川崎市宮前区で、
不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。
田園都市線梶が谷駅から、
鷺沼駅行バスで10分、
東横線武蔵小杉駅から
野川台公園行バスで20分
上野川のバス停付近で、
個人の古物商として活動しています。
今日で40周年を迎えた、
金曜ロードショー。
数多くの国内外の名画を地上波で放映している、
貴重な番組です。
今回は、金曜ロードショーの歴史や、
歴代のランキングなど色々と深堀りします。
金曜ロードショーとは
前身となる水曜ロードショーから、
曜日を金曜日に移して放映を開始しました。
司会者は我らが”水野晴郎”さん(1998年まで)です。
しかし、映画一本でやってこれたわけではありません。
2012年4月6日から2021年3月26日の間は、
スペシャル枠として変更され、
映画は不定期に放映された時期がありました。
しかし、その後リニューアルを経て2021年から再び、
通常の映画枠として映画のみを、
放映されることとなりました。
このように、変化を繰り返しながら、
映画を見る習慣を続ける大切な番組です。
ちなみに、初回1985年(昭和60年)10月4日に
上映された映画は、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』
でした。
ハリソン・フォードとスティーブン・スピルバーグの黄金コンビの
不朽の名作冒険映画です。

かつての水曜ロードショーとの違い
この章では、前身となる水曜ロードショーについて、
解説します。
水曜ロードショー(1972~1985年)
1972年4月5日から放送開始されました。
当初の放送時間は水曜 21:30-22:56 などの枠が基本でしたが、
時間変動や拡大があった回もありました。
この頃から水野晴郎さんによる、
映画解説者が番組を彩る特徴があり、
番組の冒頭や終了時に、
紹介・締めくくりの言葉が定番でした。
水曜ロードショーとしての最後の放送は、
1985年9月25日の『家族ゲーム』。
この回をもって、翌月から曜日移動して、
金曜の枠に変わることになります。
名物司会者水野晴郎さん
90年代に学生で映画好きなら、このセリフを知らない人は
ずばりモグリです。
「いやー映画って、本当にいいものですね~。」
このセリフでお馴染みな水野晴郎さんです。
彼は毎回放映される映画について、
優しい口調で丁寧かつ詳しく語ってくれます。
個人的には、日曜洋画劇場の淀川長治と並んで、
楽しみな時間でした。
[彼の生涯]かれは、1931年7月に岡山県で生まれました。
幼少期から満州に移り住み戦後まで過ごしました。
日本に帰ってきた後、アメリカから入ってきた
ハリウッド映画に魅せられ、
映画の世界に足を踏み入れました。
はじめは20世紀フォックスや日本ユナイトなど
映画配給会社に務め、1972年から独立。
ついに、あの水曜ロードショーの司会者を務め始めました。
ちなみに1996年にあの怪作「シベリア超特急」を、
作り上げネットがない時代でも、
カルトな映画として話題をさらいました。
その後放映映画の内容を巡りテレビ局との確執が生まれ、
1997年3月金曜ロードショーの司会の座を、
引退しました。
その後も映画への愛情は失われず、
2008年肝硬変により亡くなりました。
76歳でした。
自分も、毎週楽しみにしていた水野晴郎さんの
解説が聞けなくなったときは、
かなり寂しかった記憶があります。

放送回数のランキングを紹介
ここから、ランキングを紹介します。
まずは、放送回数の多い順にトップ10を発表します。
ネット調べなので、回数が前後する可能性が高いです。
| 順位 | 映画タイトル | 放送回数 | 備考・出典 |
|---|---|---|---|
| 1 | 風の谷のナウシカ | 18回 | 金曜ロードショー枠として19回目との報道もあり |
| 1 | となりのトトロ | 18回 | 同数で1位扱いされることもあり |
| 3 | 天空の城ラピュタ | 17回 | バルス祭りは風物詩。 |
| 4 | 魔女の宅急便 | 15回 | こちらも大人気ジブリ。自分も映画館で見ました。 |
| 5 | 火垂るの墓 | 13回 | 毎年夏を感じさせます |
| 5 | 紅の豚 | 13回 | これも名画です。意外と実写の毒牙はない?! |
| 7 | 耳をすませば | 12回 | こちらも定期的に目にする名作です。 |
| 7 | ルパン三世 カリオストロの城 | 12回 | 宮崎ルパンは、不朽の名作です。 |
| 9 | もののけ姫 | 11回 | 意外と上映回数が少なく驚きました。 |
| 10 | ルパン三世 ルパン VS 複製人間 / 千と千尋の神隠し | 10回 | どちらも、宮崎アニメを代表する名作です。 |
さらに視聴率ランキングも
つづいて視聴率ランキングも紹介します。
1.千と千尋の神隠し — 46.9 %(2003年1月24日放送)
2.もののけ姫 — 35.1 %
3.ハウルの動く城 — 32.9 %
4.ハリー・ポッターと賢者の石 — 30.8 %
5.崖の上のポニョ — 29.8 %
6.釣りバカ日誌4 — 28.4 %
7.釣りバカ日誌6 — 28.3 %
8/釣りバカ日誌2 — 27.7 %
9.男はつらいよ 寅次郎真実一路 — 27.6 %
10.Shall we ダンス? — 27.4 %
どれも、不朽の名作ばかりですが
釣りバカ日誌など実写映画も登場するのが、
金曜ロードショーの懐の深さだと思います。
また、1本ですが男はつらいよが出てくるのも、
なんかいいですね。
シャル・ウィ・ダンスも、10年以上前では
定期的に放映され社交ダンスブームを作り上げました。
映画自体も、役所広司や草刈民代のキレのあるダンスシーンや、
竹中直人が覚醒するシーンなど、
たくさんの見応えあります。

金曜ロードショーにまつわる中古相場
いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。
“金曜ロードショー”で検索しました。
取引数は100件、平均 3,132円、最高 18,500円でした。
最高落札された品物は、
秋東[Syuto] 金曜ロードショー ノンスケール 組み立て式プラキット完成品です。
あの有名なOPの映像を、実体化した本物の名作です。
まとめ
自分が最初に見た映画は、マイケル・パレ主演の
フィラデルフィア・エクスペリメントでした。
ここは金曜ロードショーじゃないんかい!とツッコみ入りそうですが、
もちろんレイダースなど名画はだいたい見ています。
特にジブリ作品やルパンは今でも大好きです。
当社では映画にまつわる品物を、
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