はだしのゲン平和図書から削除に、ネット民から怒りの声。今の価値について(ヤフオク)

川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援する”ものと人生の水先案内人アニー堂”です。田園都市線梶が谷駅から、鷺沼駅行バスで10分、東横線武蔵小杉駅から野川台公園行バスで20分上野川のバス停付近で、個人の古物商として活動しています。

広島県の市内の小中学校にて、平和図書として不動の地位を築いていた”はだしのゲン”。これが、今年から、時代にそぐわないという謎の理由で削除されるという訃報が入りました。今回は、はだしのゲンについてまとめ、価値について調べてみました。

はだしのゲンといえば

はだしのゲンは、中沢啓治先生が1973-1982年まで、週刊少年ジャンプに連載された作品です。1945年の原爆投下直後の広島から始まり、家族を失った少年ゲンを中心に、原爆孤児仲間と助け合い、極度の飢えや戦後のドサクサを逞しく生きる姿や、当時の混乱を鬼気迫る迫力で描いています。

特に序盤3巻は、筆写が体験をもとにしているので凄惨かつリアルな描写が見事の一言です。私も、学校に漫画がある!って思わず飛びついて、若干のトラウマになりました。

はだしのゲンの価値

いつものように、ヤフオクで”はだしのゲン”と入力して検索してみました。

取引数は228件で、平均 3,509円、最高 32,700円でした。最高落札されたお品物は、週刊少年ジャンプの昭和48年24,25,28,29,31,32号のまとめ売りです。やはり隠れた名作の連載初回時の雑誌は、一冊でも高額になります。もし実家を片付けるときに出てきたら、相場を調べてみるのもありです。

まとめ

しかし、この作品は今でも筆者が傾倒した思想が色濃く描写される後半について、賛否が分かれる作品となっています。なので、正直人を選ぶ作品と思います。

それでも、戦争を語る貴重な資料として、今後も残してほしいと思います。過去に大阪の図書館でも、同書をめぐり排斥運動がありました。しかし、いろいろな人の働きかけのお陰で、無事図書館に戻ることができた事例もあります。

広島の教育委員会には、時代や一部の声に迎合せず、今一度再考してほしいものです。

当社では、はだしのゲン全巻セットや戦争にまつわる資料も、買取可能です。出張費無料で買い取りしますし、持ち込みも大歓迎です。車をただで止められるのでおすすめです。