実は有能、佐川急便。配送サービス一覧とオトクな使い方。そして市場売などで多くの荷物を一度に運ぶオトクな方法も紹介

川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。田園都市線梶が谷駅から、鷺沼駅行バスで10分、東横線武蔵小杉駅から野川台公園行バスで20分上野川のバス停付近で、個人の古物商として活動しています。

自分が物販を始めて12年。最初に行ったのが、佐川急便との契約。頼れるパートナーとして、今でも利用しています。今回は、佐川急便のサービス紹介と、大量の荷物を運ぶ手段についてまとめました。

佐川急便の配送サービス一覧

佐川急便は、全国に427箇所の営業所が存在します。業者間(B to B)の配送が得意な会社です。基本的に、60サイズ以上の荷物を取り扱いします。なお、集荷については、電話やweb受付が可能です。しかし、事前に佐川急便と契約を結ばないと使えないサービスも多いです。もちろん、すべて追跡番号がつきますし、契約次第で荷物に保険も付けられます。主なサービスは以下となります。

サービス名サイズ制限発送方法
飛脚宅配便3辺合計160cm以内・重量30kg以内持ち込み、集荷
飛脚ラージサイズ宅配便3辺合計が160cm超~260cm以内・50kgまで持ち込み、集荷
飛脚航空便3辺合計160cm以内・重量30kg以内持ち込み、集荷
飛脚ラージサイズ航空便3辺合計160cm超~260cm以内・50kgまで持ち込み、集荷
飛脚特定信書便3辺合計73cm~160cm以内、重量が4kg超~30kg以内持ち込み、集荷
チャーター便*1)ラージサイズ便を超えるサイズの荷物集荷
*1)西濃運輸やパレットを使った配送が可能。詳細は、後述します。

佐川急便を使うメリット、デメリット

佐川急便を使うメリット、デメリットを物販を営む自分の視点から述べます。個人的には、祝日や年末年始の集荷予約忘れ頭を抱えるのが玉に瑕ですが、出荷すれば365日、翌日には届くので、頼りにしています。

メリット

1.全国ほぼ翌日には到着する。年末年始は多少送れますが、沖縄など島嶼部でも2日~3日で到着可。

2.集荷がスムーズ。営業所に電話をすれば集荷も可能。場合によって、ドライバーに直接電話集荷もできます。

3.追跡番号が必ずつく。普通の宅急便なので。

4.140サイズを超える荷物を送りやすい。140サイズを超えるとヤマト運輸や郵便局は受付不可な場合も

5.営業所止めなど、発送先への発送方法を柔軟に対応できる。時間指定も可能

6.契約後どこでも集荷電話できる。代表番号も、自動で担当営業所に転送されます。

デメリット

1.契約次第ですが、60サイズ以下の荷物を送る手段がない。

2.貴重品をおくる手段が意外と乏しい。小型の時計くらいしか送れません。

3.60サイズから100サイズまでの荷物が、ヤマト運輸や郵便局より少し割。

4.中継費に警戒。佐渡ヶ島など島嶼部でコストがかかります。

5.土曜日の集荷が、午前中と少し早め

6.祝日や年末年始で、事前web予約が必要な時期がある。

佐川急便のオトクな使い方

佐川急便をオトクに使うには、営業所との契約を結ぶのが一番です。小物で大量に出せる場合は交渉で、安くなる可能性もあります。また、契約すれば月払いとなるので、予算の都合がつきやすくなります。また、営業所に電話をかけるときは、代表番号に書けるのですが、契約後は自動で担当営業所につながるので、出先でも集荷予約可能です。

[契約を結ぶには]

最寄りの営業所に電話をかけて、契約したいという旨を伝えると後日営業が来るので、契約書を書いて提出します。遅くとも3日後にはIDが作られると思います。

[契約後に使えるサービス]

また、スマートクラブによる集荷予約や、e秘伝3で伝票を発行することも可能です。出荷数が多い場合は、本当に役に立ちます。

また、個人事業主でも法人サービスである信書便など企業間でしか使えない配送方法も利用可能となりますので、多くの書類をやり取りする個人の配送業の方や、工務店の方々が使う個々とも出来ます。また、普通の佐川急便の集荷とは別となるので、壊れやすいサンプル品などを送ることも可能です。

限界を超えた荷物を、市場に運ぶ時の裏技

もし、ラージサイズ便以上の大量の荷物を、古物市場に急に運ぶことなったり、何十冊ものの百科事典や歴史書、大量のタイヤ、一升瓶などを運ぶことになり頭を抱えることないでしょうか?

そうした場合の強い味方が先述した、”チャーター便”です。こちらは、西濃運輸やパレットを利用した超大型大量の荷物を一度に運ぶサービスです。便利ですが、注意点もあります。

– 飛脚カンガルー便

西濃運輸を利用したサービスで、荷受けは佐川急便が行いますが間に西濃運輸が入ります。

– 飛脚パレット便

3辺合計幅1.1m×奥行1.1m×高さ1.2m、重さ300kgまでの1パレットに載るお荷物をお運びします。

– 飛脚小口チャーター便

車のバンバー、マフラー、大型家電など3辺合計260~500サイズ、50kgまでのお荷物を宅配便と同じリードタイムで輸送します。積み合わせでお得に配送も可能。

– 利点

遺品整理で、何十箱も急に骨董品が手に入って、古物市場で売りたいときに使えます。

もちろん、個人のお宅や事務所なぢに送るときも使えます。

– 注意点

このサービスたちは、一回の配送ごとに配送料が発生します。なので、再配達ごとに同じ金額がかかります。なので、事前に送り先に連絡をしないと配送料がかさみます。また、大型すぎる場合は、人件費も別途請求される場合もあるので、要注意です。

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まとめ

やはりバッグなど意外と大きな物を配達する場合や、市場での売り買いがある場合は、佐川急便との契約は必須だと思います。また、ドライバーさんに年始の挨拶くらいはしておくと、多少の無茶な要求も聞いてくれる場合もありますし、裏技も教えてくれます。なにはともあれ、良い仕事は、良好な人間関係を築くことが重要だと思います。当社では、事故ゼロな委託販売を続けています。気軽に、だぶついた在庫があるなら、気軽にお申し付けください。