川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援する”ものと人生の水先案内人アニー堂”です。田園都市線梶が谷駅から、鷺沼駅行バスで10分、東横線武蔵小杉駅から野川台公園行バスで20分上野川のバス停付近で、個人の古物商として活動しています。
本日知り合いの鉄道模型収集家の方の家の片付けで、大型ベッドを販売していましたが買い手がついたので、本日引き渡しに立ち会いました。今日は、ベッドの解体手順と、わたくしの片付けに関する考えについてまとめてました。
パラマウントベッドKQ602とは
正式名称”キューマアウラベッド”という名前で製造された、介護用ベッドです。すでに製造が終了している、貴重な品物です。特徴は、伸びながら曲がるキューマラインボトムを採用していて、寝ながら背もたれを起こしても適度なストレッチで体を守ります。手元のスイッチで、背もたれを起こすのはもちろん、ベッドの高さも調整可能です、なので、介護する側される側、どちらの体にも優しいベッドです。しかも、解体や組み立てする場合は付属の六角レンチ一本で、出来る手軽さもいい感じです。
今日は、最終的に長辺2mのベットが半分になりました。お客様は、日産セレナでお越しになりましたが、後ろ一列を倒すだけで、ほぼすべてのパーツが収まりました。マットレスがなければ、完全に収まると思います。
パラマウントベッドKQ602解体手順
簡単な手順を備忘録として残します。背もたれを外す時にリモコン使うので、コンセントは音にしておくことをお勧めします。
1.マットを外に出し左右の柵を外します。真上に引くだけで、簡単に外れます。
2.足元と頭のボードを外します。マットレス側にある小さい金具を押し込こむように回すと、簡単に外れます。
3.背中のすのこをはずすため、リモコンで頭側を45度位まで傾けます。
4.足元からすのこを外します。ベッドのサイドを下から覗き込むと金具が見えるので、手前に引きながらすのこを持ち上げると簡単に外れます。これは腰のすのこまで取り外しましょう。
5.背もたれの部分は、横にあるネジを六角レンチでネジを外して、頭側に向かって引き抜きます。
6.すのこを外し終えたら、あげていた背もたれをリモコンでもとに戻します。この後電気は使わないので、コードを抜いておきましょう。
7.背もたれを動かす、フレームを外します。フレーム中央付近にある左右にあるネジ2本を、六角レンチで外しフレームを引き抜きます。
8.最後はメインのフレームを2分割します。足元中央裏側にあるストッパーの金具を引き抜き、六角レンチで足元のネジをはずすと、ベッドが真っ二つに分解できます。
なお、今回お世話になったオカセイ株式会社の動画と、会社の概要リンクを記載します。
片付けの重要性と当社の片付けについての考え
今回は、出品から1週間ほどで、落札されました。その事前準備に1日、そして当日のベッドの解体と運び出しまで約1時間かかりました。今回は、2階にベッドがありましたが、お客様にも協力もあって、スムーズに片付けができました。理由は、部屋がきれいに整頓されていたからです。もし、床などにものが散乱していると、かりに一階であったとしても苦戦は免れません。
もし、家を整理する時に床を置かないだけでも、片付けはもちろん日常生活もストレスなく過ごせます。
当社としては、お客様が前向きに人生を歩めるよう、残された物とじっくり向き合った片付けを提案します。なので、あまり急がせることはしません。あとになって捨てなければよかったと思われるのは、お互い悲しいからです。仮にこれが遺品整理となる場合は、もっと慎重になってもいいかもしれません。
まとめ
当社では、遺品整理などはゆっくり行いますが、お急ぎの場合は一気に片付けることも可能です。そのさい事前見積もりなども行い、総額で見積もりを取らせていただきます。一見すると、高額に見えます。しかし、実際に頑丈な家具を一つ解体して捨てるにも、数時間かかってしまいます。その他家電の処理なども、いろいろな人が関わり、人件費など諸経費だけでも、1日百万近くになる場合もあります。そんな大変なことを、すべて自分で捨てる手間や労力を考えるとぞっとしませんか?
お見積りはただなので、一度気になったら連絡ください。親身になって、あなたの人生が前向きになれるように、私も全力で対応します。