川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援するものと人生の水先案内人アニー堂です。田園都市線梶が谷駅から、鷺沼駅行バスで10分、東横線武蔵小杉駅から野川台公園行バスで20分上野川のバス停付近で、個人の古物商として活動しています。
先日、奈良岡朋子さんが亡くなりました。様々な映画やドラマ、舞台などマルチに活躍したまさに大女優。今回は、彼女の足跡とグッズの価値を調べてみました。
奈良岡朋子の足跡
奈良岡朋子さんは、1929年12月1日に東京都で生まれました。女子美術大学洋画科在学中に、民衆芸術劇場に1948年に入団と同時に、女優業を開始しました。1949年に痴人の愛で銀幕デビューした傍ら民衆芸術劇場を中心に舞台も精力的にこなしました。映画では、シリアスな作品から、釣りバカ日誌などコミカルな映画まで幅広くこなしています。
地上波では、かつて大人気だった東芝日曜劇場や、NHK大河ドラマ春日の局や朝ドラのおしんのナレーターなど数々の作品に、その美貌と美声で関わりました。
その活動が認められ、92年に紫綬褒章、2000年には勲四等旭日小綬章なども受賞しています。晩年は、原爆の悲劇を描いた小説黒い雨の朗読劇を、ずっと上映していました。
日本の映像作品を語る上で、外せない控えめに言って、元祖大女優です。
ヤフオクでの価値
いつものように、奈良岡朋子の名前でヤフオクの取引相場を調べてみました。
取引数は、92件、平均 2,675円、最高 94,000円でした。最高落札された品物は、ステレオドラマ 愛と修羅 ~源氏物語のレコードです。こちらは、1967年にNHKラジオにて放送された作品をレコード化した貴重なものです。こういった文化財レベルの作品は、いつまでも価値が落ちません。
まとめ
最初は奈良岡朋子さんは知りませんでしたが、日本の演劇界に確かな足跡を残した本物の女優だなと思いました。こういったかたの残した品物は、いつまでも価値が下がりません。今度のお休みに、実家でお宝探ししてみませんか?