川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。田園都市線梶が谷駅から、鷺沼駅行バスで10分、東横線武蔵小杉駅から野川台公園行バスで20分上野川のバス停付近で、個人の古物商として活動しています。
本日は、仲間の古物市場運営者の方のお手伝いをしていました。今回は、普通に生活している場合は、まず関わりが薄い古物市場についてまとめてみました。
まずは古物市場の概要を再度復習
古物市場は、プロの売り主と買い主が、品物を持ち寄りせりを行う場です。売り主のメリットは、余剰在庫を処分することができます。買い手としては、お得に品物を手に入れるだけではなく、一度古物市場のプロの目線で、真贋鑑定もできている安心安全も一緒に買えます。(100%安全とは言えないものもあるので、気をつけて買いましょう)。来る人々は、街のリサイクルショップ(個人、大手も含む)や、片付け屋はもちろん、個人の海外のバイヤーまでやってきます。また、市場の中でお互い情報交換することも可能なので、常に市場に行くだけで最新の相場などの貴重な情報が得られます。
古物市場の種類
古物市場でのせり方法は、おもに3つあります。
1.手競り
平場と呼ばれるスタイルの市場で見られる方法で、バイヤーの目の前に、商品を流して競り人のところにつくと、競りが始まります。一つ一つ丁寧に競るので初心者は、ここで市場の基本を学ぶことができます。また、大手のリサイクルショップの人達はあまり来ないこともあるので、個人事業主も買いやすいです。かっとなって、競りすぎないように気をつけましょう。
2.入札型
こちらは、事前に品物を下見して当日までに入札を済ませるスタイルです。なんぼやの”スターバイヤーオークション”などの大手質店が開催している市場でよく見られるスタイルです。一回のオークションで何万点も扱うので、一度に大量の品物を買うことが見られます。欠点とするなら、一度入札すると変更することが難しいこともあります。また、大手のリサイクルショップのバイヤーはもちろん海外のバイヤーが一同に介する、まさに合戦場なので全体的に相場が高いです。それ以上に、本物のブランド品を買うことも可能なので、腕に覚えがあるなら参加する勝ちはあると思います。
3.オンライン型
最近登場しているスタイルで、下見から競りまですべてオンライン上で行うスタイルの市場です。自分も最近”大吉オークション”という市場を利用することはあります。利点は、すべてオンラインで完結することも可能です。特に下見については、自宅はもちろん外出先でも、下見はもちろん入札も制限時間内なら何度もできます。
また、商品の写真も沢山載せてくれているのも、嬉しいです。販売のプロが撮影しているので、痒いところに手が届くような感じで、安心して下見ができます。また、入札も、ヤフオクみたいに気軽にできます。まさに、手競りと、入札型のハイブリッドのような市場です。欠点は、ムキになって競りすぎて大損する可能性もあるので冷静に入札しましょう。
今回お世話になっている古物市場を軽く紹介
今日運営側として参加した市場は、三鷹の”セカンドオークション”と言います。通称”セカオク”と呼ばれています。手競りを行う平場の市場です。去年の12月から開催され1周年を迎えたばかりです。主な取り扱う商材は、ブランドバッグ、小物、アパレルや香水化粧品など幅広く取り扱っています。特に、市場主が元々香水や化粧品などに精通するバイヤーであるので、必ず香水や化粧品の箱ゼリが行われます。本日も、かなり高額ですがお得に仕入れることができているようです。Tiffanyの香水など、かなり珍しい物もたくさん集まりますので、香水などが好きならきっと気に入ると思います。
また、アパレルに強いバイヤーが多く集うので、毛皮やハイブランドの珍しいアパレルを見たり買ったりすることができます。
場所は、三鷹で、第一月曜日に開催されています。随時会員募集中なので、以下リンクから入会してください。
https://www.big-advance.site/c/142/1274/works/detail/1
古物市場って怖いところなの?そうじゃないの?
全く知らない人から見ると、古物市場って閉鎖的で一見さんお断りかなと思ったと思います。しかし、この”セカンドオークション”は競り人さんが、初心者の方にも買わせるようにコントロールしています。また、箱ゼリや手ゼリのバランスもよく、大手のリサイクルショップの品物も扱っています。
こういう市場は、色々なところにあります。少なくとも、最低限運営者の方に朝の挨拶ができるだけで、みんな優しく教えてくれます。
有効な使い方を紹介
基本的に、ここに集まるものは関東一円の買取店が頑張って買取したものばかりです。なので、ヤフオクや店舗せどりよりお得に品物を買うことができます。また、一つでは買っても利益が出ない品物についても、まとめて購入することもできるので一つ一つの仕入れ値を抑えることもできます。これは、箱競りならもっとお得に買えます。
売り手としても、自分が得意でない品物を市場で売るときに、得意な人が思わぬ高額で買われることが多々あります。
入るには古物許可証が必須ですが、1万9千円で手に入るので意外と役立つ資格です。機会がありましたら、古物商の取り方についてもまとめます。
まとめ
今日も寒い中、熱い競りが繰り広げられました。アパレルやダウンはもちろん市場自慢の香水は、門外漢の自分でも唸る品揃え。もし、知り合いにこの市場で買っている人がいたらお願いすれば、かなり珍しい香水や化粧品をお得に手に入るかもです。もし気になりましたら、DMください。古物商を取ったら、最初に登録したい市場だと思います。
当社でも、古物市場を利用した安心安全な品物を販売しています。気軽に、お問い合わせください。