大阪・関西万博連日大入り。今の万博の熱を含め、面白い万博や面白い展示物について深堀り。

川崎市宮前区で、

不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。

田園都市線梶が谷駅から、

鷺沼駅行バスで10分、

東横線武蔵小杉駅から

野川台公園行バスで20分

上野川のバス停付近で、

個人の古物商として活動しています。

終了まで一ヶ月を切っていますが、

その勢いが止まらない大阪・関西万博。

今回は、この万博について色々と、

深堀りします。

まずは万博とは

万博は「国際博覧会」または「万国博覧会」と

の略称です。

最初の近代的な世界博覧会とされるのが、

1851年 ロンドンの

「Great Exhibition of the Works of Industry of All Nations」

です。

これが産業革命の産物や、

産業製品・美術工芸品などを集めて、

国際的に披露する場としての近代万博の原型と言われています。

この最初の万博の成功が契機となり、

その後ヨーロッパ各地、

アメリカでも次々と万博・国際博覧会が開催されるようになりました。

特にパリの万国博、

さらにはエキスポ形式の展示が定着していきました。

この流れで、日本の美しい陶器などが話題となり、

東洋の小国の名前が改めて認知されました。

日本と万博について

ここで、日本躍進のきっかけとなった、

万博についてまとめます。

[パリ万国博覧会(Exposition Universelle 1867)]

1867年に、開催されました。

ここで日本の工芸品・陶磁器・漆器・木工・染織などが出展され、

大きな注目を浴びました。

特に「薩摩焼(Satsuma ware)」などが人気を博し、

「ジャポニスム(Japonism)」という、

欧州での日本美術・工芸への関心の高まりに影響を与えた。

また、”1925年のパリ装飾美術国際博覧会”でも、

日本のパビリオンが注目されました。

日本の伝統素材や意匠(木材、漆、藁など)を使った装飾、

建築的な美術工芸が、

当時のヨーロッパのデザイン界に影響を与えました。

面白い展示物についても深堀り

万博には目玉となる展示物やパビリオンが存在します。

ちなみに今回の大阪万博は、はやぶさ2の砂や

火星の石など盛り沢山です。

いままでの万博で展示されたユニークな

展示物や建物についてまとめます。

万博名年/場所特異性・特徴的な切り口
Expo 67(モントリオール、1967年)カナダ、モントリオールテーマ「Man and His World(人とその世界)」。90ものパビリオンで国家・産業・文化を多角的に展示。建築的遺産として「Habitat 67」というモジュール住宅群があり、展示後そのまま住居として使われ続けている。
Expo 58(ブリュッセル、1958年)ベルギー、ブリュッセル第二次世界大戦後の最初の大規模万博。アイコニックな「アトミウム(Atomium)」の建設。原子模型をモチーフにして、科学・平和・復興を強く打ち出した。
Expo 86(バンクーバー、1986年)カナダ、バンクーバーテーマが「Transportation and Communication: World in Motion – World in Touch(交通と通信:動く世界 – 触れ合う世界)」。「世界が動いていること、繋がっていくこと」を体感できる展示が多く、近代的な交通・通信技術を見せた。
Expo 2000(ハノーバー、2000年)ドイツ、ハノーバーミレニアムを控え、未来・テクノロジー・環境持続可能性(サステナビリティ)などが中心テーマ。新しい都市のあり方、生活のあり方が問われた。

今回の大阪万博について改めて解説

10月13日まで開催されている、

大阪・関西万博について基本情報をまとめます。

基本情報

名称:2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博/EXPO 2025 Osaka, Kansai)

開催期間:2025年4月13日(日)~10月13日(月)、184日間

会場:大阪府・夢洲(ゆめしま)

想定来場者数:約2,820万人

[テーマ]

2025年7月の官報のプレスリリースから引用します

万博のテーマ

一つ目は、万博の目玉でもあり、

シンボルでもある、世界最大の木造建築物、

「大屋根リング」 1889年のパリ万博の「エッフェル塔」、

1970年の大阪万博の「太陽の塔」のように、

訪れた人々の心に、

大きなインパクトを残したのでないかと思います。

1周約2kmの巨大リングに昇った瞬間、

人々はあまりの迫力に驚き、

その絶景になることでしょう。

来場者アンケートでも、

多くの人々がリングの素晴らしさに感動しています。

リング内には世界中のパビリオンが配置されながら、

まるで地球儀を眺めるように、

リング上から世界を総覧し、

会場のコンセプトである「多様であり一つ」を実感できることと思います。

二つ目は、「万博の華」と言われている海外のパビリオンです。

今回の大阪・関西万博は、

日本の万博史上最多の158か国・地域が参加しています。

パスポート無しで世界旅行ができるのは、

万博でしか体験できない楽しみです。

「いのち」というテーマの下で、

日本を含めた世界各国の人々の生き方や幸せ感に触れることができ、

旅行体験とはまた多様な魅力がそこにはあります。

三つ目は万博のテーマ「いのち」に、

真正面から取り組むシグネチャーパビリオンです。

各界の最前線で活躍する8人のプロデューサーが、

それぞれの考える「いのち」を切り口に展開する8つのパビリオンです。

これらのパビリオンは来場者に「いのち」を考えるきっかけを提供します。

浩プロデューサーのパビリオンでは、

約20体のアンドロイドと約30体弱のロボットが登場し、

50年後の人アンドロイドが共存する未来を示すなど、

まだ見ぬ「未来」を体験できます。

まったくメインパビリオンが登場しないレビュー

ここで、とある万博体験談を載せます。

一応1ヶ月前の主なパビリオンの予約はしていましたが、

もちろん全滅。

しかし、入場チケットを取っていたので、

とりあえず行きました。

結論から言うと、貴重な体験と満足できました。

理由は、一番早い時間帯に取ったおかげで、

ゲート付近のパビリオン約30カ国以上を、

見ることができました。

プレスリリースでも謳われていた、

パスポートなしで世界旅行ができました。

また、物販スペースはもちろん、

自販機に至るまですべてキャッシュレスというのは、

本当に便利でした。

また、大屋根リングも本当に見事でした。

外から見ても、内から見ても丁寧な仕事だなと、

素人でも思えました。

さらに登ってみると、

パビリオンなど会場が一望できます。

また、建物も個性的で特にタイのパビリオンは、

半分しかないのですが、後ろの鏡で一つの建物に

見えるのは本当に面白かったです。

とにかく歩くだけで、

異国情緒を感じられる

不思議な空間でした。

万博にまつわる中古相場について

いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。

“万博”で検索しました。

取引数は72,196件、平均 5,085円、最高 1,003,250円でした。

最高落札された品物は、

1970年の日本万博で作られた小判です。

今の相場から見てもプレ値です。

まとめ

万博は最初はマスコミから叩かれていました。

しかし、蓋を開けてみると昨日の段階で、

2000万人を突破して、最終日まで予約が埋まっているようです。

やはり、現場が頑張って作った輝きは本物だなと思えます。

当社では、万博にまつわるお宝を、

出張買取、オークション代行します。

気軽にご相談ください。