世界中で恐怖のブルースクリーン再び。Window大規模システム障害の現状と、今のパソコンそして今年のトレンドAIパソコンとは。もちろん、パソコンの相場もふかぼり

川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。田園都市線梶が谷駅から、鷺沼駅行バスで10分、東横線武蔵小杉駅から野川台公園行バスで20分上野川のバス停付近で、個人の古物商として活動しています。

7/19から世界中のWindowパソコンの一部にあの恐怖のブルースクリーンが発生し、システムがダウンして大騒ぎになっています。今回は、この事件の概要と、今のパソコンの相場そして噂のAIパソコンについてまとめます。

世界規模のシステム障害発生その原因

7/19突如世界中の空港や病院、物流のシステムがダウンしました。

原因は、これらの業務をつかさどるWindowパソコンが、突如ブルースクリーンエラーをはいて強制的に再起動を繰り返すトラブルが発生してしまいました。このエラーの影響は世界中で確認されました。ロンドンなど世界各地の空港では、6000機以上の飛行機が飛ばせなくなり、とある国の病院では、システムがダウンしてが医療が停止。さらに、物流の世界では、荷物が届かなくなったり多岐にわたります。日本でも、USJのレジシステムが停止したり、セブンイレブンでもプリペイドカードの一部が購入できなくなりました。

エラーの原因は、CrowdStrike社が開発した特定のシステムを入れたパソコンに、特定のパッチを当てることにより発生していました。現在行われている対応についてもまとめます。

事件の現状

原因のシステムを作ったCrowdStrikeは20日に、「問題は特定され、分離され、修正プログラムが配布された」としており、採用企業向けにはサポートポータルを確認し、担当者に連絡するよう呼びかけています。

当社が作った、修正版のシステムのおかげで、この混乱は少しづつ回復しているらしいですが、実際に完全にもとに戻るまで、遅くとも7/21頃を予定しているようです。

もし、あなたの会社のシステムが同じことになっている場合は、なる早でCrowdStrike社のサイトから修正版のシステムをダウンロードして再インストールすることをおすすめします。

CrowdStrike(英語)

https://www.crowdstrike.com/blog/statement-on-falcon-content-update-for-windows-hosts

ブルースクリーンってどんな状態?出たときの対策も紹介

このブルースクリーン(Blue Screen of Death、BSOD)とは、Window OSにおいて、重大なエラーの一つで、システムが正常に動作し続けることができなくなった場合に表示されます。

Window XPまでの、古いOSでよく発生していました。特にWindow95-MEあたりで、自分もよくお目にかかった記憶がありました。Window95などでは、運が悪ければ数日後また、ブルースクリーンとなることもありました。XP位になると年一回くらいまで落ち着きましたが、やはりシステムは今に比べると若干不安定であったことは代わりありません。

あわせて、ブルースクリーンの原因と対策をまとめます。

[原因]

1.ハードウェアの問題

メモリの故障: 不良なメモリモジュールが原因で、システムが不安定になることがあります。
ハードディスクの障害: セクタの破損やディスク全体の故障。こういうときはシステムの最適化して対処していました。
過熱: CPUやGPUが過熱すると、システムはクラッシュすることがあります。
電源の問題: 不安定な電力供給や故障した電源ユニット。それ以外停電やコンセントを引っ掛けて急にシステムが落ちたときにも起きていました。夏や冬急にブレーカーが落ちたときは、ヒヤッとしました。

2.ドライバの問題

不適切なドライバ: 不正確または古いデバイスドライバが原因で、システムがクラッシュすることがあります。パッチを適度に当てましょう。
互換性のないドライバ: 新しいハードウェアに古いドライバを使用すると、問題が発生することがあります。

3.ソフトウェアの問題

ウイルスやマルウェア: 悪意のあるソフトウェアがシステムの安定性を損なうことがあります。
システムファイルの破損: 重要なシステムファイルが破損すると、Windowsは正常に動作しません。

4.その他の要因

ハードウェアの互換性の問題: 新しいハードウェアが古いシステムと互換性がない場合。
設定ミス: 誤ったBIOS設定やオーバークロック設定など。

– 対策

1. ハードウェアのチェックとメンテナンス

定期的にメモリとハードディスクの状態をチェックし、問題があれば交換する。
システムの冷却を確保するために、ファンやヒートシンクを掃除する。
安定した電力供給を確保するために、信頼性の高い電源ユニットを使用する。

普及できない場合は、定期的にバックアップを取ることが必要です。
2.ドライバの更新

ハードウェアメーカーから最新のドライバをダウンロードしてインストールする。
互換性のあるドライバを使用することを確認する。
3.ソフトウェアの管理

ウイルス対策ソフトを使用してシステムをスキャンし、マルウェアを除去する。
システムファイルを保護するために、定期的にバックアップを取る。
Windowsの更新プログラムを定期的にインストールする。
4.その他の対策

BIOSやファームウェアの更新を確認し、必要に応じてアップデートする。
オーバークロック設定をデフォルトに戻す。
新しいハードウェアを導入する際には、システムとの互換性を確認する。
ブルースクリーンが起きたら、とりあえず再起動です。もしそれでもダメなら、BIOS画面などから最新の復元ポイントでの復旧など策はあります。あわてず落ち着いて、対処しましょう。

2024上半期の各メーカーの売上

アフリカの果てや遠隔地など、世界中にパソコンは普及しています。大半がWindowですが、アップルもまだまだ元気です。特に今年はアップルのパソコンの売上が前年度に比べ、2割も増えました。

ちなみに、アップルを含めた大手パソコンメーカーでも一部のメーカーを除き、販売台数が伸びました。中国レノボ・グループが前年同期比3.7%増の1470万台。2位の米HPは1.8%増の1370万台、3位の米デル・テクノロジーズは2.4%減の1010万台でした。それでも上位三社で3000万台も売れています。

何故ここまで売れたのか?それは、約4年でパソコンを買い替えるサイクルに入ったのが最大の原因です。それ以外、最新のパソコンは、AIを使うことを前提に開発された、AIパソコンを多く見かけるようになり、その目新しさも手伝って、売上増に繋がりました。

新型AIパソコンとは

“Chat GTP”先生など世界中で、AI技術が発展したことに伴い、パソコンメーカーは、AIに対応したパーツNPUを開発しました。

このNPUを搭載した高性能なノートPC=AI PCです。

NPUに軽く触れると、CPUやGPUのように演算処理を行なうパーツです。GPUがグラフィックに特化したパーツであるのと同様に、NPUはAI処理に特化したパーツです。

2024年は、この高性能NPUを搭載したパソコンをこぞって、発表しています。

なので、AIに強いパソコンをお得に手に入れられるチャンスです。

パソコンの中古相場

いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。

パソコンで検索しました。取引数は268,069件、平均 12,940円、最高 1,252,000円でした。最高落札された品物は、あの青汁王子が使っていたMac Pro2020です。YouTube配信活動に特化したまさにハイスペックなものです。

まとめ

自分は2020年頃に、工場直送モデルのノートパソコンを使っています。SSDはいまだへたらず、元気にブログ編集作業や、ヤフオクeBayの出荷作業に活躍しています。当社でも、パソコン1台から出張買取受付します。きちんと初期化を済ませるので、安心です。また、古いHDDなどの廃棄も可能です。こちらも利用してください。とにかくパソコンも、どんどんリサイクルします。