不法投棄をした人の末路と、川崎市での粗大ごみルール

川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。田園都市線梶が谷駅から、鷺沼駅行バスで10分、東横線武蔵小杉駅から野川台公園行バスで20分上野川のバス停付近で、個人の古物商として活動しています。

最近道端やゴミ収集場に、明らかに大きすぎてゴミが雨に打たれている所をよく見かけます。リサイクルを生業としているものとして、この現実は本当に悲しいです。今回は、もし不法投棄した人はどうなるか?川崎市の粗大ごみを出すルールをまとめました。

不法投棄をした人の末路

急な引っ越しする、もしくはたちの悪い片付け業者の社員。どちらも、手持ちの大きな家具や木片など明らかに普通ゴミでは捨てられない物の処理に困っていました。本来なら、粗大ごみや産業廃棄処理場に持ち込むはずなのに、あなたはめんどくさくなっていました。

そこで、近くのゴミ捨て場にそのまま置いておこうと思いました。一回は、うまくいきました。それに味をしめどんどん、不法投棄を繰り返しました。

しかし、ある日あなたの家に、警察官が現れました。実はゴミ捨て葉の近くには、監視カメラがあり、あなたの犯罪がバッチリ記録されていました。周囲の人達も注目していて、ついにあなたの犯罪の証拠が見つかり御用となりました。

不法投棄したときの罪

じつは、不法投棄は重罪です。以下の法律で罰せられます。

廃棄物処理法第25条及び第32条

個人の場合は5年以下の懲役、もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方。
法人の場合は3億円以下の罰金。

個人法人でも、人生が大きく歪む結果となります。大変ですが、一般の方は粗大ごみとして、法人の方は一般産業廃棄物などの許可を持つ会社と組んで、法律に則った処理をすることを強く勧めます。

川崎市の粗大ごみ

ちなみに、川崎市での普通ゴミの基準は、金属を含まないプラスチック製、木製などのものは最長辺が50cm未満は普通ごみとなります。 金属を含む製品(電化製品など)は最長辺が30cm未満は小物金属となります。

逆に、上記以上のサイズのゴミは粗大ごみになる可能性があります。しかし、木製の家具など上記の条件以下に壊してゴミ袋に入れば、普通ゴミとして捨てることも可能です。

粗大ごみの処理費用は、以下のとおりとなります。

最長辺が30cm以上50cm未満で全部または一部が金属のもの300円ビデオデッキなど小型家電
最長辺が50cm以上180cm未満のもの600円衣装箱自転車学習机など
最長辺が180cm以上で幅が10cm未満のもの600円カーテンレール、物干し竿等
最長辺が180cm以上のもの(上記3に規定するものを除く)1200円障子、マットレス、棚等

以下川崎市の粗大ごみの料金一覧となります。捨てる前に一度目を通すことをおすすめします。

https://www.city.kawasaki.jp/300/page/0000005445.html

まとめ

今回なぜこの話を取り上げたかと言うと、色々な場所で明らかに不法投棄された木のボードや家電などが打ち捨てられているのをみて、悲しくなりました。同時に色々な方からお仕事頂いています。捨てる前に、ダメ元で私に見せてください。あなたが犯罪者になる前に、ひょっとしたらお金になるかもです。なにか困ったら、いちど相談してください。ZOOMなどオンラインでも相談可能です。