【大往生】元祖大女優奈良岡朋子旅立つ。その功績と今の価値(ヤフオク)

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先日、奈良岡朋子さんが亡くなりました。様々な映画やドラマ、舞台などマルチに活躍したまさに大女優。今回は、彼女の足跡とグッズの価値を調べてみました。

奈良岡朋子の足跡

奈良岡朋子さんは、1929年12月1日に東京都で生まれました。女子美術大学洋画科在学中に、民衆芸術劇場に1948年に入団と同時に、女優業を開始しました。1949年に痴人の愛で銀幕デビューした傍ら民衆芸術劇場を中心に舞台も精力的にこなしました。映画では、シリアスな作品から、釣りバカ日誌などコミカルな映画まで幅広くこなしています。

地上波では、かつて大人気だった東芝日曜劇場や、NHK大河ドラマ春日の局や朝ドラのおしんのナレーターなど数々の作品に、その美貌と美声で関わりました。

その活動が認められ、92年に紫綬褒章、2000年には勲四等旭日小綬章なども受賞しています。晩年は、原爆の悲劇を描いた小説黒い雨の朗読劇を、ずっと上映していました。

日本の映像作品を語る上で、外せない控えめに言って、元祖大女優です。

ヤフオクでの価値

いつものように、奈良岡朋子の名前でヤフオクの取引相場を調べてみました。

取引数は、92件、平均 2,675円、最高 94,000円でした。最高落札された品物は、ステレオドラマ 愛と修羅 ~源氏物語のレコードです。こちらは、1967年にNHKラジオにて放送された作品をレコード化した貴重なものです。こういった文化財レベルの作品は、いつまでも価値が落ちません。

まとめ

最初は奈良岡朋子さんは知りませんでしたが、日本の演劇界に確かな足跡を残した本物の女優だなと思いました。こういったかたの残した品物は、いつまでも価値が下がりません。今度のお休みに、実家でお宝探ししてみませんか?