川崎市宮前区で、
不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。
田園都市線梶が谷駅から、
鷺沼駅行バスで10分、
東横線武蔵小杉駅から
野川台公園行バスで20分
上野川のバス停付近で、
個人の古物商として活動しています。
パソコン、エアコン、テレビ、冷蔵庫など白物家電と並んで、
生活や職場に欠かせないアイテムがあります。
それは、シーリングライトです。
今回は、実際に体験したLEDライトの故障の原因と、
いまだシェアを誇る蛍光灯の処分について、
深堀りします。
いきなり逝ったLEDライト
とある真夏の夜。
仕事をいつものように進めていたところ、
突然LEDライトが点いたり消えたりを、
繰り返すようになりました。
流石に仕事が全くできなくなったので、
その日は仕事を中断しました。
やはり電灯の明かりは、
仕事や生活に欠かすことができないものだと、
改めて再認識できました。
まずは、このLEDライトの歴史についてまとめます。
LEDライトの歴史について
LEDライトの歴史についも、
どのように発展したのか、
まとめました。
主要な歴史的節目
1. 原理の発見(1907年–1930年代)
1907年:
英国のヘンリー・ラウンドが、
「電流を通すと結晶が光る現象(エレクトロルミネッセンス)」を報告 。
1927年:
ロシアのオレグ・ロセフが初めてLEDを作製し、
論文を発表。
2. 初期LEDの開発(1950–1960年代)
1950年代:
赤外線LEDが、テキサス・インスツルメンツで実用化(1961年)し、
視覚外LEDとして使用 。
1962年:
ニック・ホロニャックが赤色可視LEDを発明し、
「初の実用LED」として実用化。
3. 多色化・高輝度化(1970年代)
1971–72年:
ジャック・パンコーブが青LED、
ジョージ・クラフォードが黄LEDを開発。
1976年:
トム・ピアソールが光ファイバー用高輝度LEDを開発 。
この頃から、計算機や電子機器への応用が始まり、
価格も低下(数セント程度に)。
4. 青・白色LEDの革命(1990年代)
1993年:
赤崎勇・天野浩・中村修二らが高輝度青色LEDを開発。
1994–96年:
この成果を基にした白色LEDが誕生。
青LED+蛍光体で白色光が可能に。
5. 大衆化と高効率化(2000年代以降)
2002年頃:
住宅用白色LEDが市場に登場、
約80〜100 英ポンド(初期は高価)。
2006年:
100 lm/W以上の効率を持つLED実現、
白色LEDの普及が本格化。
2010年代:
250 lm/W超のLEDも登場、
エネルギー効率・寿命・色再現性が大幅改善 。
2014年:
赤崎・天野・中村の3氏が青色LEDへの貢献で、
ノーベル物理学賞受賞。

LEDライトが壊れる原因
LEDライトの故障はいくつかの原因が、
絡み合って発生するようです。
主な故障の原因は、以下となります。
1. 電子部品(電源基板・コンデンサなど)の経年劣化
電子回路内の部品(特にコンデンサ)は、
熱や長時間の使用によって劣化し、
点滅・消灯などの不安定な症状を引き起こします。
LEDチップそのものより、
こうした基盤部分の故障が多いです。
ここまで来ると、寿命として考えて交換をおすすめします。
近くの家電量販店で、買いましょう。
2. 熱がこもる設置環境
以前使っていた白熱電球や蛍光灯の天井ユニットだと、
LED製品に装着すると高温(55〜65℃)になりやすく、
結果として内部電子部品が早く故障します。
3. 接続不良・リモコンやソケットトラブル
リモコンの故障・電池不足、
引っ掛けシーリング(天井ソケット)の接点緩み・
劣化も頻繁なトラブル原因です。
これらはライト本体より簡単に直せることもあります。
LEDライトと蛍光灯ライトの長所短所
ちなみにLEDが登場するまで、多分2000年代初頭まで、
日本中の家庭や職場を照らした、
蛍光灯。
LEDとの性能面などを比較して、
お互いの長所短所をまとめます。
1. 点灯方式の違い
LED:半導体を使って電気→光に直接変換。
蛍光灯:ガス→UV→蛍光発光剤が可視光を発光させる方式。
2. エネルギー効率と電気代
LED
・消費電力が非常に少なく、同等の明るさでも約 44〜80% 省エネ 。
蛍光灯
・白熱灯より省エネだが、LEDほどではない(LEDの約半分の効率) 。
3. 寿命とメンテナンス
LED
・平均寿命:25,000~50,000時間(高性能LEDでは100,000時間超も)。
・頻繁なON/OFFに強く、寿命の影響が少ない。
蛍光灯
・寿命:7,000~15,000時間(CFLでは〜30,000時間)。
・スイッチの切り替えが多いと劣化しやすく、
バラスト(安定器)の交換が必要になる場合も 。
4. 明るさ・光の質
LED
・色温度の選択肢が豊富(3000K〜昼白色など)。調光・スマート機能付きもあり。
・瞬時に点灯し、ちらつきがなく目が疲れにくい 。
蛍光灯
・起動に時間がかかる場合があり、ちらつきやハム音が発生することも 。
・色再現性はLEDに劣るものが多い 。
5. 環境・安全性
LED
・水銀を含まず、廃棄が簡単で環境負荷が低い 。
・熱も少なく、火災リスクも低い。衝撃に強く壊れにくい 。
蛍光灯
・水銀含有で割れると有害。UVや紫外線の影響も小さくない。
・高所設置後の破損リスクあり(ガラス管) 。
6. コスト比較(初期費用 vs ランニングコスト)
LED
・初期は高めだが、電気代・交換頻度の削減で 長期的にはお得。
蛍光灯
・初期は安いが、ランプ交換や高めの電気代で 結果的には高コストになることも多い 。

LEDと蛍光灯の処分方法
あなたに質問です。
LEDと蛍光灯。
この2つは、そのままゴミに混ぜてもいいのでしょうか?
答えは”☓”です。
この章では、川崎市を例にLEDライトと蛍光灯のゴミ出しルールについて、
まとめます。
シーリングライト本体の処分方法
LED & 蛍光灯両対応
川崎市では、最長辺が 30cm未満 の照明器具(シーリングライト含む)は、
「小物金属」または「不燃ゴミ」に分類されます。
しかし、30cm以上 は 粗大ゴミです。
30cm未満の場合:
→ 「小物金属」で出すか、不燃ゴミとして処分可能。
30cm以上の場合:
→ 粗大ゴミとして処理。
粗大ごみ受付センターに申し込み(WebでPayPay支払いも可)→ 処理券を購入(コンビニ・郵便局) → 指定日に所定の場所に出す。費用は200~700円程度です 。
蛍光灯ランプ部分(管)の捨て方
蛍光灯管は 水銀を含むため別扱い です:
普通ゴミの日(可燃/不燃以外の分別) に出せます。
厚紙などで包み、「蛍光管」または「蛍光管キケン」と明記して出してください。
回収は週2回。割れ物でも同様の出し方で対応されます 。
小型家電(LED電球等小さめライト)
川崎市では 30cm未満のLED電球や小型ライトは、
「小型家電リサイクル法」の拠点回収対象です。
区役所・生活環境事業所などにある、
回収ボックスに出せます(データ消去など必要)。
シーリングライトにまつわる中古相場
いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。
“シーリングライト”で、検索しました。
取引数は11,030件、平均 4,393円、最高 190,000円(シーリングライトとして)でした。
最高落札された品物は、
IDC大塚家具 エミール・ガレコラボのシーリングライトです。
こういうものは、市場に出ると大盛りあがり不可避な、
アイテムです。
まとめ
突然いつも頭上で優しく照らしてくれる、
シーリングライトの重要性を改めて感じました。
なので、新しいライトを買って一安心です。
なので、思わずまとめてしまいました。
当社では、変わったシーリングライトについて、
出張買取、オークション代行します。
気軽に相談してください。