海外で作られているお酒、ウィスキーにワイン、ブランデー。その魅力と歴史そして、それにまつわる中古相場などを深堀りします。

川崎市宮前区で、

不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。

田園都市線梶が谷駅から、

鷺沼駅行バスで10分、

東横線武蔵小杉駅から

野川台公園行バスで20分

上野川のバス停付近で、

個人の古物商として活動しています。

古物でも法律で守られていて、

買える人が限られるお酒。

今回は、海外で有名なお酒について

その種類と、歴史。

そして、中古相場を深堀りします。

お酒の世界(海外のお酒編)

お酒は単なる嗜好品ではなく、

作られた地域の文化や歴史を、

深く感じることができる存在です。

世界的に有名なお酒を5つ上げます。

1.ビール(Beer)
魅力:​

世界で最もメジャーなお酒で、

喉越しの良さと多様なスタイルが特徴です。

​ラガーやエール、スタウトなど、

地域や製法によってさまざまな味わいが楽しめます。

​特にドイツやベルギー、日本などでは、

独自のビール文化が発展しています。​

日本では、サントリーやキリンなどメジャー以外に、

銀河高原ビールなど、

地ビール文化も大人気です。

    歴史:

    ​ビールの起源は古代メソポタミアにまで遡り、

    人類最古の醸造酒とされています。

    ​日本では、明治時代にビールの製造が始まり、

    1900年のパリ万国博覧会で恵比寿ビールが金賞を受賞するなど、

    国際的にも評価されました。 ​

    2.ワイン(Wine)
    魅力:

    ​ブドウを原料とした発酵酒で、

    赤・白・ロゼ・スパークリングなど多彩な種類があります。​

    食事との相性が良く、

    料理の味を引き立てる役割も果たします。

    例:赤ワインは肉料理似合うなど。

    ​特にフランスやイタリア、

    スペインなどのワインは世界的に有名です。

    ​最近では、アメリカのカルフォルニアワインや、日本の甲州ワインも

    ジワジワ人気が高まっています。

      歴史:

      ​ワインの歴史は古代エジプトやギリシャにまで遡ります。

      ​中世ヨーロッパでは修道院での醸造が盛んに行われ、

      現在のワイン文化の基礎が築かれました。

      ​シャンパーニュ地方で生まれたスパークリングワインは、

      17世紀に発泡性が発見され、

      18世紀には貴族や富裕層の間で人気を博しました。 ​

      3.ウイスキー(Whisky)
      魅力:

      ​大麦やトウモロコシなどの穀物を原料とし、

      蒸留・熟成を経て造られる蒸留酒です。​

      スコッチ、アイリッシュ、アメリカン、ジャパニーズなど、

      産地によって風味や製法が異なります。

      ​特にスコットランドのシングルモルトウイスキーは、

      個性的な味わいが魅力です。​
      最近では日本の山崎や響、余市などの相場が、

      一本30万ならやすいと感じるくらい、

      異常な高値になっています。

        歴史:​

        ウイスキーの起源はスコットランドやアイルランドにあり、

        15世紀には王室でも嗜まれていた記録があります。​

        密造の時代を経て、

        19世紀にはブレンデッドウイスキーが誕生し、

        世界中に広まりました。​

        1963年にはグレンフィディックが世界で初めて、

        シングルモルトとして販売を開始し、

        現在のウイスキーブームの礎を築きました。 ​

        5.日本酒(Sake)
        魅力:

        ​米と水を原料とし、

        麹菌を使って発酵させる日本独自の醸造酒です。

        ​繊細で柔らかな味わいが特徴で、

        冷やしても温めても楽しめます。

        ​日本料理との相性が抜群で、

        食中酒として親しまれています。​

          最近では、海外の人も自国の料理と日本酒を

          味わうようになりました。

          歴史:

          ​日本酒の歴史は古く、

          奈良時代にはすでに醸造が行われていたとされています。

          ​江戸時代には技術が発展し、

          全国各地で地酒が造られるようになりました。

          ​現在では、海外でも「SAKE」として人気が高まり、世界中で楽しまれています。​

          5.ラム(Rum)
          魅力:

          ​サトウキビの糖蜜を原料とした蒸留酒で、

          カリブ海諸国を中心に生産されています。

          ​甘く芳醇な香りと味わいが特徴で、

          カクテルのベースとしても広く使用されています。

          ​ホワイトラム、ゴールドラム、ダークラムなど、

          熟成度合いによって種類が分かれます。​

            どちらかというと、海賊映画で日本での地位が確立されたと

            思います。

            歴史:

            ​17世紀にカリブ海地域でサトウキビの栽培が盛んになると、

            副産物である糖蜜を利用してラムが造られるようになりました。

            ​その後、海賊や海軍の間で愛飲され、

            世界中に広まりました。

            ​現在では、バカルディやキャプテンモルガンなどのブランドが有名です。​

            特に人気の高いウィスキーについて更に深堀り

            ​世界的に大人気なお酒ウイスキー。

            特に有名なウイスキーを世界五大ウイスキーと称するものがあります。

            1.スコッチウイスキー(スコットランド)
            主な種類:

            シングルモルト:​単一の蒸留所で製造された大麦麦芽のみを使用。

            地域によって風味が異なり、アイラ地方のものはスモーキーな香りが特徴。

            ブレンデッド:​複数のモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンド。

            特徴:​ピート(泥炭)を使用したスモーキーな香りや、

            地域ごとの多様な風味が魅力です。​

            2.アメリカンウイスキー(アメリカ)
            主な種類:

              バーボン:​トウモロコシを51%以上使用し、新しい焦がしたオーク樽で熟成。

              ライウイスキー:​ライ麦を51%以上使用し、スパイシーな風味が特徴。

              特徴:​甘みのあるバーボンや、スパイシーなライウイスキーなど、

              原料による風味の違いが楽しめます。​

              3.アイリッシュウイスキー(アイルランド)
              主な種類:

                シングルモルト:​大麦麦芽のみを使用。

                ポットスチル:​大麦麦芽と未発芽大麦を混合し、銅製の単式蒸留器で蒸留。

                特徴:​通常ピートを使用せず、滑らかで軽やかな味わいが特徴です。​

                4.カナディアンウイスキー(カナダ)
                主な種類:

                  ブレンデッドウイスキー:​トウモロコシやライ麦などを原料とし、複数の原酒をブレンド。

                  特徴:​ライトでスムーズな口当たりが特徴で、カクテルのベースとしても人気があります。​
                  Whiskeen(ウイスキーン)

                  5.ジャパニーズウイスキー(日本)
                  主な種類:

                    シングルモルト:​単一の蒸留所で製造された大麦麦芽のみを使用。

                    ブレンデッド:​複数のモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンド。

                    特徴:​繊細でバランスの取れた味わいが特徴で、ミズナラ樽を使用した独自の風味も魅力です。

                    お酒を売買するのに必要な免許について

                    古物市場でも、数千万円で落札される

                    山崎50年などモンスターが多く、

                    魅力あふれるお酒の世界。

                    しかし、お酒を継続反復して販売するには、

                    古物許可証以外に”酒類販売業免許”が、

                    必須です。

                    新しいものもしくは、古酒など状態や、

                    販売する方法などで3つに別れます。

                    1.一般酒類小売業免許
                    対象:​店舗で一般消費者に酒類を販売する場合。

                    特徴:​すべての種類の酒類を取り扱うことが可能です。

                    申請先:​販売場の所在地を管轄する税務署。

                    2.通信販売酒類小売業免許
                    対象:​インターネットやカタログを通じて、

                    2都道府県以上の地域の消費者に酒類を販売する場合。

                      特徴:​通信販売に特化した免許で、販売対象が広域にわたる場合に必要です。

                      申請先:​販売場の所在地を管轄する税務署。

                      主に、古物商ではこの免許をさして免許と言うことが多いです。

                      3.酒類卸売業免許
                      対象:​酒類販売業者や製造業者に対して酒類を卸売りする場合。

                        特徴:​卸売りの範囲や対象によって、以下のような種類があります。

                        全酒類卸売業免許:​すべての種類の酒類を卸売り可能。

                        輸入酒類卸売業免許:​輸入した酒類を卸売りする場合に必要。

                        申請先:​販売場の所在地を管轄する税務署。

                        [注意点]

                        免許について、以下の注意点があります。

                        1.免許の取得前に販売を行うことはできません。​

                        必ず免許を取得してから営業を開始してください。

                        2.免許の種類によって取り扱える酒類や販売方法が異なります。

                        ​自身の事業形態に合った免許を選択してください。

                        3.免許の取得には時間がかかる場合があります。​

                        事前に余裕を持って準備を進めましょう。

                        4.古酒の容器やボトル栓のみを取り扱う場合、​それらが「道具類」に該当するため、古物商許可が必要となることがあります。​

                        5.海外輸出には、この資格のみでは不十分ですので、よく調べてから始めましょう。

                        もし免許無しで販売した場合は、どうなるのか?

                        日本の酒税法により、酒類の販売業を行うには、

                        所轄税務署長からの「酒類販売業免許」が必要です。

                        ​この免許を取得せずに酒類を販売した場合、

                        以下のような罰則が科される可能性があります。​

                        刑事罰:​1年以下の懲役または50万円以下の罰金 ​

                        社会的信用の失墜:刑事事件として報道されることで、

                        社会的な信頼が失われ、事業経営に長期的な悪影響を及ぼす可能性があります。

                        またeBayを介してお酒を輸出するときにも、

                        同様なリスクがありますので、気をつけましょう。

                        ちなみに、eBayでお酒を販売する際は、以下のような許可が必要です。

                        [eBayでのお酒販売]

                        eBayでは、アルコール類の出品に関して厳格なポリシーが設けられています。

                        基本的に、eBayから事前に承認を受けた一部の業者のみが、

                        アルコール類を出品することが可能です。

                        一般のセラーが無許可でアルコール類を出品することは、

                        eBayの規約違反となり、アカウントの停止やその他の制裁を、

                        受ける可能性があります。

                        さらに、日本から酒類を輸出する場合には、以下の免許が必要となります。​

                        輸出酒類卸売業免許:​海外の業者に対して酒類を卸売りする場合に必要。​

                        通信販売酒類小売業免許:​インターネットを通じて海外の一般消費者に酒類を販売する場合に必要。​

                        これらの免許は、所轄の税務署に申請し、審査を経て取得する必要があります。

                        お酒にまつわる中古相場

                        いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。

                        “お酒”で検索してみました。

                        取引数は22,534件、平均 11,418円、最高 921,800円でした。

                        最高落札された品物は、サントリーのピュアモルト エイジ アンノウンでした。

                        作られた年代が不明な、ミステリアスな一本です。

                        eBayでもしらべました。

                        “sake”で検索しました。

                        Seller数は2,159、平均(Ave)$41.92、max$1,600でした。

                        最高落札された品物は、shojiのk22の酒器セットです。

                        やはり金は相場で変動しますので、

                        まさに今を象徴する逸品です。

                        まとめ

                        お酒は免許が必要なので、

                        知り合いに任せることが多いです。

                        しかし、お酒は浪漫があるので、

                        いつかは扱ってみたいです。

                        それでも酒器、空き瓶などは扱えます。

                        出張買取、オークション代行もします。

                        お気軽に、お申し付けください。