DAHONのリコール事件を見て。それは、会社にとってもユーザーにとっても大事件。近年自転車界におきた、リコール事件を5つ紹介。

川崎市宮前区で、

不用品買取や大人の断捨離を

支援するアニー堂です。

田園都市線梶が谷駅から、

鷺沼駅行バスで10分、

東横線武蔵小杉駅から

野川台公園行バスで20分

上野川のバス停付近で、

個人の古物商として活動しています。

あの折りたたみ自転車の名工DAHONが、

まさかのリコール事件を起こしてしまいました。

今回は、このリコールの詳細と、

最近自転車界で起きたリコール事件を、

5つ深堀りします。

DAHON リコール事件

先日10/30国民生活センターから、

走行中にフレームが折れ顎を怪我した

たとしてDAHONの一部の折りたたみ自転車に、

警告が出ました。

この事件を受けて、

この事態を重く受け、

DAHONはリコールを宣言し、

対策を発表しました。

対象となった自転車は、

DAHONのHorize Discで日本では、

734台が対象となっています。

[リコールの原因]

当該の自転車のフレームのヒンジ部付近で破損して、

フレームの前後(前フレーム、後フレーム)が分断した状態でした。

調査の結果、破損していたアルミ合金製フレームの

ヒンジ部付近の溶接部に、

多種の溶接欠陥がみられ、

フレームの強度が不足している

ことが分かったといいます。

[原因と対策]

フレーム中央にある、

ヒンジ付近が、溶接の不完全から、

強度不足になったようです。

これを受け、DAHONは以下のお願いをしています。

1.購入店に連絡

2.日本の代理店であるアキボウに連絡

アキボウのページのリンクを貼りますので、

もし持っているなら、確認を進めます。

https://www.akibo.co.jp

リコール事件が起きたらどうなるか

近年でもタカタのエアバッグリコール事件など、

世界の大会社が潰れたリコール事件があとを絶ちません。

もしリコールが起きたらどうなるのか?

起こした会社側と、

我々消費者が受ける

被害についてまとめます。

[会社側]

巨額の費用:
製品回収、修理、交換にかかる費用
広報活動や顧客対応費用
ブランドイメージの低下による売上減少
法的な責任追及による賠償金
ブランドイメージの失墜:
製品に対する信頼を失い、顧客が離れる
最悪、新製品の発売中止になる危険性も
株価の暴落:
リコールの情報が公表されると、

株価が大幅に下落します。
経営危機:
重大なリコールの場合は、

企業の存続が危ぶまれる場合も

[消費者(一般人)]
安全上のリスク:
欠陥製品の使用により、

ケガや事故に遭う可能性がある

最悪死亡事故にも発展します。
経済的な損失:
購入した製品が使えなくなる
交換や修理の手続きに手間がかかる
精神的なストレス:
製品に対する不安や不信感
リコール対応に振り回されます。

近年おきた自転車界の5大リコール事件

自動車やストーブなどリコール事件は

多数あります.

もちろん、自転車界にも数多くのリコール事件が、

起きています。

近年おきた事件を5つまとめます。

1.ブリヂストンサイクルの「ステンレス製リム」(2022年)

事象:

2016年12月から2020年12月までに製造された、

一部の自転車・電動アシスト自転車用車輪の

「ステンレス製リム」に、

亀裂が入るなどの不具合が発生する可能性が判明。

2.ヤマハ発動機株式会社の電動アシスト自転車用バッテリー(2022年)

事象:

ヤマハ発動機株式会社が販売した、

電動アシスト自転車のバッテリーが、

発火する可能性があることが判明。

3.シマノの自転車用クランク(2023年)

事象:

シマノが製造した

一部の自転車用クランク

(FC-9000, FC-R9100など5モデル)に、

破損する可能性があることが判明。

4.トレック・ジャパン株式会社の自転車(ブレーキ)(2023年)

事象:

トレック・ジャパン株式会社が販売した一部の自転車のブレーキに、

効きが弱くなる可能性があることが判明。

5.2018年 Specialized Allezシリーズのリコール(2018年)
事象:

Allezシリーズの一部で、

フレーム接合部に亀裂が発生する恐れがあることを発見し、

リコールを実施しました。

他人事じゃない!古物商でリコール品を売るリスク

古物商とくに、出張買取をしているときに

たまに古い家電などでリコール品と遭遇するときがあります。

法律的には、売ることは。古物営業法上では、

問題ないようです。

しかし、売るのはおすすめできません。

なぜなら、事故や火災などお客様に、

被害が出る場合があります。

場合によっては、重大事故が起きれば、

訴えられる危険性があります。

君主危うきに近寄らずで、基本捨てましょう。

もし売るなら、ジャンク扱いにしましょう。

[不審なものを手に入れたとき]

自転車のバッテリーなど、

リコールがよく見られる品物に対して、

安全を確認する方法があります。

それは、”型番 リコール”の検索ワードで、

検索することです。

これで、リコールの記事がなければ、

一安心です。

リコール品の中古相場

いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。

“リコール”で調べてみました。

取引数は1,428件、平均 23,649、最高 750,000円でした。

最高落札された品物は、KawasakiのNinjaです。

リコール品を出すときは、

リコール対策やジャンクで出しているようです。

まとめ

お世話になっている自転車屋さんで、

ブリジストンのリコール修理を受けているのを、

見ていました。

本当にめんどくさくて、お金もほとんど発生しない。

リコールは起きてはならないと思います。

当社では、リコール品もばあいによっては、

取り扱いします。

出張買取、オークション代行しますので、

気軽にお申し付けください。