あの重い展開から、サンリオがまさかのCLAMPキャラとコラボ。そのコラボの歴史とCLAMPの魅力についてまとめてみた

川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。田園都市線梶が谷駅から、鷺沼駅行バスで10分、東横線武蔵小杉駅から野川台公園行バスで20分上野川のバス停付近で、個人の古物商として活動しています。

先日卑怯なテロ予告犯の手で休園したサンリオピューロランドを抱える、サンリオ。しかし、あのCLAMPのカードキャプターさくらと元気にコラボしました。今回は、さくらとサンリオについて、いつものように色々と調べてみました。

サンリオとカードキャプターさくらのコラボについて

先程、バンダイから衝撃の発表がありました。あのカードキャプターさくらとサンリオのキャラをコラボした、ガチャガチャ”カードキャプターさくら×サンリオキャラクターズ スペシャルコラボマスコット~さくらコレクション~”を3月に発売すると公表しました。

かわいいサンリオキャラのコスプレした主人公”さくら”のぬいぐるみが、500円で手に入るので、どちらのファンもニッコリなコラボです。

カードキャプターさくらを軽く紹介

“カードキャプターさくら”は、講談社で連載されていた漫画です。本編では、1996年6月号 – 2000年8月号まで連載。その後も人気が続き、講談社の”なかよし”で続編、”カードキャプターさくら クリアカード編”が、2016年7月号 – 2024年1月号までも連載されました。

[カードキャプターさくらの簡単なストーリー紹介]

主人公の小学生、桜木さくらが偶然開いてしまった魔法の書『クロウカード』に導かれ、カードを解放してしまうことから始まります。このカードは街に災いをもたらすため、さくらはカードを集めるカードキャプターとして冒険を始めます。さくらを中心に、友達たちと協力してカードにまつわるトラブルを、魔法と友情の力で解決します。

CLAMPのかわいく魅力あるキャラに、当時の小学生を始めあらゆる世代を夢中にさせ、もちろんアニメ化。

[アニメ展開]

アニメ展開は、連載から少し遅れて展開されました。メインのストーリーは、”カードキャプターさくら クロウカード編”として、以下の期間で”NHK”で放映されました。ちなみに、クロウカード編が放映された日は、相撲中継が延長されたため、録画している場合は肝心なラスト数分が放映されず、ファンの間では、”スモウカード編”や”武蔵丸の悲劇”として語られている総です。😅

評判としては、双方多少のアレンジはありながらも、忠実に再現されていてファンとしては好評で、クロウカード編は、映画化もされました。

作品名上映期間
漫画:カードキャプターさくら クロウカード編第1期:1998年4月7日 – 12月29日
第2期:1999年4月6日 – 6月22日
カードキャプターさくら さくらカード編1999年9月7日 – 2000年3月21日
劇場版カードキャプターさくら1999年8月21日
劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード2000年7月15日
漫画:カードキャプターさくら クリアカード編2016年7月号 – 2024年1月号
アニメカードキャプターさくら クリアカード編2018年1月7日 – 6月10日

原作者CLAMPとは

この漫画を書いた作家は、”CLAMP”。実はこの作家はチーム名のようなものです。メンバーは、”いがらし寒月”、”大川七瀬”、”猫井”そして”もこな”先生と、4人の女性漫画家のによって書かれています。

89年に新書館『聖伝-RG VEDA-』で、商業誌デビューしました。多彩な題材を書けるのが最大の特徴で、先述したさくらや”魔法剣士レイアース”などファンタジーものから、xxxHOLiCのような少し怖いお話までかけます。個人的には、当時読んでいたヤングマガジンで、ちょびっツを書き始めたのに、思わず吹き出しました。少女漫画はもちろん、少年誌、青年誌と連載媒体を変えながら、いまだ同じメンバーかつ現役で活動しています。

絵やストーリーに関しても、昔からいい意味で変わらず、世代を問わず人気があります。ちなみに、この漫画のキャラクターは一度死ぬと、ほぼ復活しないのは意外でした。

サンリオとコラボしたキャラクターたち

今回、コラボしたのはサンリオのキャラですが、サンリオとコラボしたキャラクターたちは、いっぱいいます。

“toggeter”で調べたところ、137もの作品とコラボしていました。

個人的には、2011年にコラボしたストリートファイターとのコラボは思わず吹き出しました。しかし、よく見ると、原作のキャラクターを大切にしつつ、きちんとサンリオしている姿を見て、愛を感じました。

240302132451340

カードキャプターさくらとサンリオコラボのお宝

いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。

まずは、”サンリオ コラボ”で調べてみました。

取引数は3,108件、平均 3,877円、最高 336,476円でした。最高落札された品物は、以前の記事でも紹介したご当地キティちゃんセットです。ここは王道ですね。

つづいて”カードキャプターさくら”でも。

取引数は、9,518件、平均 4,640円、最高 400,000円でした。最高落札された品物は、原画38枚セットでした。やはり原画もアニメ化された漫画では王道なお宝です。

コラボ商品でお宝になる条件

今回の記事を調べて感じたことは、しっかり原作の良さを取り入れた品物の価値は、そう簡単に下がらないのかなと思います。また、作者の愛がきちんと注入されている品物で、適度な人気とレアリティが組み合わさると、お宝が生まれると思います。また、特定の有名人が愛してやまないものも、お宝になるケースも稀に出現します。例えば、陶器の古伊万里は、かつて市場でもまとめて1000円の時代が長かったようです。しかし、なんでも鑑定団の中島先生が惚れ抜いた結果、価値が爆発しました。

しかし、これは例外中の例外のため、予想は困難なのです。だからお宝だと思います。コラボでお宝はかなり偶発的だと思います。なので、狙って買うより買ってしっかり愛して大切にすることが一番かなと思います。

まとめ

自分も大学創業くらいまで、少年誌や青年誌を毎週買って、大切に読んでいました。そんな男の子の世界に、この異質な絵が度々登場するのはちょっと驚きました。しかし、媒体をかえても、その魅力が変わらないのは本当に凄いです。4人でずっと仲良しで書けること自体が、すごいことだと思います。

コラボ作品については、思い出も、出張買取に加味できるかもしれません。気軽お申し付けください。