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昨日19:00過ぎ、世界が揺れました。あの井上尚弥が無敗を誇るフルトンを、一瞬のスキを見逃さずTKOで仕留めました。今回は、ボクシングについて歴史と、魅力そしてそれにまつわるお宝についてまとめてみました。
快勝!井上尚弥
この試合は、WBC、WBO世界スーパーバンタム級タイトル戦で、王者スティーブン・フルトン(アメリカ)と階級を上げた井上尚弥が挑みました。お互い無敗でここまでたどり着いているので、一瞬でも気を許せない展開に、画面に釘付けとなっていました。序盤からヒリヒリする緊張感が続き、5ラウンド付近でフルトンの固いガードをこじ開けようとすると、フルトンに強打を入れられるなど緊迫した展開に。しかし、8ラウンドで一瞬のスキを見逃さず井上尚弥のジャブ→左フックが炸裂しあっさりダウン。試合が終わるかと思われましたが、試合を続けようと立ち上がるチャンピオン。しかしそのまま、井上がチャンピオンをコーナーに追い詰め猛然とラッシュを叩き込みそのままレフリーが試合をストップ。TKOで、井上尚弥選手が勝利を収めました。
どこかの雑誌の取材で、井上尚弥の最大の強みはディフェンス能力だと言う記事を見ました。最初はどんなものななと思って、見てましたが相手のいいパンチを貰っていても、ダメージを瞬時に逃がすなど未来が見えてるのでは?と思える位な紙一重のディフェンス。
まさに、現代のパウンドーパウンド(階級の垣根を超えて一番強い選手)と言われる所以だなと、思いました。
ボクシングの歴史と魅力
– ボクシングの歴史
ボクシングの歴史は古代ローマの剣闘奴隷の試合まで遡ります。当時はお互い羊の皮のコテを付けて、時間無制限で、ステップ無しで単純に殴り合い、力尽きたほうが負けという過酷なルールでした。その後ローマで人気が無くなると衰退しました。その後、19世紀のイギリスで街頭下で手に布を巻いて戦うスタイルが、近代ボクシングの幕開けとなりました。近代ボクシングはやがてアメリカにわたり、大ブームとなりました。これが現代のボクシング興行に繋がります。日本でも、戦後本格的にボクシングが広まり60年代からブームが始まりやがて数多くの世界チャンピオンを排出する、ボクシングが熱い国となっています。
– ボクシングの魅力
ボクシングの魅力は、お互いプライドを掛けた一騎打ちであり、限界を超えた戦いが魅力です。そこには、卓越したディフェンス能力やパンチ力、カウンターなど得意分野に引き込む戦術性。それ以上に、モハメド・アリのキンシャサの奇跡や、今回の井上尚弥選手の激勝など天才が見せる、本物の逆転劇なども楽しめます。もちろん、リングに上がる選手たちはみんな、負けることなんて考えずリングに上がる直前まで、それまで血の一滴まで絞り出すような研鑽の日々を重ねています。この様子を、人の一生に重ね合わせて見れるのも、楽しみ方の一つです。もちろん、爽快かつ豪快なKO劇のみを楽しみにするのありです。初心者の方は、理屈抜きで二人の超人の戦いを楽しんでほしいです。
ボクシングにまつわるお宝について
いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。
今回は、”ボクシング”と”井上尚弥”で検索してみました。
まずは、ボクシングで。取引数は6,561件、平均 4,022円、最高 700,000円でした。最高落札された品物は、那須川天心ボクシング初勝利記念特別価格で販売していたホンダのバイクなどありましたが、世界のボクシング4団体(WBO、WBA、WBC、IBF)のチャンピオンベルトのレプリカが15万以上します。流石の金額といったところです。
続いて井上尚弥でも検索してみました。
取引数は370件、平均 7,076円、最高 159,800円でした。最高落札された品物は、先程書いたチャンピオンベルトレプリカですが、2番手にサイン入りのボクシングカードです。やはり、この手のトレーディングカードは古くから真のコレクターズアイテムです。
まとめ
今回は、静かな展開から目が覚めるような勝ち方が出来るなんて、やっぱり一流は違うなと思いました。今後も彼の活躍から目が話せないと思います。
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