・ストリーミング)→アンプ・プロセッサー→スピーカー/ヘッドホン」という流れがオーディオ機器では典型です。
5.機器の種類や用途が多様であること
「家庭用」「プロ用」「ポータブル用」「カーオーディオ用」など、
さまざまな用途・形式があります。
例えばホームシアター、リスニング専用、録音スタジオ用など。
一般的なオーディオ機器の種類
以下、オーディオ機器としてよく見かける装置を、初心者にも分かりやすく説明します。
| 種類 | 役割・特徴 |
|---|---|
| 音源機器/プレーヤー(例:CDプレーヤー、レコードプレーヤー、ネットワークオーディオ) | 音楽・音声を再生するための“出発点”。レコードならアナログ、CDやネットワークならデジタル。 |
| アンプ/プリアンプ/パワーアンプ | 音源からの信号を増幅し、スピーカーを駆動する。プリアンプは音量調整・入力切替などの前段、パワーアンプはスピーカーを動かす力を持つ部品。 |
| スピーカー/ヘッドホン | 増幅された音を“音”として出す装置。スピーカーは部屋で再生、ヘッドホンは個人用。スピーカーの設置・部屋の環境が音に大きく影響します。 |
| レシーバー/AVレシーバー | 主にホームシアター用途で、映像・音源入力をまとめて処理できる装置。多チャンネル・HDMI・映像出力付きなど。 |
| 録音・入力機器(例:カセットデッキ、テープレコーダー、マイク/ミキサー) | 音を記録・編集・加工するための機器。オーディオ機器の中でも“制作/録音”用途のもの。 |
| アクセサリー・ケーブル・電源装置 | 機器をつなぐケーブル、安定電源、振動対策など“音を良くするための周辺機器”もオーディオ機器と捉えられます。マニア的には特に重視されます。 |

有名な音響メーカーを紹介
国内外にたくさんの音響メーカーが、
存在(していた)しています。
まずは、人気のあるオーディオメーカーを、
11個紹介します。
Luxman(日本)
1925年創業、日本の老舗ハイエンド機器メーカー。
真空管アンプやトランス、スイッチング回路部品にこだわった製造姿勢が特徴です。
魅力:
クラフトマンシップ、音へのこだわり、ブランドの歴史も深く、
ヴィンテージとしても人気あり。
Technics(日本)
1965年に松下電器(現パナソニック)から展開された、
プレミアム用オーディオブランド。
特にレコードターンテーブル「SL-1200」シリーズが、
DJ・ヴィンテージ双方で象徴的なアイテムです。
魅力:
ブランドネームの知名度、
ターンテーブル文化との結び付き、復刻も多数あり。
Nakamichi(日本)
1948年創業、
カセットデッキや録音機器で高評価を得ていたが、
経営危機/倒産の経験あり。
魅力:
80〜90年代オーディオマニアにとっての「名機」ブランド。
特にデッキ機器でコレクター価値あり。
KEF(英国)
1961年設立、スピーカー/ラウドスピーカー分野で、
技術革新(例:Coincident-sourceドライバ、MAT技術)を持つメーカーです。
魅力:
英国らしい設計思想+技術力、
ハイエンド市場での評価、ブランドの信頼性が高いのが特徴です。。
Bose(米国)
ハイファイだけでなく、
ライフスタイル/ホームシアター/ポータブル音響も手掛ける。
魅力:
知名度・ブランド力が非常に高いため、初心者にも理解されやすい。
かっこいい見た目も、人気の理由です。
Marantz(米/日本系)
ハイファイ黎明期からの有名ブランド。
音質重視のアンプ・プレーヤーを出していた。
魅力:
オーディオファンにとって「王道」ブランドで、
アンプ/チューナー系で根強い人気。
Onkyo(日本)
AVアンプ/ホームシアター志向のブランドとして海外でも知られている。
魅力:
ホームシアター/2chハイファイ兼用で汎用性が高いため売りやすい。
Denon(日本)
1910年代創業(米国で設立されたブランドを日本が買収)で、
長年にわたりAV/ハイファイ機器を展開。
魅力:
AV・音楽両用としてバランスが良く、
中古市場でも回転が比較的早めな人気商品が多いです。
Yamaha(日本)
楽器/オーディオ両面のブランド。
オーディオ機器でも「中級〜ハイファイ」の実力派として評価。
魅力:
楽器ブランドゆえの信頼感、
スピーカー・アンプ・ミキサーなど展開幅も広いです。
ボロボロでも、稀にヤフオクで恐ろしく跳ねる、
可能性が高いのも特徴です。
McIntosh(米国)
超ハイエンドブランドで、
アンプ・プリアンプ・ユニットの“宝飾的”存在。
2024年に買収ニュースもあり話題。
魅力:
ブランド価値が非常に高く、
マニア/コレクターの間で“ステータス”になりやすいです。
SONY(日本)
日本を代表する総合電子機器メーカーで、
オーディオ分野でも長い歴史を持ちます。
魅力:
ハイファイ市場においても「ES(Elevated Standard)シリーズ」
など高品質志向の機種を展開。
ポータブルオーディオ(例: Walkman)の革新的存在としても知られいます。
初期ウォークマンは、本当に高額です。

各メーカーのオーディオを売るときの注意点
先程紹介したオーディオ機器の売るときの注意点を、
メーカーごとにまとめます。
Luxman(日本)
売る時のポイント:
「真空管モデル」「年式」「保守状況」が価格に影響しやすい。
特に真空管アンプは本当に気まぐれで、
ある品物は謎のシャウトをするやつまでいました。
Technics(日本)
売る時のポイント:
ターンテーブルやカートリッジのコンディション、
モーター音に注意。針の有無も重要です。
電源を入れて、最低限アームが動くことを確認しましょう。
Nakamichi(日本)
売る時のポイント:
入手が難しい部品(メカ、モーター、ヘッド)欠損/劣化があると、
価値が下がる場合ありです。
KEF(英国)
売る時のポイント:
スピーカーの場合、エンクロージャーのダメージ、
ツィーター/ウーファーの状態(リコーン可否)を確認。
一応動作未確認でも、ある程度の金額で売れます。
Bose(米国)
売る時のポイント:
製品寿命(ポータブル機器は経年劣化しやすい)、
部品交換歴・付属品の有無で価値が変わる。
意外とそこまで伸びないBOSEも存在します。
Marantz(米/日本系)
売る時のポイント:
回路・コンデンサーの交換歴、
ファンの音/振動チェックが重要。
価格差が大きいブランドなので、
事前に相場を調べましょう。
Onkyo(日本)
売る時のポイント:
AVアンプでは入力/出力ポート(HDMI/光/同軸)の劣化、
ファームウェアサポートの有無。
一応、ジャンクでも今回のように売れる場合があります。
Denon(日本)
売る時のポイント:
CDプレーヤーやAVアンプの場合、
レーザーやドライブメカの状態、
ディスク読み込み状況が重要です。
Yamaha(日本)
売る時のポイント:
スピーカー・アンプ共に
「純正スピーカーターミナル」
「付属ケーブル/説明書」の有無が影響。
McIntosh(米国)
売る時のポイント:
電源トランス・ヒートシンク・ケースの状態など、
「見た目」「状態」でプレミア感に差が出る。
SONY
売るときのポイント:
モデル・シリーズ名・年式を明確にすること。
ボタン/スイッチの反応、ノイズの有無などをチェックしましょう。
ソニー製品でも取扱説明書・元箱・純正ケーブル・リモコンの有無で、
評価が変わることがあります。
実はジャンクでも売れる場合があります。
当社に限らず、オーディオを買い取る業者は
壊れていても買うことがあります。
理由は、直せば使えるかもしれない。
もしくは、実際は電源がないだけで
起動や再生できるラッキージャンクという
こともザラにあります。
当社のれいでこれはゲーム機ですが、
800円で買ったセガサターン。
実は起動できるラッキージャンクでした。
今は、その役目を終えてジャンク品として、
売りました。
オーディオ機器にまつわる中古相場
いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。
“オーディオ”で検索しました。
取引数は171,330件、最高 12,211,100円 平均 18,499円でした。
最高落札された品物は、
Rey AudioのモニターアンプWARP-5/WS-5-500/WX-5Aです。
でっかい見た目に繊細な音が、
非常に魅力的な使えるお宝です。
eBayでも、”audio”(japanのみ)で検索しました。
Seller数は1,674、Ave(平均)$277.54、max(最高)$10,100でした。
最高落札された品物は、
ヤマハの RIO3224-D3です。未使用なので、この価格は納得です。
まとめ
今回久しぶりの回収で、
非常に楽しめました。
こういったガラクタ漁りは、
お宝が出てくることがあるので
やめられません。
当社では遺品整理/生前整理
で困っているあなたに寄り添ういます。
お気軽にお申し付けください。