今日のセカオクで遭遇したVAN。それは日本を一気におしゃれにした流行でした。その歴史と魅力を深堀りします。もちろん、お宝についてもまとめます。

川崎市宮前区で、

不用品買取や大人の断捨離を

支援するアニー堂です。

田園都市線梶が谷駅から、

鷺沼駅行バスで10分、

東横線武蔵小杉駅から

野川台公園行バスで20分

上野川のバス停付近で、

個人の古物商として活動しています。

本日も月一のセカオクの日。

今日は懐かしいとある品物が、

数多く出品されました。

今回は、この品物について、

魅力と歴史についてまとめます。

今日のセカオク紹介

今日のセカオクは、靴まつりでした。

シャネルのハイカットスニーカーや、

ルイヴィトンやグッチのスニーカー。

といった、定番のハイブランドアイテムから、

ナイキのスニーカーなど多彩なアイテムが、

出品されました。

そうした中、異彩を放つアイテムが、

別展コーナーに有りました。

それは、”VAN”のTシャツです。

VANは、自分より年上の男性には懐かしい、

ファッションアイテムです。

後ほど詳しく述べますが、

今でも定番のジャケットファッション、

通称アイビールックを作り上げました。

今回のブログは、このVANが作り出した

アイビールックについてまとめます。

かつてVANの歴史

VANは、1960年代から1970年代にかけて、

都会の若者を中心に流行した、

ジャケットをベースにしたおしゃれアイテムです。

モデルは、アメリカのハーバード大学など、

一流アイビーリーグに通う、

大学生達の服装がモデルです。

ジャケットとポロシャツ、スラックスなどを

サラリと身につけるのが定番です。

それを、日本で流行らせたのが、

“VAN Jacket”です。

[VAN Jacketとは]

最初に日本にジャケットファッションを、

持ち込んだのは株式会社ヴァンヂャケットを

創業した石津謙介さんです。

彼が、ジャケットファッションの魅力を、

発信し続けました。

1960年代に入ると、”みゆき族”のブームをきっかけに、

一気にこの”アイビールック”が大流行しました。

70年代に入るも、愛好家は多くいました。

当時は青山の一等地に、オフィスを構えるほど

羽振りがよかったです。

1975年2月期の決算で、452億円の売り上げを、

計上したのをピークに業績が急激に悪化しました。

ブームが去ったのもあります。

しかし、三菱や丸紅東洋紡など、

ライバルの出現も相まってついに、

1978年に会社更生法を申請して、

解散しました。

[会社更生法以降の流れ]

しかし、その後も数多くのファンが、

大切にこのファッションを、愛用し続けました。

その結果、1980年に株式会社ヴァンヂャケットとして、

VANの商標権などを引き継ぎ存続しました。

その結果何度か、リバイバルを販売しファンは守るべく、

書い続けました。

1988年や1990年そして、2008年など幾度も世間の注目を、

あつめました。

定番のVANのファッションの型と魅力

VANスタイルとは?
VANのスタイルは、一言でいうと「トラッド」です。

しかし、単なるトラッドにとどまらず、

そこに若者らしい遊び心や、

自由な発想が加えられています。

アイビーリーグスタイルをベースに:

アメリカのアイビーリーグの学生が好んで着ていたスタイルを参考に、

ブレザー、ボタンダウンシャツ、チノパンといった、

アイテムを軸にコーディネートを組むのが特徴です。
自由なアイテムの組み合わせ:

トラッドなアイテムに、

個性的な柄のネクタイや、

遊び心のあるアクセサリーを合わせることで、

自分だけのスタイルを確立できます。
高品質な素材:

上質な素材を使用しており、長く愛用できるアイテムばかりです。

VANの魅力とは?
普遍的な美しさ:

時代を超えて愛される普遍的な美しさを持っています。

どんな時代になっても、

VANのスタイルは古臭く感じることなく、

むしろ洗練された印象を与えます。
自分らしさを表現できる:

ベーシックなアイテムを組み合わせることで、

自分だけのオリジナルスタイルを、

創り出すことができます。
高品質で長く使える:

上質な素材で作られているため、

長く愛用することができます。

今のVANについて

いまのVANはかつてのVANとは会社が異なります。

しかし、創業者の石津謙介氏の意思を脈々と受け継いでいます。

現代のVANは、モッズコートなど気軽におしゃれに

取り込むことが出来ますので、

今の50代までのオヤジから、いまの大学生たちも

おしゃれに着こなすことも出来ます。

今回セカオクで出品された、

VANはかつてのコレクションのデッドストックの

可能性があります。

VANの中古相場について

いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。

“VAN”で検索しました。

取引数は8,727件、平均 6,885円、最高 150,000円でした。

最高落札された品物は、VANの2016年に発売された、

スタジアムジャンパーでした。

こういうプレミアムなアイテムは、

永遠のコレクターズアイテムです。

まとめ

正直に言うと自分が生まれたときには、

ほぼ終わっていました。

しかし、大学生くらいのときに、

VANに似ている、アメカジや渋カジはまだまだ

ブームが続いていました。

当社では、懐かしいVANにまつわるおしゃれアイテムを、

出張買取、オークション代行します。

気軽にお申し付けください。

セカンドオークションについても、

以下のリンクを参考して、

ぜひ参加してください。

https://www.recycle-tsushin.com/news/detail_7940.php