川崎市宮前区で、不用品買取や大人の断捨離を支援する物と”人生の水先案内人アニー堂”です。田園都市線梶が谷駅から、鷺沼駅行バスで10分、東横線武蔵小杉駅から野川台公園行バスで20分上野川のバス停付近で、個人の古物商として活動しています。
先日になりますが、毎年初詣は浅草寺と決めています。今回は、私の初詣で20年以上通い続けている浅草寺と、7年くらい前に知った、商売の神様”鎮護堂”についてまとめてみました。
なぜ浅草寺?
世界的にも有名な浅草寺になぜ行くのか?めちゃくちゃ混まない?なんて思う方多いと思います。ゆく理由は、有名な仏閣にも関わらず、1/1午前中なら約1時間以内(2023/1/1)にお参り終わらせることが出来るからです。
その理由は、12/31で飲んだくれて午前中は皆寝ていて、スタートダッシュが遅れるからだとおもいます。また、管轄する”浅草警察”や周辺の商店の人々、そして”警備員”との連携が良くて、雑踏整理の技術が高くて参拝道でのトラブルも少ない気がします。
また浅草寺の境内に沿うように並んでいる、“浅草仲見世商店街”で、揚げ饅頭や人形焼などを補給しながら歩けるので、楽しく待つこともできます。
商売の神様鎮護堂
今回の本題、浅草寺より個人的には重要な場所があります。
それは、伝法院通り沿いにひっそり佇む、”鎮護堂”というお堂です。
ここの本尊は”おたぬき様”という、少し珍しいお堂です。
ご利益は、火防、盗難は勿論、”たをぬく”というごろあわせと、芸事や商売繁盛もあり、歌舞伎役者や芸人も足繁く通っているようです。
近くには、浅草公会堂など関東の芸事の中心地として機能しているエリアなので、ぴったりな言われただと思います。
あと、個人的にはここの静寂が好きです。近くにホッピー通りなど、にぎやかなエリアのど真ん中にあるのにかかわらず、この静けさには何かを感じます。
初詣浅草寺や商店街でもみくちゃにされて、疲れた精神をリフレッシュするために線香200円でお参りしましょう。
https://goo.gl/maps/4ZqFbfZYvXPf4M6G8
鎮護堂の歴史
軽くその歴史も語りましょう。
始まりは、明治維新。この近くの上野の山では、当時”彰義隊”と”官軍”が激戦を繰り広げ、その戦火から逃げ出した狸が、浅草の山に逃げ込みました。その後、作物を盗みなどテンプレ通りのいたずらが始まり、住民の間で駆除を含めての話し合いが、始まりそうになっていました。
しかしある晩、伝法院の住職”唯我韶舜僧正”の夢に、たぬきが出てきてこうお願いしました。
「もしあなたが私を保護してくれたら、伝法院を火災などから守りましょう」と。
その夢のお陰で、この明治維新後明治18年に建立されました。現在のお堂は、大正2年に建て直されたものですが、”関東大震災”や”東京大空襲”を生き抜いたのはさすがお狸様です。
ちなみに、毎年3/17には鎮護大使者御祭礼が開かれているので、足を運べば良縁に恵まれるかもしれません。
まとめ
もう三賀日終わったからいっても意味がないと思うあなた。じつは、地域によりますがまだまだお正月は終わりません。関東など殆どのエリアでは、1/7まで新年のお参りが有効です。京都や滋賀などは旧正月1/15までと半月も楽しめます。これを機会に、いちどお正月旅行してみるのも一興です。
当社では、先日1/2から買取始めています。委託販売なども行います。出張費無料で対応しますし、持ち込み大歓迎です。