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先日土砂降りの雨の中手に入れた、ニューファミコン。先輩のファミコンとは、かなり見た目はかなり違います。今回は、このファミコンとニューファミコンの比較と相場についてまとめてみました。
ニューファミコンとは
ニューファミコンとは、元々1983年に作られた、ファミリーコンピューターの後継機となります。正式名称は、”AV仕様ファミリーコンピューター”といいます。
最大の特徴は、出力端子をスーパーファミコンのようにAV化も対応しています。
なので、よりクリアな映像を楽しむことが出来ます。
また、見た目もスリムになり、またコントローラーも着脱可能となっています。
もちろんディスクシステムなど周辺機器や、ACアダプターも従来のファミコンのものを、そのまま使えます。
余談ですが、海外版のファミコンNESとちょっと似ています。
ファミコンとニューファミコンの性能比較
従来のファミコンとの比較も調べてみました。最大の特徴は、やはりAV化対応です。これで、アンテナ線を介さずに、ゲームを楽しめるのは嬉しいです。それ以外性能面は、ほとんど同じなのでファミコンのカセットやディスクシステムで遊ぶことが出来ます。
特徴 | ファミコン (Family Computer) | ニューファミコン (New Famicom) |
発売日 | 1983年7月15日 | 1993年12月1日 |
デザイン | 赤と白 | グレー系 |
CPU | 8ビット (MOS 6502カスタム版) | 8ビット (MOS 6502カスタム版) |
RAM | 2KB | 2KB |
映像出力 | RF出力のみ | RF出力、AV出力 |
音声出力 | モノラル | モノラル |
コントローラー | 本体に直結(2コンマイク付き) | 着脱可能(マイク無し) |
拡張ポート | なし | あり |
カートリッジ | ファミコン専用 | ファミコン専用 |
電源 | ACアダプター | ACアダプター |
その他の特徴 | ディスクシステム対応 (別売り) | ディスクシステム対応 (別売り) |
ニューファミコンが出来た経緯
当時は、スーパーファミコンは出ていて、メガドライブやPCエンジンといった、8bit、16bitの高性能な第四世代と呼ばれるゲーム機がしのぎを削っていました。
しかし、その影ではいまだにファミコンは着実に売れ続けていました。そうした中、もっとファミコンを安く遊びやすくしてほしいという要望もありました。
そこで、出力周りや、内部のパーツなどを見直して、定価も7000円(先輩は定価14,800円)とかなりお安くなりました。
しかし、ファミコンとしてもほとんどソフトが出ることは少なくなり、売れ行きはいまいちでした。
そのため、今では日本国内はもちろん海外でもニューファミコンのほうが高額で取引されています。
ファミコンとニューファミコンの中古相場について
いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。
まずは”ファミコン 本体”で検索しました。取引数は10,694件、平均 7,729円、最高 391,000円でした。最高落札された品物は、ファミコンステーションです。こちらは、旅館などでファミコンを楽しめるように、作られた業務用ファミコンです。かなりレアな一品なので、実家が宿泊施設をしていたら、探すのもありです。
つづいて”ニューファミコン 本体”で検索しました。取引数は779件、平均 11,054円、最高 176,000円でした。最高落札された品物は、ニューファミコンジャンク品48台です。ここまで集まると、壮観です。
まとめ
じつはニューファミコンは、仕事で始めて触りました。自分も、出た当時はすでにメガドライブに夢中で、雑誌で見ただけで特に興味もなく、触れずに終わりました。実機を触って、まずはその軽さとコンパクトさに驚きました。少しコントローラーが小さいので使いづらいのは玉に瑕ですが、スーパーファミコンのAVケーブルが使えるのは、いちいち配線をいじらなくてかなり便利です。
今後、ファミコン実機を遊ぶなら、ニューファミコンも視野にいれるのもありです。
当社では、ニューファミコンはこわれていても、出張買取します。ソフトとあわせての買取で、さらに買取金額アップを見込めます。