まだまだ高値?金などの相場の古今東西を見て、今後の傾向をチャッピーに聞いてみました。

川崎市宮前区で、

不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。

田園都市線梶が谷駅から、

鷺沼駅行バスで10分、

東横線武蔵小杉駅から

野川台公園行バスで20分

上野川のバス停付近で、

個人の古物商として活動しています。

ついに金(24K)が2万円を超えてしまいました。

今回は、本日の純金、純銀、プラチナ、

銅、鉄相場を始めとして、

2025年10月の相場と2000年10月の相場を比較して、

今後の相場動向をAI(チャッピー)に聞いてみました。

どのような計算で相場が作られるのか調べました

まずは金を例に、「どのように毎日の相場が

形作られるのか?」を解説します。

[金相場の作られ方]

① 需給のバランス

-採掘量、産出量、リサイクル量=供給側。

供給が需要を下回ったときに、価格上昇の圧力になります。

– 需要側は、投資として買われる量(特に金・銀・プラチナ)/

産業用途として使われる量(特に銅・鉄・銀など)です。

例えば銀は電子部品・太陽光パネル用途が増えると上がります。

→つまり、「需要が増える or 供給が減る」⇒

価格上昇、「需要が減る or 供給が増える」⇒価格低下、

という構図になります。

② 通貨価値・為替・金利の影響

– 多くの金属価格は米ドル建てで世界的に取引されており、

ドルの価値が変わると金属の「ドル建て価格」に影響します。

– ドルが強くなると金属価格は下がる傾向、

ドルが弱くなると金属価格が上がる傾向があります。

– 金利・インフレ・中央銀行の金融政策も重要。

例えば金は「インフレヘッジ」「安全資産」としての特徴があり、

インフレ懸念が高まると買われやすいです。

日本以上に世界中でインフレが起きています。

少し前のSNSでは、アメリカは給料は上がっていますが、

物価が三倍になって地獄ですという投稿を見かけました。

まだまだ金相場は下がらないと思われます。

③ 市場参加者・投機の影響

金属先物・オプション・ETF・流動性の高い市場が存在し、

投機マネーが金属価格を上下させることがあります。

特に「将来の需給を織り込む動き」や

「地政学リスク」「金融危機・景気後退懸念」などがトリガーになります。

特に日本では、右寄り総理大臣が誕生したため、

対中国などの外交に変化が起きそうです。

価格の“指標(参照)”として、

例えば London Bullion Market Association (LBMA) が設定する

金・銀の「フィックス価格(決め値)」なども参照されます。

④ コスト・生産事情・代替・技術変化

鉱山の採掘コスト、精錬コスト、運搬コスト、

環境規制などが価格の底を支える要因となります。

例えば「生産コストより著しく下回る価格では採掘が縮小する」

→供給が減る→価格が上がるという流れもあります。

産業用途の変化(電動化、自動車需要増、再生可能エネルギー用途など)が、

銅・鉄・銀などの金属価格に影響します。

最近はEV化の流れが一時停止しそうな流れがありますが、

台湾有事など不透明な世界情勢のため相場は上昇傾向にあります。

まずは今日の純金、純銀、プラチナ、銅、鉄相場について

ここで今日の純金、純銀、プラチナ、銅、相場について、まとめます。

以下が2025年10月29日時点近辺の「ドル建て金属価格」を「ドル→円換算」した目安です。円換算には為替レート「1 USD ≒ ¥152.20」(10/29付近)を使用しました。あくまで目安とご理解ください。

金属米ドル建て価格目安円換算(ドル×約152.2)備考
金(ゴールド)US$4,113/オンス(10/26付近)¥626,000/オンス1 オンス ≒31.10 gなので、1 gあたり約 ¥20,100 程度。
銀(シルバー)US$48.17/オンス(10/24付近)¥7,330/オンス1 オンス ≒31.10 gなので、1 gあたり約 ¥236 程度。
プラチナUS$1,581.50/オンス(10/24付近)¥240,700/オンス1 gあたり約 ¥7,740 程度。
銅(Copper)US$5.09/ポンド(10/24付近) ¥775/ポンド1ポンド ≒453.6 gなので、1 kgあたり約 ¥1,710 程度。

[総評]

まだまだ金は、1gあたり20000円台をキープしています。

プラチナは7000円と一昔とは比べ物にならないくらい高額です。

銀も100g集めるだけで、2万円を超えてしまいます。

今月の純金、純銀、プラチナ、銅、鉄相場について

まもなく10月が終わりますが、

その相場についてチャッピー先生に聞いてみました。

① 純金(ゴールド)

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動きの概要

米ドル建てで1オンスあたり約 US$4,000近くまで上がっています。

10月中旬に一気に値を上げてきた反面、

直近では「急上昇→少し反落」という流れになっています。

例えば、「10月20〜27日で約8%の下落」という報道も出ています。

日本国内の小売価格でも、

1 gあたりで「¥21,423 → ¥22,405 → 22,068/直近」などの変動が出ています。

なぜこうなった

ゴールドは「安全資産(リスク回避のため持たれる資産)」としての性格が強いので、

世界的に金融・地政学リスクが高まったり、

ドルが弱まったりする局面で買われやすいです。

実際、今回「政府機関閉鎖」「貿易・関税懸念」「労働市場の鈍化」など、

複数の要因が報じられています。

一方で、

「急上昇したので利益確定売り」

「材料出尽くし」

「少しドルが持ち直した」

ということで、

下げに転じる場面も出ています(=急上がりのあと調整)。

日本円で持つと「為替」でも影響を受けるため、

国内価格が海外指標どおりにそのまま動くとは限りませんが、

概ね同じ方向性です。

覚えておきたいポイント

安く買える「バーゲン」的な場面ではないが、

上昇が“終わった”と決めつけるのは早い、という雰囲気。

「買い増し」「売却」のタイミングを考えるなら、

急上昇後の調整(下げ)を待つか、

長期保有目的なら流れに乗るか、

という選択になります。

② 純銀(シルバー)

動きの概要

米ドル建てで1オンスあたり約 US$48 程度。

過去1か月で「7%程度上昇」というデータがあります

(銅の数値ですが、銀も近い特性で上がっています)。

銀はゴールド以上に「産業用途(太陽光パネル、電子部品など)」、

の影響を受けやすいというニュースもあります。

なぜこうなったか

銀もまた「安全資産+産業材料」という役割を兼ねており、

産業用途が期待される中で買われる場面が出てきています。

ゴールドと比べて市場規模が小さいため、

買われると動きが大きく出やすいです。

但し「上昇余地がある」と見て買われる反面、

急上昇したあとの反落リスクも同様にあります。

覚えておきたいポイント

リサイクル商品で銀スクラップを扱っているなら「価格が上向いた」というのは追い風です。

ただし、いったん上がった後に少し下げる“調整”が出ることも普通です。

今回の上昇が“始まり”か“ピーク直前”かを見極めるのは難しいですが、

動きが活発な時期と言えます。

③ プラチナ

動きの概要

米ドル建てで一オンスあたり約 US$1,600 程度の水準。

正確な「1か月で○%上がった/下がった」というデータは少ないですが、最近「複数年ぶり高値付近」という報道が出ています。

なぜこうなったか

プラチナは自動車の排ガス触媒、工業用途、

そして貴金属的保有用途の双方を持っています。

最近は「金が上がりすぎているので、プラチナに目を向ける動き」が、

市場にあるという解説も出ています(“ゴールド疲れ”という言葉も少し)。

産業用途の回復・自動車需要の改善・供給制約などが、

背景にある可能性があります。

覚えておきたいポイント

ゴールド・銀ほど“安全資産”だけのイメージではないので、

産業の景気や需要動向に敏感です。

リサイクルでプラチナを扱えるなら「ちょっと注目しておく価値あり」の金属です。

ただし価格変動リスクも高めなので「短期で飛びつく」より

「中期で監視しつつ判断」が良いでしょう。

④ 銅(Copper)

動きの概要

過去1か月で銅価格が「約7.4%上昇」というデータがあります。

また、9月末時点で「1 ポンドあたり US$4.8565」で、

前月比 +5.8%という数字も出ています。

日本国内で“鉄鋼関連”ではなく“銅”という金属単体での上昇が目立っています。

なぜこうなったか

銅は電線や電子機器、自動車(特にEV)など、

非常に幅広い産業用途があります。

インフラや電動化の流れが追い風になっています。

また、供給面でトラブル(例:インドネシアの銅鉱山の事故等)

というニュースもあり、

「供給が思ったより出ないかも」という期待/懸念も価格を押し上げています。

産業金属なので、

景気の先行き・中国の需給動向・電動化・気候変動対策などが、

背景にあります。

覚えておきたいポイント

あなたがリサイクルショップをやっていて銅スクラップを扱っているなら、この上昇は“余力がある”という見方ができます。

ただし、銅は“安全資産”というより“産業資源”なので、

経済が悪化すれば逆風になる可能性もあります。

上昇している間に

「仕入れを早めに」

「売却タイミングを考える」

といった戦略が有効かもしれません。

⑤ 鉄/鉄鉱石・鉄鋼(Iron)

動きの概要

鉄鉱石(例:鉄鋼原料)の価格が、

過去1か月で「約 -1.5%」とわずかに下落というデータがあります。

日本の「鉄・鋼」関連の国内企業物価指数では、

2025年9月分が前月比 -0.28 % というマイナス。

なぜこうなったか

鉄・鉄鋼系は「建設・インフラ/自動車等大規模産業用途」が中心で、

需要が景気・建設投資・鉄鋼在庫などに大きく影響されます。

今回は

「需要が思ったほど増えていない」

「中国・アジアでの鉄鋼需要が鈍化」

という見方が出ており、

それが価格の伸び悩みに繋がっている可能性があります。

加えて鉄鋼スクラップ・鉄鉱石の輸送コスト・為替・政策

(中国の鋼材輸出制限など)

も影響しています。

2000年の純金、純銀、プラチナ、銅、鉄について

ここで25年前の同じ月の、

純金、純銀、プラチナ、銅、鉄相場も見ましょう。

2000年(おおよそその時期)における、

主な金属の相場(国際ドル/オンスまたは該当単位)を整理します。

ただし、データ量・精度が金属により大きく異なるため、あくまで「目安」としてご覧ください。

金属2000年時点の相場目安補足・出典
純金(ゴールド)US $265/オンス (2000年10月末)
年間平均 約 US $279/オンス
2000年10月末の終値データとして“$265.05”という記録あり。
純銀(シルバー)US $4.74/オンス(2000年10月)
年間平均 約 US $4.96/オンス
比較的低水準でした。
プラチナデータが限定的で明確な平均値が見つからず。例えば2000年1月4日時点で約 US $449/オンス という記録あり。年間平均として特定できる数値は手元にありません。
銅(Copper)年間チャートから見ると、2000年前後では “US $1.60/ポンド級” が最安圏の値段帯とされるデータあり。ただし2000年の正確な月毎・オンス/ポンド水準のデータが乏しいため、参考値として留めてください。
鉄鉱石・鉄(Iron/Ore)2000年1月~2000年10月あたり、鉄鉱石の指標で「US $12.45/メトリックトン」という数値が出ています。鉄・鉄鋼としての「スクラップ価格」や国内価格ではなく、国際鉱石価格指標の値です。

解説・ポイント

2000年時点では、貴金属(特に金・銀)は、

その後の大幅上昇期に入る前の「低~中水準」に位置していました。

例えば、金はその後数年で、

上昇トレンドに入ることが、

文献でも示唆されています。

銀はオンスあたり約5ドル前後という非常に低い水準で、

産業用途・投資用途ともに需要が本格化する前の段階でした。

この頃はまだEV車や太陽光パネルが本格的に売れる前夜なので、

この低水準だと思ます。

プラチナは、上述の通りデータが限定されており、

「約US $400〜500/オンス程度」という印象ですが、

詳細は不明です。

銅・鉄といった産業金属・鉱石系は、

2000年前後は“本格ブーム”前の時期とされるので、

相場上昇はこれからといったところです。

今後の相場の予想について

ここからは、今の世界情勢を踏まえて金の相場が

どう動くか考察してみます。

個人的には、一時休止は見られるも、

年末まで2万円台前半で、

高止まりすると思われます。

今までが過熱気味でありましたので、

一時的な下落はあると思います。

しかし、ガザの戦闘が一時的とはいえ停止し、

ウクライナ侵攻についてもアメリカの仲介で、

来月に一動きがありそうです。

さらに、日本の総理が変わり右寄りに変わりました。

これにより、アメリカとの関係に良い方向で

変化が見られるかもしれません。

一番の鍵を握るのは、

やはり中国だと思います。

最近軍の幹部を何人か処分したという、

報道がありひょっとしたら

内部で何かが起きているかもしれません。

この日米関係が強化されれば、

さらに台湾有事を起こしづらくなるかもしれませんが、

先行きは不透明です。

結果的には、安全資産である金はもちろん、

プラチナなどは工業製品にも使われるため、

上昇は続くと思われます。

個人的には、追加で韓国あたりでなにか起きなければ

このまま推移すると思います。

金にまつわる中古相場について

いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。

“金貨”で検索しました。

取引数は22,854件、平均 47,240円、最高 3,980,000円でした。

最高落札された品物は、

77年にフランスで発行された、

種を蒔く女神 5フランでした。

やはり記念硬貨は、プレミアがかなり付くと思われます。

eBayでも”gold coin”で検索しました。

Seller数は18,313、Ave(平均)$541.01、max(最高)$91,324でした。

最高落札された品物は、

アメリカンゴールドイーグルがあしらわれた、

50ドルコインです。

やはり、貴重なコインは規格外の金額となります。

まとめ

やはり金銀プラチナは、

世の中の情勢を移す鏡だなと思います。

まだまだ混迷が続きますが、

良い風も吹いていると思います。

100年経ったら100年分の良いこともある。

この言葉を信じて、今後もリユースの仕事を続けてみたいと思います。

当社では、金銀プラチナのお得な処分方法について、

アドバイスします。

お気軽にお申し付けください。