川崎市宮前区で、
不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。
田園都市線梶が谷駅から、
鷺沼駅行バスで10分、
東横線武蔵小杉駅から
野川台公園行バスで20分
上野川のバス停付近で、
個人の古物商として活動しています。
今日の午後のロードショー(通称午後ロー)は、
本気を出して?!あの名作?を放映しました。
残念ながら自分は、
毎月恒例のセカンドオークションの
手伝いで見れなかったので、
あらためてこの映画の魅力と、
有名なモンスター映画について
今後沼にハマりたい人に向けて、
色々と深堀りします。
今日上映されたザ・グリードについて
まずはこの映画を知らない人のために、
このザ・グリードについて軽く触れます。
[基本情報]ザ・グリード
1998年
監督・脚本:スティーブン・ソマーズ(代表作ハムナプトラ、G.I.ジョーなど)
出演:トリート・ウィリアムズ(ジョン・フィネガン)
ファムケ・ヤンセン(トリリアン・セント・ジェームズ)
ケヴィン・J・オコナー(ジョーイ・パントゥーチ)
アンソニー・ヒールド(サイモン・キャントン)
ウェス・ステュディ(ハノーバー)
ストーリー
3000人の乗客を乗せて、
南シナ海を航行中の超豪華客船、
「アルゴノーティカ号」に、
密輸船キャプテンのフィネガン(トリート・ウィリアムズ)率いる、
傭兵チームがシージャック目的で侵入する。
しかし船内には乗客がほとんどおらず、
生き残りわずか数名。
3000人はすべて触手のようなモンスターに、
食い尽くされていた!
ここに、フィネガンたちと
この巨大生物との壮絶な戦いが、
はじまる。
[魅力]見どころ3種の神器(あるファンの言葉を借りれば)
①個性豊かな悪人キャラたち
色々な食われ方をされるだけではなく、
しっかり最後まで爪痕を残す濃いキャラが多いです。
主人公のタコと瓶とエビの話や、
「ガンを飛ばすな」、「お次はなんだ?!」「自分を撃て!」など名台詞も
盛り沢山です。
②無駄のない展開とやりとり(監督ソマーズらしい節約シナリオ)
節約というか贅肉を削ぎ落とした、
まさにジェットコースタームービーの
お手本のようなシナリオ展開に、
何度も見たくなります。
個人的にはグリードの餌場を
見つけた時に、3000人の末路
をあえて数秒間流す演出です。
③高速多腕触手クリーチャーのビジュアル衝撃、どれを取っても◎。
なんせこのザ・グリードを作り上げたのが、
あのルーカスが創設したILM。
触手が実際に存在していて、
本当に生きているのかと錯覚するレベルで、
超高速で動き回ります。
ラストに登場する、
グリードの巨体もかなりリアルです。
ザ・グリードと自分の出会い
自分がこの映画と出会ったのが、
夏映画を渋谷のTOHOシネマズにて
見終えたあと、目に飛び込んだ一枚のポスター。
キャッチコピーは
「90分で3000人」
ポスターは海に浮かぶ豪華客船の下に、
明らかにやばい化け物が迫っている
シンプルなポスター。
弟とこのポスターを見て今度はこいつだ!と、
直感がささやきました。
久しぶりに映画館で、
ちびるようなスリル体験ができました。
最後まで緊張感が続き、
あっという間にエンドロールまででした。
昔から、エイリアンや遊星からの物体Xなどのような、
モンスタームービーは好きでした。
しかし、演出台詞回し、
演者の演技などすべてが噛み合うモンスタームービーは、
初めてでした。
今見ても、十分楽しめるモンスター映画の決定版だと
個人的には思える名画です。
ちなみにパンフレットも手に入れましたが、
見開きページで船の構造図を詳細に描くなど、
かなりの力作です。

これからモンスター映画の沼にハマりたい人におすすめな作品5選
モノクロ時代から現代に至るまで、
定期的に作られるモンスター映画。
基本的にはB級映画として、
ゲテモノ扱いされることが多いです。
しかし、後世に残る名作も数多くあります。
80年代から今に至るまで、
社会現象まで起こした、
作品5選を紹介します。
| 年代 | タイトル(日本語/原題) | 監督/代表出演 | なぜ観てほしいか |
|---|---|---|---|
| 1979 | 『エイリアン』Alien | リドリー・スコット/シガニー・ウィーバー | 密閉空間 × 少人数 ×緊張デザイン。宇宙の未知=最恐のクリーチャー体験の原点。まもなくドラマエイリアンアースも控えています。 |
| 1982 | 『遊星からの物体X』(The Thing) | ジョン・カーペンター/カート・ラッセル | 同化型宇宙生物が引き起こす精神崩壊と“不信”のサバイバル。実写造形の最高峰。緊張感は映画界でも屈指。 |
| 1990 | 『トレマーズ』Tremors | ロン・アンダーウッド/ケビン・ベーコン、フレッド・ウォード | 砂漠の村で地下から襲ってくるワーム型モンスターとの、テンポ良く痛快な対抗劇。個人的には、武器マニアVSトレマーズのバトルは熱いです。 |
| 1993 | 『ジュラシック・パーク』Jurassic Park | スティーヴン・スピルバーグ/サム・ニール他 | 「恐竜=モンスター」の概念をCGで復活。1970年代以前の怪獣映画と違う“リアル”な震え。今年の8月8日には、原点回帰の物語が控えています。 |
| 2008 | 『クローバーフィールド』Cloverfield | マット・リーヴス(製作ジェイ・J・エイブラムス) | “ブレア・ウィッチ方式”で描く、都市を破壊する巨大怪獣。カジュアルに怖さと混乱を体験。個人的には、自由の女神の頭が飛んできて「オーマイゴッド」を連呼するシーンは忘れられません。 |
若者向けモンスター映画のすゝめ
言わずもがなこの手の作品は、
グロテスクな演出の連続で、
人を選ぶジャンルだと思います。
このジャンルに、
初めて触れるのがよいか
考えてみました。
①肩の力を抜いて突っ込みましょう!
真面目に捉えすぎると鬱になるので、
モンスターの登場シーンや、
戦い方などに気軽に「おかしいやろ!」など、
楽しくツッコミ(心のなかで)を入れましょう
個人的にこのジャンルに適正があるか、
簡単に測れる作品が「北斗の拳」を
裏ギャグとして笑えるかだと思っています。
②モンスターの造形美にハマる
名画に至るモンスター映画は、
モンスターの造形美も手抜きなしです。
名画エイリアンは、あのHGギーガーという
巨匠の手によって作られました。
細部にわたるまで、隙のない美しささえ感じさせる、
究極のグロテスクさを味わいましょう。
③意外と短い時間で楽しめる
今回紹介したザ・グリードはたった106分で
楽しめます。エイリアンも2時間ありません。
時間がなくてもサクッと見られる、
タイパの良い作品が多いです。
④“怪物が出る意味”より“怪物が暴れる楽しさ”重視
論理や倫理を持ち込まず、
「人間を襲って追いかけて食べる」モーションが最高。
理屈抜きで笑って叫べる余白を残してくれます。
何故かグリードの特集で、
食べられ方特集が取り上げられていました。
⑤観た後に誰かに語りたくなる要素が満載
「Now what?」とか「お次はなんだ?」など、
思わず口ずさみたくなる決め台詞や、
キャラ&モンスター造形が記憶に刷り込まれます。
特に『ザ・グリード』はそのジャンルの初心者にこそ刺さります。
モンスター映画にまつわる中古相場
いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。
“モンスタームービー”で検索しました。
取引数は3,623件、平均 5,093円、最高 151,000円でした。
最高落札された品物は、
1992年に作られたゴジラVSモスラのフィギュアです。
映画関係のお宝としては、
定番の品物です。
ちなみにザ・グリードのDVDは、3万円と完璧プレミア化しています。
まとめ
今日は見逃してしまいましたが、
ザ・グリードは本当に好きな作品の一つです。
あなたの心のモンスター映画は何ですか?
なければ、今年の夏休みは探求のたびに出るのもありです。
当社では、ザ・グリードなどモンスター映画にまつわる
お宝を出張買取、オークション代行します。
お気軽に、お申し付けください。