BurberryとBurberrys。どちらが本物だと思いますか?今回は日本人にとって馴染み深い家にあるBurberryについて、歴史などを深堀りします。

川崎市宮前区で、

不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。

田園都市線梶が谷駅から、

鷺沼駅行バスで10分、

東横線武蔵小杉駅から

野川台公園行バスで20分

上野川のバス停付近で、

個人の古物商として活動しています。

今日も三鷹セカンドオークションの開催日でした。

今回もたくさんのブランド品が、

出品されました。

もちろん、

定番アイテムBurberryもたくさんあり高値で、

落札されました。

今回は、Burberryの歴史と、

BurberryとBurberrysの違いについて深堀りします。

Burberryとは

日本でも馴染み深い、

ブランドの一つに数えられるのがBurberry。

まずはこのブランドの歴史について、

深堀りします。

創業
1856年、トーマス・バーバリーが、

イングランド・ベイジングストークで創業した、

イギリスのブランドです。

生地の革新と成長
1879年に、農民が屋外の作業の時に、

羽織っていた上着をヒントに、

通気性と防水性を、

備えたガバディン(gabardine)素材を開発。

屋外活動向けアウターの先駆けとなりました。

ロゴとブランド力強化
1901年に騎士と「Prorsum(前進)」のロゴを導入し、

1909年に商標登録しました。
第一次世界大戦では、

塹壕で着れるように開発された、

トレンチコートが軍用装備として採用され、

大人気となりました

戦後は、市民に一気に普及し、

秋から冬にかけての定番アイテムとなっています。

ブランド再生期
1990年代後半、経営再建とブランドの刷新が進行。

1997年にローズ・マリー・ブラボーがCEOに就任、

クリエイティブ面での改革を推進、

2001年にIPOを果たしてグローバル展開を強化しました。

日本とBurberry

日本でも、日常生活に溶け込んでいる

ブランドです。

この章では、日本でのBurberryの展開について、

まとめます。

日本への進出と展開の歴史

ライセンスからのスタート
1965年から三陽商会がBurberryと、

ライセンス契約を結び、

日本市場での展開を始めました。

昭和の時代に作られた、

Burberryのコートは、

状態によりかなりの高値となる

場合もあります。

日本限定ライン
日本向けに「Burberry Blue Label」(女性向け、1996年開始)や、

「Burberry Black Label」(男性向け、1998年開始)などの独自ラインが生まれ、

若者層に人気を博しました。

自分も大学時代には、

Burberryブラックレーベルの

財布を使っていました。

直営路線への転換
2015年6月、ライセンス契約を早期終了し、

Burberryは日本での事業を、

自社で直接運営する戦略に転換しました。

直営店の開設
同年3月、大阪・心斎橋に直営旗艦店を開業(2フロア構成で多くのコレクションを展開)。
また9月には新宿店を開設し、

グローバルラインを中心とした展開を本格化しました。

現在の展開
現在、日本には銀座・神戸・表参道・大阪・六本木・新宿などに直営店舗があり、

子供服を含むフルラインを展開しています。

BurberryとBurberrysの違い

ちなみにBurberryとBurberrys。

どちらも条件を満たせば、

“本物”です。

いつからBurberryに統一されたのか?

まとめます。

名称の違い

「Burberrys」:古くから使われていた表記で、

かつては「Burberry’s of London」とも呼ばれていました。

1999年頃にブランド名を「Burberry」に統一。

この変更が以降の現行ロゴとなります。

価値の判断ポイント
タグ表記を確認することで、

年代の特定に役立ちます。

例えば「Burberrys」表記は、

1999年以前のヴィンテージ品として、

高評価されることもあります。

今回も出てきた偽物

市場では完璧には避けられない、

偽物。

市場でも1割位は、

偽物が交じると言われています。

ちなみにセカンドオークションでは、

アパレルを得意としているバイヤーがたくさん

いるので簡単に見抜いて弾いてくれます。

今回出てきた偽物判定され弾かれました。

この画像はすべて、偽物です。

ちなみに真贋のポイントは、

タグが切れっ端で作られていたり、

字体に違和感を感じました。

偽物は素材や縫製などを手抜きして、

利益をかすめ取るだけなので、

なれれば触るだけでわかるものも存在します。

Burberryで特に人気のもの(私見)とオトクな処分方法

Burberryはいまでも人気ブランドです。

しかし、素材やデザインによって、

古物市場でも、数千円から数万円以上となるなど、

乱数が存在するブランドです。

市場では、シンプルなレザーのBurberryは、

思ったよりも伸びず、やはり定番のバーバリーチェック柄の

バッグや、定番のトレンチコート、マフラーは大人気です。

なので、家にある古いBurberryのコートやマフラー、

そしてベタと思えるデザインのバッグなどが、

あったらできれば衣料買取専門店で、

買取依頼をするのが一番です。

また、当社のようにオークション代行を利用するのも、

有効です。

みなさんも、実家のお宝探ししましょう!

Burberryにまつわる中古相場

いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。

“バーバリー”で検索しました。

取引数は60,934件、平均 7,346円、最高 498,000円でした。

最高落札されたものは、

バーバリーなどの有名ブランドバッグ400点以上でした。

これこそ古物の本懐。という売り方です。

これを一度でいいから、やってみたいなと思います。

eBayでも、”Burberry”で検索しました。

Seller数は17,036、Ave(平均)$84.53、max(最高) $6,750でした。

最高落札されたものは、

アリゲーター皮のビジネスバッグです。

かつてBurberryのクロコダイル革で作られた、

革ジャンが一千万超えという恐ろしい話を聞いたことがあります。

やはり、エキゾチックレザーの王様はワニだなと痛感しました。

まとめ

Burberryは、日本人にとって

永遠の定番アイテムの一つです。

いまでも、水川あさみさんなど多くの有名人を、

起用し日本でも多くの路面店で売られ続けているからです。

かつては、誰でもというくらいコートが流行りました。

いまでも、街なかで見かけることも多いです。

あなたも、昔お母さんやお父さんが着ていた

Burberryのコートを見直してみませんか?

当社では、Burberryにまつわる品物を、

出張買取、オークション代行します。

お気軽にお申し付けください。