左官で使う意外なものが売れました。

川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援するアニー堂です。田園都市線梶が谷駅から、鷺沼駅行バスで10分、東横線武蔵小杉駅から野川台公園行バスで20分上野川のバス停付近で、個人の古物商として活動していどういます。

昨日ついに山が動きました。今回は、あの仕事が前進しましたので、報告したいと思います。

山がついに動きました。

今回販売できたのは、以前2/19に頼まれたペンキ缶多数です。

その数約40缶以上。最初は、すぐに買い手がつくと思いました。一缶数万円するものもあるからです。

しかし、現実は厳しく、品質の保証ができないため苦戦しました。屋根の下で管理しているものもありますが、一度開封されると、塗料は劣化が始まります。当然水が入ると、使えなくなることもあります。さらに、以前は使われていたけど、今は良いものがあり手間が増えるということで、今は使われていないものもあるようです。時代に合わないということです。

やはり、キチンと管理していても消耗品は消耗品。売れ残るのは当然でした。しかし、奇跡は起きました。落札者は、近所の働き者の塗装屋さん。購入理由は最近大きな現場で塗料が大量に使う必要があり、節約のために買ったようです。ちなみにアパートの外壁を塗るときに、一缶数万かかる塗料を、40缶以上必要な場合があります。しかも、雨が降ったら塗り直しとなるので、まさに賽の河原です。

ペンキの処分について

ちなみに、ペンキは水性と油性があります。家庭で使うくらいの量なら、自宅で処分できます。

たくさんの新聞紙に塗りまくって、乾かして普通ゴミとして出せます。

しかし、密閉空間で作業すると、中毒になる可能性があります。なので、水性と一緒に屋外で処理する必要があります。

また、ペンキの缶については缶切りで切って潰しましょう。四角い場合は、底を斜めに切込みを入れて軽く潰してから、潰します。

円柱型の場合は、底に円状に切込みを入れて潰します。ちなみにこれでも、お金に変えられるらしいので、鉄として捨てましょう。

片付けを進めないと大変なことに

今回は、運良く使い継ぐ人が現れました。しかし、大量に積まれたゴミを一括で片付け屋に頼むと、トラック一台で、約20万近くかかることもザラです。なぜお金がかかるのかというと、処分場での処理費がかかるためです。近くの光州産業で、木1平方メートルあたり1万円以上かかります。普段なぜ粗大ごみが1000円で捨てられるのかというと、ほとんどの金額を行政が肩代わりしているだけです。

以下、光州産業のリンクを張ります。普段我々の苦労を考えてくれると、嬉しいです。

https://koushuu-sangyou.com/

意外と売れる左官道具の相場

ちなみに、左官道具は数万で売られている高いものがあります。

ヤフオクの相場を調べてみました。

いつものように、ヤフオク直近180日の落札相場を調べてみました。

取引数は、1,058件、平均 7,720円、最高 200,000円です。最高落札された品物は、大量にある左官用のコテです。多くに銘が入っている、まさに漢のためのアイテムです。

まとめ

今回は、本当に落札者に助けられています。やはり素直に人を頼ることは、悪くないと思います。当社では、引退した職人さんや廃業した工場などの片付けも引き受けます。ゴミを少なく、一つでも多く次の人に使い継ぐお手伝いをします。