捨てる神あれば拾う神あり【オタクの身支度】(委託販売)

川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。田園都市線梶が谷駅から、鷺沼駅行バスで10分、東横線武蔵小杉駅から野川台公園行バスで20分上野川のバス停付近で、個人の古物商として活動しています。

捨てる神あれば拾う神あり

今日は、偶然出会ったお宝についてお話します。年の瀬が迫る2018年12月。いつも行く郵便局の道すがら、金属の缶が捨てられていました。中からきれいなキン消しが見えたので、思わず救助しました。キン消しが約1キロほどもありこれだけでも十分保護に値しますが、今回の主役は、底に隠れていました。

キン消しの中に紛れて、ガンキャノンが出てきました。しかし素材がよく見るプラスチックのプラモデルではなく、ソフビ製と少し違うもので、足にはクローバーという聞き慣れない会社が作っていました。この他にも1970年代に作られたバルタン星人のソフビ人形もあったので、そちらのほうが高いかなと思ってまとめて出品しました。

オークションが終わって、結果を見ると約5万円近い値段と、54回も入札される異常な入札数に驚きました。少し薄汚れていて、壊れかけているのに、5万近くになったのには理由がありました。

じつは、ガンタンクを作ったクローバーは1973年から1988年まで東京都葛飾区に拠点を構えていた、今は存在しない会社が作っていたものでした。こちらがガンダムの放映に合わせて作っていた貴重なものでした。当時はまあまあ売れていましたが、ガンタンクなんてマニアックな物は当時は見向きもされていないので、現存数がガンダムみたいなものに比べて少なくなっていてそれが高値になった理由でした。

お宝を、探す時はこういった当時は、あぁそう言えばいたなという物のほうが値段が付きます。合わせて世の中の情勢を鑑みるのは大切なことです。例えば今は、オリンピックが近いですが大量に作られるオリンピックグッズよりも、チラシなどさりげなくて残りづらい物のほうが価値があります。

目利きな方に見せるときも、そういう物をチラ見せさせたほうが、高額買取につながることがあります。実家の片付けをそうした目線で行って、お得に身支度するのは、その後の人生や残された家族が気持ちよく暮らすことに繋がります。

当社では、最高の形でお迎えを受けられようなお手伝いならお金以上に、価値があるので喜んで奉公します。片付け始めて困ったら電話、メールお待ちしています。